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教員名 : 松田 洋
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授業コード
210097
オムニバス
科目名
教育工学特論
科目名(英語)
Advanced Educational Technology
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
火曜2限
対象学科
博前_電子
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
選択科目
担当者
松田 洋
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
教育工学とはどんな学問なのか学び、その歴史や研究対象、さらにこれからの動向に関する知識を習得する。様々な文献や最新の国際会議の論文を通じて、コンピュータを使用した教育システムを開発およびそのシステムを評価できる能力を身につける。
達成目標1
教育工学の背景および特長について説明できる。【10%】
達成目標2
教育工学の対象と方法について説明できる。【20%】
達成目標3
教育工学を基盤としたコンピュータを用いた学習支援、教育支援を説明できる。【20%】
達成目標4
教育工学の視点で現代教育の課題を説明できる。【20%】
達成目標5
教育工学の視点で教育システムを評価することができる。【30%】
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
情報工学における「教育工学」の位置づけ
教育工学の必要性を理解する。
第2回
教育工学の背景
教育工学の成り立ちを調べる。
第3回
教育工学の特長
教育工学の特徴を理解する。
第4回
教育工学の対象と方法
教育工学の対象分野を調べ、アプローチの方法を理解する。
第5回
コンピュータによる学習支援
教育工学の視点でコンピュータによる学習支援の方法調べる。
第6回
コンピュータによる教育支援
教育工学の視点でコンピュータによる教育支援の方法を調べる。
第7回
情報教育の内容と方法
教育工学の視点で情報教育を理解する。
第8回
教育方法の改善
教育工学の視点で現在の教育方法の改善点を調べる。
第9回
教育システムのデザイン
教育工学の視点で教育システムを設計する。
第10回
現代教育の課題
教育工学の視点で現代教育の課題を調べる。
第11回
教育システム事例研究
教育工学の視点で教育システムの事例研究を調べる。
第12回
教育システム制作演習
教育工学の視点で設計した教育システムを机上で制作する。
第13回
教育システム評価
自分で教育システムを評価する。
第14回
討論会と講評
他の受講生の教育システムを評価し、オリジナルの教育システムを発表する準備をする。
課題等に対するフィードバック
学修内容を授業内でフィードバックする
評価方法と基準
課題レポート(70%)+授業中の課題への取組(30%)
課題レポートが一定水準を満たしていれば「C」とする. テキスト
テキストは指定しない。適宜資料を配布する。
参考図書
日本教育工学会監修『教育工学とはどんな学問か』ミネルヴァ書房【ISBN:9784623063611】
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
教育目標を効果的に達成するために、教育過程をシステムとして捉え、構成要素の最適な組み合わせを追求し、その効果と効率を上げるに役立つ技能、道具、仕組みを開発し、これらの技術を体系化することを学ぶことができる。
履修登録前の準備
前提となる知識は特に要求しない。ただし、講義中に紹介した内容については積極的に自分で調べたりすること。
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