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教員名 : 佐野 健一
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授業コード
210422
オムニバス
科目名
特別研究Ⅰ
科目名(英語)
Advanced StudyⅠ
配当学年
2年
単位数
4単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
博前_環境
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
必修科目
担当者
佐野 健一
教室
実務家教員担当授業
担当教員の佐野は、企業の研究所はじめ様々な研究機関におけるナノバイオ、化学に関する研究開発等の実務経験がある。その経験を活かし、特別研究での学びに関して実践的なテーマや実例を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
人間・社会系と地球環境系のより高い次元での融合を目指して、自然(地球系・環境系・生態系・生物)の仕組みに学ぶ「生物応用デザイン技術」に関連した学術研究を遂行し、研究を遂行するための、調査、目的設定、実験計画と実施、結果 の整理と考察などの能力を身につけ、さらに、得られた研究成果を学会発表や論文投稿することで、修士の学位取得に必要なレベルのプレゼンテーション能力を身につける。
達成目標1
研究背景の調査、課題の抽出、研究目的の設定、実験の遂行、結果の整理と考察など、修士論文を作成するために必要な能力を身につけることができる。(50%)
達成目標2
研究内容について、高いレベルの専門的なプレゼンテーションができる能力を身につけることができる。(25%)
達成目標3
組織の中にあって協調しながら研究活動ができる能力を養うことができる。 (25%)
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
○
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
学位授与プロセスの指導
生物学を基盤とする「自然科学」の研究を遂行し、修士論文としてまとめる意識をもつこと。(12時間)
第2回
研究テーマの設定
指導教員の指導のもと研究テーマを決定する。 (10時間)
第3回
研究室設備、安全教育講習
研究に使用する設備、特に共通利用施設などの講習、各種法令等で義務づけられている安全講習を受講する。(20時間)
第4回
研究の実施1(研究背景の調査)
研究テーマにおける学術的背景や技術的な動向などの
調査を行う。(20時間) 第5回
研究の実施2(研究背景の整理)
調査した結果を整理し、研究の背景をまとめる。 (20時間)
第6回
研究の実施3(研究目的の検討)
学術的背景や技術的な動向、所属する研究室の過去の研究などから、研究目的を明確にする。 (20時間)
第7回
研究の実施4(研究方法の検討)
目的を達成するためにはどのような方法で研究を実施
すべきか、指導教員の指導のもと検討する。(20時間) 第8回
研究の実施5(実験・調査など)
実験や調査などの研究活動を行う。 (20時間)
第9回
研究の実施6(評価・ヒアリングなど)
評価やヒアリングなどの研究活動を行う。 (20時間)
第10回
研究の実施7(研究結果の整理)
実験や調査、評価やヒアリングなどにて得られた結果
を整理する。 (20時間) 第11回
研究の実施8(研究結果の考察)
整理された結果について、先行研究や研究室内の未発表データなどと比較検討し、考察を加える。 (20時間)
第12回
研究の実施9(研究結果のまとめ)
研究の背景、目的、実施内容と結果、考察について、一連のストーリーとしてまとめる。(20時間)
第13回
中間報告会の準備
指導教員の指導のもと、中間報告会の準備(発表予稿やプレゼンテーション用スライドの作成)を行う。(20時間)
第14回
中間報告会
十分に発表練習をした上で中間報告会に臨むこと。発表後は、質疑応答でなされた議論を深く考察し、指導教員の指導の下、必要に応じて修正する。(20時間)
課題等に対するフィードバック
適宜個別に行う。
評価方法と基準
研究の進捗、中間発表会および学会発表の状況などを総合的に評価する。 科目合格には、学会発表できるだけの研究の進捗が認められることが必須である。
テキスト
専門書、研究論文他、必要に応じて適宜指示するが、自ら探すことが望ましい。
参考図書
専門書、研究論文他、必要に応じて適宜指示するが、自ら探すことが望ましい。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
環境共生システム学専攻において、修士論文をまとめるために必要な能力を身につけるための科目で ある。さらに、研究結果を学会で発表したり、学会誌に論文として投稿する研究者として求められる高度な能力を養うための科目でもある。
履修登録前の準備
学部時の卒業研究および関連する講義のすべて、英語、数学、物理の基本を復習をしておくこと。また1年次の大学院講義科目についても研究テーマに直接関連するものだけでなく、周辺科目についても良く復習しておくこと。
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