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教員名 : 辻村 泰寛
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授業コード
210469
オムニバス
科目名
特別研究Ⅰ
科目名(英語)
Advanced StudyⅠ
配当学年
2年
単位数
4単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
博前_電子
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
必修科目
担当者
辻村 泰寛
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
研究活動を通して、計画の立案能力、情報の収集と分析能力、実験の実行能力、データの解析能力を身に付け、各自の専門領域以外の、幅広い専門性についても対応できる能力を身に付ける。さらに、学会発表を通して、公の場でのプレゼンテーション能力を身に付ける。これらの総合力をもって、「特別研究Ⅱ」における修士論文作成の準備とする。
達成目標1
研究計画の立案、研究遂行、データの解析、考察を自立して行う事ができる【20%】
達成目標2
研究成果を学会等で発表するなど、自分の成果を公の場でプレゼンテーションできる【20%】
達成目標3
自身の研究テーマ領域に関して、高度の専門知識を有し、他者と議論ができる【20%】
達成目標4
自身の研究テーマ以外の領域に関して、素養を身に付け、他者の考えを理解することができる【20%】
達成目標5
研究テーマに関して、日本語および英語の文献を読み、内容が理解できる【20%】
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究テーマの検討:テーマ決定のためのディスカッション
学部の時の研究テーマを振り返り、博士前期課程における研究について熟考しておくこと(予習100分)。
指導教員とディスカッションを行い、ディスカッションの内容を振り返り、研究テーマを少し絞り込むこと(復習100分)。 第2回
研究テーマの検討:研究テーマの絞込みのためのディスカッション
取り組みたい研究テーマに関して、文献などで簡単に調査しておくこと(予習100分)。
指導教員とディスカッションを行い、ディスカッションの内容を振り返り、研究テーマを絞り込むこと(復習100分)。 第3回
研究テーマの検討:研究テーマの決定のためのディスカッション
研究テーマに関して文献などを精査して、研究テーマとしての妥当性に関して熟考しておくこと(予習100分)。
指導教員のアドバイスを参考にしながら、ディスカッションを通して、研究テーマを決定すること(復習100分)。 第4回
絞り込んだ研究テーマに関する文献の輪読
絞り込んだ研究に関する文献を可能な限り多くの調査する(予習100分)。
自身の研究テーマに関して、先達の研究状況を把握する(復習100分)。 第5回
研究日程の検討と計画書の作成
取り組む研究テーマに関して、研究計画案を立てること(予習100分)。
最終的な、学外発表(1年後程度先)をイメージして計画を立てること(復習100分)。ただし、研究計画は綿密な内容である必要はない。 第6回
研究第1期:準備
研究の取り掛かりとして、研究に必要な設備や環境について調査し準備する(予習100分)。足らない設備や環境に関しては、指導教員と相談して準備を進めること。
検討の結果を踏まえ、研究環境・設備の整備計画を立てる(復習100分)。 第7回
研究第1期:研究の遂行:初期
研究の準備が出来次第、研究に取り掛かること。
問題が生じた場合には、指導教員に相談して方向性について修正すること。 進捗状況の管理について検討する(予習100分)。振り返りを行い、必要な計画変更を行う(復習100分)。 第8回
研究第1期:研究の遂行:中期
計画に従って研究を進める。問題が生じた場合には、指導教員に相談して方向性について修正すること。
進捗状況の管理について検討する(予習100分)。振り返りを行い、必要な計画変更を行う(復習100分)。 第9回
研究第1期:研究の遂行:後期
計画に従って研究を進める。研究の第1段階のまとめに入る。
進捗状況の管理について検討する(予習100分)。振り返りを行い、必要な計画変更を行う(復習100分)。 第10回
研究第1期:研究の遂行:まとめ
研究を進めること。研究開始第1段階のまとめを行うこと。
問題点や課題などについて整理する(予習100分)。第1段階の振り返る(復習100分)。 第11回
研究第1期:研究の遂行:発表とディスカッション
研究結果を整理して、発表の準備をする(予習100分)。
研究開始第1段階のまとめを研究室などで発表をおこなう。 指導教員や研究仲間とディスカッションを行うことで、自身が気づかなかった事柄についても、整理する(復習100分)。 第12回
文献調査
研究第1期で明らかになった、課題や問題について文献調査を行うこと(予習100分)。
その際に、自身の研究分野だけでなく、関連分野に関しても意識して調査するとよい。 研究の課題や問題に関して、それらを解決する手段について熟考すること(復習100分)。 第13回
研究第1期の振り返り
研究第1期の振り返りのために、成果物や文献調査の結果をまとめる(予習100分)。
振り返りの結果を研究第2期に向けてまとめる(復習100分)。 第14回
研究日程の検討と計画書の作成
研究第1期の結果を踏まえて、取り組む研究テーマに関して、現実的な研究計画を立てる(予習100分)。学外発表(半年後)をイメージして計画を立てること。ただし、研究計画は綿密な内容である必要はない。
研究第2期に向けて、必要な環境整備計画案を立てる(復習100分)。 課題等に対するフィードバック
研究指導をフィードバックとする。
評価方法と基準
研究の遂行状況、修士論文作成の各段階での報告、学会発表、成果物の状況により総合的に評価し、一定の水準を満たすことで合格とする。
テキスト
必要に応じて資料を配布する。
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
電子情報メディア工学専攻は、エレクトロニクス、情報通信技術およびマルチメディアの3つの専門領域において、高度な専門知識をもつ実践的技術者や職業的研究者を育成することを目標としている。この目標に対して、当該科目は最も重要な科目である。
履修登録前の準備
プログラミング(C言語)、ソフトウェア工学について、基礎的な内容でよいので修得しておくこと。
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