シラバス情報

授業コード
210476
オムニバス
科目名
特別研究Ⅰ
科目名(英語)
Advanced StudyⅠ
配当学年
2年
単位数
4単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
博前_電子
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
必修科目
担当者
宇賀神 守
教室
実務家教員担当授業
担当教員の宇賀神は、無線用LSIに関する研究開発等の実務経験がある。その経験を活かし、高速動作回路に関して実例を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
社会・産業の基盤となるハードウェアとしての「エレクトロニクス」に関連した、学生各自の学術研究の探求を行う。また、研究活動を通して、計画の立案能力、情報の収集と分析能力、実験の実行能力、データの解析能力を身に付け、各自の専門領域以外の、幅広い専門性についても対応できる能力を身に付ける。  
達成目標1
・研究計画の立案、研究遂行、データの解析、考察を自立して行う事ができる。(20%)
達成目標2
・研究成果を学会等で発表するなど、自分の成果を公の場でプレゼンテーションできる。(20%)
達成目標3
・自身の研究テーマ領域に関して、高度の専門知識を有し、他者と議論ができる。(20%)
達成目標4
・自身の研究テーマ以外の領域に関して、素養を身に付け、他者の考えを理解することができる。(20%)
達成目標5
・研究テーマに関して、日本語および英語の文献を読み、内容が理解できる。 (20%)
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究テーマの検討:テーマ決定のためのディスカッション
学部時のテーマを振り返り、博士前期課程の研究について、熟考しておくこと。
第2回
研究テーマの検討:テーマ絞り込みのためのディスカッション 
取り組みたい研究テーマについて、文献などで調査しておくこと。
第3回
研究テーマの検討:研究テーマ決定
研究テーマについて、文献を精査して、絞り込んでおくこと。
第4回
絞り込んだ研究テーマに関する文献の調査
絞り込んだ研究テーマに関する文献の精読に集中する。研究の背景を整理すること。
第5回
研究日程の検討
学会は発表を視野に、研究計画を立てること。
第6回
研究第1期(準備)
研究に必要な設備、環境について調査し、準備を進めること。
第7回
研究第1期(研究の試行)
研究全体を俯瞰しながら、試行を始めてみること。
第8回
研究第1期(研究の遂行)
試行により明らかになった問題点を踏まえて。研究を行ってみること。
第9回
研究第1期(研究の遂行と反省)
研究結果から問題点を抽出し、方法を見直し、さらに進めていくこと。
第10回
研究第1期(初期段階のまとめ)
ここまでのデータをまとめておくこと。
第11回
研究第1期(発表と議論)
研究第一期の締めくくりとして、研究室内では発表を行い、担当教員や研究室メンバーと議論すること。
第12回
文献調査
前回で明らかになった課題について文献調査を行い、それを参考に解決策を考えておく。
第13回
研究計画の検討
前回の検討結果を踏まえて、今後の計画を考えること。
第14回
研究第2期への準備
再度練り直した研究計画に基づき、第2期の準備を始めること。


課題等に対するフィードバック
研究指導を通して特別研究に対するフィードバックを行う。
評価方法と基準
研究テーマの決定までのプロセス、先行研究・関連研究に関する文献調査状況、研究計画の立案、研究第1期における研究の遂行状況の総合点を求め、60点以上を合格とする。なお、それぞれの段階で評価コメントをフィードバックする。 
テキスト
研究テーマに関連する専門書及び文献
参考図書
研究テーマに関連する専門書及び文献
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
電子情報メディア工学専攻は、エレクトロニクス、情報通信技術およびマルチメディアの3つの専門領域において、高度な専門知識をもつ実践的技術者や職業的研究者を育成することを目標としている。この目標に対して、当該科目は最も重要な科目である。  
履修登録前の準備
担当教員の指示に従うこと。