シラバス情報

授業コード
210509
オムニバス
科目名
光テクノロジー特論
科目名(英語)
Advanced Lecture on optical technology
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
木曜1限
対象学科
博前_機械
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
選択科目
担当者
小﨑 美勇
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
・ 光学の基礎を学び、それを用いた技術を理解・応用する能力を身に着ける。
・ 光工学に関連した応用技術を学ぶ。
達成目標1
・各種公式や定理を用いて光のふるまいを予測できる。【50%】
達成目標2
・光を用いた技術に関する知識を身に着けるとともに、新技術を学ぶために必要な基礎知識を身に着ける。【50%】
達成目標3
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
光学についての総論、歴史
【予習】「光とは何か?」を考える。(1時間)【復習】光学の発展について各自調べながら復習する。(2時間)
第2回
光波の伝搬
【予習】「光が伝わるとはどういうことか?」を考える。(1時間)【復習】光の伝搬を表す式について各自調べながら復習する。(2時間)
第3回
光波とベクトル表記
【予習】ベクトルの演算について復習しておく。(1時間)【復習】光の振幅と強度の違いについて復習する。(2時間)
第4回
偏光
【予習】光の偏光について調べておく。(1時間)【復習】光の偏光を応用について考えてみる。(2時間)
第5回
偏光の計算法、光の屈折
【予習】行列の演算について復習しておく。(1時間)【復習】偏光子へ対する入力と出力を計算してみる。スネルの法則を導出してみる(2時間)
第6回
光の反射と透過
【予習】ガラス表面での光の透過と反射の比率はどうやって決まるのか考えてみる。(1時間)【復習】光が透過や反射をするときにどうなるかを、位相状態も含めて算出できるように復習しておくこと。(2時間)
第7回
特別な反射と屈折、プラズモニクス
【予習】プラズモニクスについて調べる。(1時間)【復習】各学会誌などの解説や論文からプラズモニクスの研究動向を調べてみる。(2時間)
第8回
光の干渉
【予習】光波の数式表示について復習しておく。(1
時間)【復習】マイケルソン干渉計の被測定鏡の動きと干渉縞の数の導出をしてみる。マイケルソン干渉計を実際に使うときの注意点を考えてみる(2時間)
第9回
光源の可干渉性
【予習】光の干渉について復習しておく。(1時間)【復習】可干渉性が高いと都合の悪い場合がある.どのような場合か考えてみる(2時間)
第10回
光学薄膜
【予習】光の数式表示と干渉について復習しておく。(1時間)【復習】光学素子メーカのホームページなどで、どのような光学コーティングがあるのかを調べてみる(2時間) 
第11回
光の回折、ホログラフィ
【予習】ホログラフィについて調べる。(1時間)【復習】各学会誌などの解説や論文からホログラフィの研究動向を調べてみる。(2時間)
第12回
物体と光
【予習】ばね・質量・ダンパ系の運動方程式を復習し
ておく。(1時間)【復習】光と電子の相互作用につ
いて復習する。(2時間)
第13回
量子光学
【予習】物体の温度とそこから発する光の波長につい
てしらべる。(1時間)【復習】現状の理論では説明
がつかなくなり全く異なる新たな理論が導出された事
例を探してみる。(2時間)
第14回
レーザ、総復習
【予習】授業で取り扱った計算問題を復習しておく。レーザー光を応用した機器について調べる。(3時間)【復習】レーザー光が発明される前と後での光技術について考える。光を扱った研究論文を読んでまとめる(6時間)


課題等に対するフィードバック
必要に応じて演習問題や課題の解説を行う。
評価方法と基準
試験とレポートで評価を行う。60点以上で合格とする。
テキスト
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
光工学について学ぶことを通して、修士論文研究に役立つ能力を身に着ける。機械工学における各種技術・機器の中にも光を応用したものが多くあるため、その動作原理を理解したうえで適切な使用ができるようにする。
履修登録前の準備