|
教員名 : 望月 典樹
|
授業コード
210656
オムニバス
科目名
バーチャルリアリティ特論
科目名(英語)
Advanced Topics in Virtual Reality
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
月曜4限
対象学科
博前_機械
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
選択科目
担当者
望月 典樹
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
本講義は、バーチャルリアリティ(VR)技術の基礎と応用を理解し、関連分野との結びつきを深めることを目的とする。自ら選択したVRに関連するテーマについて論文を調査し、その成果を発表する。発表後には質疑応答と議論を行い、VR技術の多面性を理解し、批判的思考と問題解決能力を養う。議論の内容はレポートにまとめて提出する。
達成目標1
VRに関する基本概念、歴史、および基礎技術を理解し、説明することができる。【20%】
達成目標2
自分で選んだテーマに関連する研究論文を調査し、その結果を発表することができる。【30%】
達成目標3
研究論文を批判的に分析し、課題を洗い出すことができる。【30%】
達成目標4
関連分野へのVRの応用可能性について考察することができる。【20%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
○
グループワーク
プレゼンテーション
○
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス
【予習】バーチャルリアリティの概念と歴史について調べておく。(100分)
【復習】ガイダンスで説明された内容を整理しておく。(100分) 第2回
ディスプレイ技術:皮膚感覚(触覚・圧覚・温冷覚・痛覚)
【予習】触覚・圧覚・温冷覚・痛覚について調べておく。(100分)
【復習】皮膚感覚を提示する方法についてまとめておく。(100分) 第3回
ディスプレイ技術:深部感覚(運動覚・位置覚・振動覚)
【予習】運動覚・位置覚・振動覚について調べておく。(100分)
【復習】深部感覚を提示する方法についてまとめておく。(100分) 第4回
ディスプレイ技術:特殊感覚(味覚・嗅覚・前庭感覚)
【予習】味覚・嗅覚・前庭感覚について調べておく。(100分)
【復習】特殊感覚を提示する方法についてまとめておく。(100分) 第5回
ディスプレイ技術:多感覚統合(マルチモーダル・クロスモーダル)
【予習】多感覚統合について調べておく。(100分)
【復習】マルチモーダル・クロスモーダルを提示する方法についてまとめておく。(100分) 第6回
センシング技術:身体運動(モーションキャプチャ・ロコモーションインタフェース)
【予習】身体運動について調べておく。(100分)
【復習】モーションキャプチャ・ロコモーションインタフェースについてまとめておく。(100分) 第7回
センシング技術:生体情報(筋電位計測・表情認識・感情推定)
【予習】生体情報について調べておく。(100分)
【復習】各種計測技術についてまとめておく。(100分) 第8回
バーチャルリアリティ×ロボティクス
【予習】バーチャルリアリティとロボティクスを組み合わせた研究・技術について調べておく。(100分)
【復習】バーチャルリアリティとロボティクスの関わりについてまとめておく。(100分) 第9回
バーチャルリアリティ×人工知能
【予習】バーチャルリアリティと人工知能を組み合わせた研究・技術について調べておく。(100分)
【復習】バーチャルリアリティと人工知能の関わりについてまとめておく。(100分) 第10回
バーチャルリアリティ×脳科学・神経科学
【予習】バーチャルリアリティと脳科学・神経科学へ応用した研究・技術について調べておく。(100分)
【復習】バーチャルリアリティと脳科学・神経科学の関わりについてまとめておく。(100分) 第11回
バーチャルリアリティ×認知科学・心理学
【予習】バーチャルリアリティと認知科学・心理学へ応用した研究・技術について調べておく。(100分)
【復習】バーチャルリアリティと認知科学・心理学の関わりについてまとめておく。(100分) 第12回
バーチャルリアリティ×医療・福祉
【予習】バーチャルリアリティを医療・福祉へ応用した研究・技術について調べておく。(100分)
【復習】バーチャルリアリティと医療・福祉の関わりについてまとめておく。(100分) 第13回
バーチャルリアリティ×教育・訓練・研修
【予習】バーチャルリアリティを教育・訓練・研修へ応用した研究・技術について調べておく。(100分)
【復習】バーチャルリアリティと教育・訓練・研修の関わりについてまとめておく。(100分) 第14回
バーチャルリアリティの将来
【予習】バーチャルリアリティの普及がもたらす社会的な影響について調べておく。(100分)
【復習】バーチャルリアリティの未来について自身の考えをまとめておく。(100分) 課題等に対するフィードバック
授業における議論などを通じて適宜フードバックを行う。
評価方法と基準
発表資料(30%)、発表内容(40%)、レポート(30%)を基に評価を行う。
テキスト
−
参考図書
舘暲、佐藤誠、廣瀬通孝(監修)、日本バーチャルリアリティ学会(編)『バーチャルリアリティ学』コロナ社(2010年)[ISBN-13:978-4904490051]
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
バーチャルリアリティはロボティクス技術の応用分野であり、ものづくりに必要な専門分野のうち「メカトロニクス・ロボット工学」に位置づけられる。本科目では、多分野にまたがる高度な専門知識を修得するとともに、研究を遂行するための基礎的なスキルを身につけることを目指す。
履修登録前の準備
センシング工学やアクチュエータ工学に関連する科目を既に履修している学生は、これらの内容を復習しておくこと。未履修の学生は、参考図書を用いて、これらの分野に関連する基本技術について予習しておくことを推奨する。
|