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教員名 : 加藤 史仁
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授業コード
220046
オムニバス
科目名
機械システム工学セミナーⅡ
科目名(英語)
Mechanical Systems Engineering Seminar II
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
集中講義
対象学科
博前_機械
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
必修科目
担当者
加藤 史仁
教室
実務家教員担当授業
担当教員(加藤)は、企業において、Micro Electro Mechanical Systems (MEMS)の設計・試作・評価を通じて、様々なデバイスを開発した経験がある。こうした経験や知識を活用し、現実の課題と授業の内容との関連性を具体的に示しつつ講義を進める。
授業の目的と進め方
機械システム工学に関する研究領域における修士論文作成に必要な研究スキルを身につけ、2学年における特別研究I、IIのスムーズな遂行の基礎を完成させることを目的とする。具体的には機械システム工学での新規課題の探求と問題解決に必要な基礎知識、情報収集・処理能力、実験の計画・遂行能力、さらに独自の発想と見解を解説するプレゼンテーション能力などについて「機械システム工学セミナーI」の成果を振り返り、自己に必要な課題を振り返り、基礎的スキルの完成を図る。
達成目標1
機械システム工学での新規課題の探求と問題解決に必要な基礎知識を身に付けている【25%】
達成目標2
機械システム工学での新規課題の探求と問題解決に必要な情報収集・処理能力がある【25%】
達成目標3
機械システム工学での新規課題の探求と問題解決に必要な実験の計画・遂行能力がある【25%】
達成目標4
プレゼンテーションを通して自分の考えを分かり易く人に伝える事ができる。【25%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
○
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
セミナー概要説明
予習:研究スキルの振返りと必要スキルの抽出(1時間)
復習:セミナー内容確認と自己の必要課題抽出(2時間) 第2回
研究スキル修得(第2期)の企画
予習:研究スキル修得の課題の再設定(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 第3回
研究スキル修得(第2期)の計画作成
予習:研究スキル修得の計画案(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 第4回
研究スキル修得(第2期)の計画確定
予習:研究スキル修得の計画案の改善(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 第5回
研究スキル修得(第2期)(1):研究テーマの策定
予習:研究スキル修得(第2期)(1)の準備(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 第6回
研究スキル修得(第2期)(2):実験計画の立案
予習:研究スキル修得(第2期)(2)の準備(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 第7回
研究スキル修得(第2期)(3):実験遂行のための準備
予習:研究スキル修得(第2期)(3)の準備(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 第8回
研究スキル修得(第2期)(4):実験データの取得
予習:研究スキル修得(第2期)(4)の準備(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 第9回
研究スキル修得(第2期)(5):実験データの解析
予習:研究スキル修得(第2期)(5)の準備(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 第10回
研究スキル修得(第2期)(6):実験結果の考察
予習:研究スキル修得(第2期)(6)の準備(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 第11回
研究スキル修得(第2期)(7):プレゼンテーション
予習:研究スキル修得(第2期)(7)の準備(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 第12回
研究スキル修得(第2期)に関するまとめ
予習:今までの研究スキル修得のまとめ作成(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 第13回
セミナー活動のまとめ
予習:セミナー活動の振り返り(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 第14回
セミナー活動の報告とレビュー
予習:セミナー活動報告の作成(1時間)
復習:教員とのディスカッション内容まとめ(2時間) 課題等に対するフィードバック
授業内における教員とのディスカッションを通して行う。
評価方法と基準
各回での授業の内容およびセミナー活動の報告とレビュー内容を元に、達成目標の達成度をもって評価する。指導教員が達成目標に基づいて評価し、60%以上の到達をもって合格とする。
テキスト
授業の進行に合わせて適宜提示する。
参考図書
授業の進行に合わせ適宜提示する。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
機械システム工学専攻前期課程は「加工学・生産工学」、「エネルギー変換工学・計測制御工学」、「メカトロニクス・ロボット工学」など、ものづくりに必要な分野の技術を上記3つの柱を通して学び、多様化する社会的要請に柔軟に対応できる専門知識と実践力を備えた開発技術者および研究者の育成を目標にしている。本科目は、博士前期課程の最終科目である特別研究を遂行するための基礎力を完成させるための科目と位置づけている。
履修登録前の準備
「機械システム工学セミナーI」の内容を再度見直して、良かった点・悪かった点を十分に把握しておく。特別研究で行いたいテーマをイメージし、どのように研究を進めたいか、そのためには何が必要かを考えておく。
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