シラバス情報

授業コード
220261
オムニバス
科目名
環境学特論
科目名(英語)
Advanced Lecture on the Environment
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
木曜1限
対象学科
博前_環境
コース
科目区分
大学院科目
必選の別
選択科目
担当者
八木田 浩史
教室
2-271
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
環境問題について現状とその捉え方について学習する。各種の環境問題を取り上げ、個別に過去から現在に至る状況の変化および対策を論ずる。環境科学の視点から環境問題を扱う手法論について、その考え方を習得する。
講義を中心とした授業を行う。提出された課題等は内容を確認した上で、次回の授業にて補足説明を行います。内容を必ず復習してください。
達成目標1
公害問題と地球環境問題を対比させて、その性格の違いを解説することができる。【25%】
達成目標2
地域的な環境問題に対する解決策について、具体的な論点を挙げて、その概要を説明することができる。【25%】
達成目標3
各種の地球環境問題について、具体的な対応策ごとに付随する課題を説明することができる。【25%】
達成目標4
環境と工学の関係について、具体的な技術事例を挙げて、その関係を解説することができる。【25%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
環境問題と環境科学
環境問題と、それに対応する環境科学について、その関係性を整理することにより、環境問題と環境科学の関係について復習すること(1時間)。
第2回
大気汚染
大気汚染の原因と対策について、現状を調査して概要を整理することにより、大気汚染について復習すること(1時間)。
第3回
上水道と生活排水処理
上水道と生活排水処理について、現状を調査して概要を整理することにより、身近な水環境問題について復習すること(1時間)。
第4回
水質汚濁と土壌汚染
水質汚濁と土壌汚染の原因と対策について、現状を調査して概要を整理することにより、広域的な水環境問題について復習すること(1時間)。
第5回
悪臭と騒音
悪臭と騒音の原因と対策について、現状を調査して概要を整理することにより、悪臭と騒音の問題について復習すること(1時間)。
第6回
廃棄物とリサイクル
廃棄物とリサイクルについて、現状を調査して概要を整理することにより、廃棄物問題について復習すること(1時間)。
第7回
有害物質の基準
有害物質の基準について、現状の設定方法を調査して概要を整理することにより、有害物質の基準設定の考え方について復習すること(1時間)。
第8回
オゾン層破壊
オゾン層破壊の原因と対策について、現状を調査して概要を整理することにより、オゾン層破壊について復習すること(1時間)。
第9回
地球温暖化のメカニズム
地球温暖化のメカニズムについて、IPCC報告書に記載されている知見の概要を整理することにより、地球温暖化について復習すること(1時間)。
第10回
地球温暖化の対策
地球温暖化の対策について、現状を調査して概要を整理することにより、地球温暖化の対策について復習すること(1時間)。
第11回
越境する大気汚染
各種の越境する大気汚染について、現状を調査して整理することにより、越境大気汚染について復習すること(1時間)。
第12回
世界の淡水資源
世界の淡水資源について、現状を調査して概要を整理することにより、淡水資源について復習すること(1時間)。
第13回
中国の資源と環境
中国の資源と環境について、現状を調査して概要を整理することにより、中国の環境問題について復習すること(1時間)。
第14回
環境の評価
各種の環境の評価方法について、現状を調査して概要を整理することにより、環境の評価法の概要について復習すること(1時間)。


課題等に対するフィードバック
課題の回答において理解が不十分な部分は、授業内で解説の時間を設ける
評価方法と基準
総括レポート(60%)、各回の演習課題(40%)
以上を100点満点で採点し、60点以上を合格とする。
テキスト
『文系のための環境科学入門』藤倉良、藤倉まなみ、株式会社有斐閣【ISBN:978-4641173491】
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
2年次の「特別研究」の知的基盤となる講義科目である。
履修登録前の準備
テレビ番組などを見ることにより、地球環境問題や最近の企業の環境取り組みの概要を知っておくこと。