|
教員名 : 細田 彰一
|
授業コード
510054
オムニバス
科目名
機械要素・製図基礎
科目名(英語)
Machine Elements and Basic Drawing
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
月曜3限、月曜4限
対象学科
基_機械
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
細田 彰一、野口 裕之、全 敏栄、青木 勉
教室
製図室
実務家教員担当授業
青木勉は、自動車部品企業でのサスペンション、機構部品開発・設計の実務経験を活かして授業を行う。
担当教員の細田彰一は民間企業でデザインを担当しており、それを活かした授業を行う。 担当教員の野⼝裕之は、公的研究所である⽣産技術研究での実務経験を活⽤した授業を⾏なう。 授業の目的と進め方
ものづくりを実践するために、製図で使用する文字や線の意味、さらに製図規則の理解、三角法で記述された図面を読め、さらに基本的な機械要素については自ら図面を描けるようになることを目的としている。
達成目標1
製図で使用する文字や線の意味を理解できる 【25%】
達成目標2
基本的な製図規則が理解できる【25%】
達成目標3
第三角法で記述された基本的な図面が読める 【25%】
達成目標4
基本的な機械要素については自ら図面を描ける 【25%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス
投影法1(第3角法の理解・寸法線除く)(課題1) 予習:履修登録前の準備を参照(2時間)
復習:資料を参照し、課題1を仕上げて次回授業時に提出する。(3時間) その際、製図で重要な第三角法の投影図の、正面図・平面図・側面図及び、図面に使用する縮尺について理解しておく。(1時間) 第2回
投影法2(実在物を採寸し、第3角法で描く・寸法線除く)(課題2)
予習:前回の復習と同内容
復習:資料を参照し、課題2を仕上げて授業開始時に提出。 その際、図面に用いる線の形や太さ、種類と用途に関して理解しておく。また、定規やコンパスの使い方を理解しておく。(2時間) 第3回
線 (課題3)
予習:資料を参照し、課題3を仕上げて授業時に提出。
その際、図面に用いる線の形や太さ、種類と用途に関して理解しておく。また、定規やコンパスの使い方を理解しておく。(2時間) 復習:授業時の注意や指摘に従い、課題のできなかった部分をできるようにしておく。(1時間) 第4回
投影図と寸法記入 (課題4) 1回目
予習:資料及び下記項目を参照し、課題4を仕上げて授業開始時に提出。(3時間)
『機械製図』及び『機械設計製図便覧』 第2章 製図・2.図形の表し方 1.図の選び方と配置・・・主投影図 2.断面図示が必要かを判断する 3.不要な線・図形の省略 復習:授業時の注意や指摘に従い、課題を修正あるいは描き直ししておく。(1時間) 第5回
投影図と寸法記入 (課題4) 2回目
予習:前回の復習と同内容。
復習:授業時の注意や指摘に従い、課題のできなかった部分をできるようにしておく。(1時間) 第6回
断面図 (課題5)
予習:資料及び下記項目を参照し、課題5を仕上げて授業開始時に提出(3時間)。
『機械製図』及び『機械設計製図便覧』 第2章 製図・2.図形の表し方 1.図の選び方と配置・・・主投影図 2.断面図示が必要かを判断する 3.不要な線・図形の省略 第3章 1.必要寸法を寸法記入法に基づき記入する 復習:授業時の注意や指摘に従い、課題のできなかった部分をできるようにしておく。(1時間) 第7回
フランジカップリング(投影図と寸法記入 ) (課題6)
予習:資料及び下記項目を参照し、課題6を仕上げて授業開始時に提出(3時間)。
『機械製図』及び『機械設計製図便覧』 第3章 1.必要寸法を寸法記入法に基づき記入する、便覧 第4章 公差・表面性状 1.面粗さ、仕上げ記号、面取り、角R 等の指示に注意する 復習:授業時の注意や指摘に従い、課題のできなかった部分をできるようにしておく。(1時間) 第8回
ねじの製図(中間試験課題:課題7) 1回目
予習:資料及び下記項目を参照し、課題7を仕上げて授業開始時に提出。(3時間)
『機械製図』及び『機械設計製図便覧』 第4章 機械要素の製図: 1.ねじ 1.ボルト・ナットの略画法 復習:授業時の注意や指摘に従い、課題のできなかった部分をできるようにしておく。 (1時間) 【注意】課題7は中間試験課題のため、持ち帰る事はできない。 第9回
ねじの製図(中間試験課題:課題7) 2回目
予習:前回の復習と同内容。
復習:授業時の注意や指摘に従い、課題のできなかった部分をできるようにしておく。(1時間) 第10回
軸、キー溝(寸法公差とはめあい) (表面性状の表し方) (課題8)
予習:資料及び下記項目を参照し、課題8を仕上げて授業開始時に提出。(3時間)
『機械製図』及び『機械設計製図便覧』 第4章 機械要素の製図:2 軸とキー溝 1.軸 2.キー及びキー溝 3.多数の断面図による図示 4.寸法公差及びはめあい 復習:授業時の注意や指摘に従い、課題のできなかった部分をできるようにしておく。(1時間) 第11回
転がり軸受(課題9)
予習:資料及び下記項目を参照し、課題9を仕上げて授業開始時に提出。(3時間)
『機械製図』及び『機械設計製図便覧』 第4章 機械要素の製図 1.組立図とチェックリスト 2.軸受と作図法 3.転がり軸受の取付け 4.密封装置 5.部品表・部品番号円の書き方 6.寸法公差及びはめあい 復習:授業での指摘などを元に、課題9を修正、完成させておく。(2時間) 第12回
歯車(期末試験課題:課題10)1回目
予習:資料及び下記項目を参照し、課題10を仕上げて授業開始時に提出。(3時間)
『機械製図』及び『機械設計製図便覧』 第4章 機械要素の製図: 歯車 1.歯車の名称 2.モジュール 3.歯車の製図 4.歯車の要目表 5.平歯車の寸法割合と形状 復習:授業時の注意や指摘に従い、課題のできなかった部分をできるようにしておく。(1時間) 【注意】課題10は期末試験課題のため、持ち帰る事はできない。 第13回
歯車(期末試験課題:課題10)2回目
予習:前回の復習と同内容。
第14回
不備課題の修正,全図面課題の提出
予習:不合格・未提出の課題がある場合、修正しておく。それを含めた全課題を提出できるよう準備しておく。(1時間)
課題等に対するフィードバック
授業時に課題のできていない点について解説を行う。
課題が不合格の場合はその課題に問題点を記入し、返却してやり直しする。 評価方法と基準
全課題の合格の上、試験課題(課題7、課題10)の100点満点換算の平均点を成績とする。60点以上を合格とする。
テキスト
『機械製図』実教出版 ISBN:978-4407204377
『機械設計製図便覧』大西 清・理工学社 ISBN:978-4274227875 参考図書
ー
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本科目は、機械設計の基礎である製図法の基礎を学ぶ。
具体的には、機械製図の文字や線、投影図、断面図の描き方、寸法公差、はめあい記号、仕上げ記号、幾何公差などの意味、ねじ、軸、キー、歯車、軸受けなど、代表的な機械要素の製図法を一貫して学修する。 履修登録前の準備
製図道具の使い方、図面の役割と種類、製図の規格、製図用紙と輪郭線の規格についてあらかじめテキストで予習しておく。
指定された製図用具を揃え、毎回の授業に持参する(初回に限り製図用でないシャープペンシル、コンパスのみでも可とする)。 |