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教員名 : 佐藤 杉弥
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授業コード
510174
オムニバス
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科目名
地球環境と人間社会
科目名(英語)
Environment and Human Society
配当学年
2年
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
水曜1限
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,基_応用,基_環生,先_ロボ,先_情報,先_データ,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
共通教育科目
必選の別
選択科目
担当者
佐藤 杉弥、八木田 浩史、樋口 佳樹、河住 有希子、芳賀 健、吉野 一、伊藤 大輔、深和 佑太
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
科学技術の発展により地球環境は人間活動に大きく影響を受け、社会の持続的発展のために多様な環境問題への対応が必要となっている。この科目では、多面的に地球システムの科学的問題から資源や経済の社会的問題までを理解し自らの意見を発信できるようになることを目的とする。
講義を中心とした授業を行う。提出された課題等は内容を確認した上で、次回の授業にて補足説明を行います。内容を必ず復習してください。 達成目標1
地球のシステム、資源、生命の状況と人間社会とのかかわりの概要を科学的に理解することができる。【40%】
達成目標2
空間・時間、科学的・社会的な様々なレベルでの環境問題を理解し、説明することができる。【30%】
達成目標3
多様な観点から環境問題を考え、異なる意見を事実に基づき検討し、受講者個人の果たすべき役割を見出すことができる。【30%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
地球環境問題とはなにか【佐藤 八木田 芳賀】
予習として、自分にとって「地球環境問題」とはなにか、現状での認識を確認しておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第2回
地球システムの概要【佐藤】
予習として、地球の宇宙の中での立場、成り立ち、構成要素などについて調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第3回
地球環境の変遷と生命の歴史【佐藤】
予習として、地球の年齢、生命の誕生と進化などについて調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第4回
地球の物質循環とエネルギー【佐藤】
予習として、地球のエネルギー源、資源、大気や水の循環について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第5回
地球環境をみる大きな目【佐藤】
予習として、地球温暖化、オゾンホールなどの問題を明らかにした、地球全体の変化を調べる方法について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第6回
化学物質と人間【八木田】
予習として、元素、化学反応、人間に影響を与える化学物質について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第7回
人工物の循環と環境負荷【八木田】
予習として、ある製品の原料の入手から製造、利用、廃棄、再利用についてどのような事例があるか調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第8回
生態系と生物多様性【芳賀】
予習として、生態系と生物多様性について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第9回
環境保全のために【芳賀】
予習として、環境保全のために必要なことを調べ、自分の考えをまとめておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第10回
地球環境問題【伊藤】
予習として、地球環境に関する問題について、現象とその影響、およびそれらをめぐる論議について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第11回
都市環境問題【深和】
予習として、都市環境に関する問題について、現象とその影響、対策の取組み等に関して調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第12回
生活とエネルギー【吉野】
予習として、人間の生活に必要なエネルギーとエネルギーをめぐる問題について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第13回
環境共生と暮らし【樋口】
予習として、環境共生の意味と具体例について調べておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
第14回
地球環境問題を考える視点【佐藤 八木田 芳賀】
予習として、改めて、自分にとって「地球環境問題」とはなにか、現状での認識を確認し、自分がどの様に取り組んで行きたいか考えておくこと(1時間)。復習として、理解できなかった事項を確認し、また、特に興味のあった問題についてさらに調べること(1時間)。
課題等に対するフィードバック
課題の回答において理解が不十分な部分は、授業内で解説の時間を設ける
評価方法と基準
各回の課題と小テストの結果に基づいて総合得点を求め、60点以上を合格とする。
テキスト
必要に応じてプリントを配布する。
参考図書
村野、西岡、宮崎『地球環境がわかる』技術評論社 【ISBN 978-4-7741-3786-5】、など
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
現代社会に”もの”を積極的に創造し提供して行く、すなわち、地球・自然・人間社会によくも悪くも能動的に影響を与える、あるいは、与えてしまう工学を目指す学生諸君には「環境に対する感性と知恵」を持つことが特に重要である。これを養うための基礎的事項を解説する、複数教員によるオムニバス形式の講義。環境系コア科目として位置づける。
履修登録前の準備
地球環境問題は誰にとって何が問題なのか考えておくこと。地球環境と人間社会について、環境科目「エコ入門」の授業や書籍、映像などで、ある程度の包括的な知識を得ておくことが望ましい。
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