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教員名 : 大田 健紘
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授業コード
510227
オムニバス
科目名
プログラミング言語基礎
科目名(英語)
Fundamentals of Programming Language
配当学年
2年
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
金曜1限
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
大田 健紘
教室
電子デザインラボ(EDラボ)
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
これからのエンジニアに要求されるプログラミング言語の基本的な知識と活用能力を修得するために、制御プログラムの作成用言語として広く用いられているC言語の文法を理解し、C言語によるプログラム構築能力を身に付ける。 授業では適宜、演習課題を課す。演習課題は、提出後に解答を行うので必ず復習すること。
達成目標1
C言語の各文法および開発環境について理解することができる。【30%】
達成目標2
C言語による基本的なプログラミング技術の修得ができる。【35%】
達成目標3
C言語を使って問題を解決するために、アルゴリズム(問題解決方法)を修得することができる。【35%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
C言語による開発環境の理解と操作
開発環境の構築(プログラミング言語の書き込みと実行)について、再度確認を行うこと。(2時間)
第2回
プログラムの基本構造
テキストp. 24からp. 29「2-1演算」を読み、予習すること。printf関数の復習を行い、自分でプログラムを作成し、実行すること。(2時間)
第3回
数値と文字のデータ表現I (型と種類)
テキストp. 30からp. 39「2-2型」を読み、型と演算子について予習すること。それぞれの型について復習を行い、自分でプログラムを作成し、実行すること。(2時間)
第4回
条件分岐I (if文)
テキストp. 44からp. 57を読み、if文の文法について予習すること。また、テキストの例文を参考に、if文を用いたプログラムを作成し、復習すること。(2時間)
第5回
条件分岐II (条件演算子)
テキストp. 58からp. 65を読み、条件演算子について予習すること。また、テキストの例文を参考に、種々の条件演算子を用いたプログラムを作成し、復習すること。(2時間)
第6回
条件分岐III (switch文)
テキストp. 66からp. 69を読み、switch文の文法について予習すること。また、テキストの例文を参考に、switch文を用いたプログラムを作成し、復習すること。(2時間)
第7回
繰り返し処理I (for文)
テキストp. 94からp. 101を読み、for文の文法について予習すること。また、テキストの例文を参考に、for文を用いたプログラムを作成し、復習すること。(2時間)
第8回
前半のまとめ
第1回から第6回までの講義内容について整理しておくこと。(1時間)
演習問題について理解できていない箇所について復習すること。(2時間) 第9回
繰り返し処理II (多重ループ)
テキストp. 102からp. 107を読み、多重ループの文法について予習すること。また、テキストの例文を参考に、多重ループを用いたプログラムを作成し、復習すること。(2時間)
第10回
データ構造I (配列の構造)
テキストp. 116からp. 131を読み、配列の文法について予習すること。また、これまでのif文、for文などの文法について改めて復習すること。(2時間)
第11回
データ構造II (多重配列)
テキストp. 132からp. 137を読み、多次元配列の文法について予習すること。また、テキストの例文を参考に、配列を用いたプログラムを作成し、復習すること。(2時間)
第12回
データ構造III (配列を使った演算)
これまでのif文、for文、配列を用いた表現の演習内容を復習しおくこと。特に多重ループについては必ず理解しておくこと。(2時間)
第13回
関数I (関数の構造)
テキストp. 142からp. 151を読み、関数の文法について予習すること。この際、テキストの例文などを実行すること。講義中に扱った例文について実行し、復習すること。(2時間)
第14回
関数II (関数を使った演算)
講義中に扱った例文について実行し、復習すること。値渡しとアドレス渡しの違いについては、特に良く復習し、必ず理解しておくこと。(2時間)
課題等に対するフィードバック
課題については解答例を示し、適宜解説を行う。
評価方法と基準
演習課題(40%)+ 期末試験(60%)に基づき100点満点で評価する。なお、合格は60点以上とする。
※演習課題は、提出後に解答を行うので必ず復習すること。 テキスト
柴田望洋 『新・明解C言語 入門編 第2版』 Softbank Creative社 (2021) [ISBN:978-4815609795]
参考図書
荒木 義彦 久保 幸弘 小矢 美晴 『基礎から学ぶCプログラミング』 共立出版 (2011) [ISBN:978-4-320-12293-2]
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
制御用プログラミング言語として広く用いられているC言語を修得するための科目。本授業ではC言語の基本的文法を理解し、これらを用いたアルゴリズム(問題解決方法)を体得する。授業内での演習はかならず自分の力で取り組み、分からない場合は躊躇せずに質問すること。積極的に求めて学習する姿勢が大切である。
また、本授業に併せて「同・演習」を履修することで、より内容の理解が深まる。 履修登録前の準備
前提となる知識は特に必要としない。
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