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教員名 : 佐々木 誠
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授業コード
510231
オムニバス
科目名
建築計画Ⅱ
科目名(英語)
Architectural Planning Ⅱ
配当学年
2年
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
火曜2限
対象学科
建_建築_Aコース
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
佐々木 誠
教室
5-104
実務家教員担当授業
担当教員の佐々木は、建築設計・監理に関する実務経験をもつ。その経験を活かし、建築計画や建築設計に関して、実践的なテーマや実例を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
近代化によって普及した集合住宅を対象に、居住環境のあり方について、人間の生活や行為の視点から捉え、建築の設計及び計画、企画立案の方法へと体系化するための知識を得る。これにより、住宅及び住宅地、集合住宅の設計・計画にかかわる様々な専門家に求められる基礎的素養を身につける。
課題のフィードバックは授業内で実施しているが、それ以上を希望する学生がいれば、その都度相談する。 達成目標1
住居や人が集合する意味(メリット・デメリット)を考え、建築の計画に生かすことができる【35%】
達成目標2
集合住宅の歴史的経緯や計画上の特徴を説明できる【35%】
達成目標3
集合住宅に関する近年の動向を説明できる【30%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
はじめに:「住む」ための建築計画
テキストpp.10-11「建築計画と住まい」を読む/日本建築学会のHPにおいて、住宅に関する建築計画の論文を検索してみる(4時間)
第2回
集合住宅1:集合の意味
テキストpp.90-91「集合の意味」を読む/授業で紹介した様々な集合住宅の事例を調べる(4時間)
第3回
集合住宅2:集合住宅の系譜
テキストpp.92-93「集合住宅の系譜」を読む/授業で紹介した集合住宅の事例を調べる(4時間)
第4回
集合住宅3:公共と民間/所有と賃貸
テキストpp.94-95「公営と民間/所有と利用」を読む/授業で紹介した集合住宅の事例を調べる(4時間)
第5回
集合住宅4:中高層集合住宅
テキストpp.98-99「中高層集合住宅」を読む/授業で紹介した集合住宅の事例を調べる(4時間)
第6回
集合住宅5:大規模集合住宅/超高層集合住宅
テキストpp.100-101「大規模/超高層集合住宅」を読む/授業で紹介した集合住宅の事例を調べる(4時間)
第7回
集合住宅6:コモンのある集合住宅
テキストpp.104-105「コモンのある集合住宅」を読む/授業で紹介した集合住宅の事例を調べる(4時間)
第8回
集合住宅7:接地型低層集合住宅
テキストpp.96-97「接地型低層集合住宅」を読む/授業で紹介した集合住宅の事例を調べる(4時間)
第9回
集合住宅8:デザイナーズマンション
テキストpp.102-103「デザイナーズマンション 」を読む/授業で紹介した集合住宅の事例を調べる(4時間)
第10回
集合住宅9:個性とユーザー参加1
テキストpp.106-107「個性とユーザー参加 」を読む/授業で紹介した集合住宅の事例を調べる(4時間)
第11回
集合住宅10:個性とユーザー参加2
テキストpp.106-107「個性とユーザー参加 」を読む/授業で紹介した集合住宅の事例を調べる(4時間)
第12回
集合住宅11:時間軸上の集合住宅
テキストpp.108-109「時間軸上の集合住宅」を読む/授業で紹介した集合住宅の事例を調べる(4時間)
第13回
集合住宅12:マネジメントと持続性
テキストpp.126-127「マネジメントと持続性」を読む/授業で紹介した集合住宅の事例を調べる(4時間)
第14回
まとめ:住宅と施設
テキストpp.132-133「住宅と施設」を読む、pp.10-11「建築計画と住まい」を改めて読む/授業で紹介した事例を調べる(4時間)
課題等に対するフィードバック
前回授業の課題を複数選択し、授業において投影して共有し、コメントする。
評価方法と基準
課題【50%】、期末試験【50%】
C評価となる基準は、全授業の2/3以上出席し、課題及び期末試験においてそれぞれ50%以上の評価を得たうえで、総合評価60%を満たすことである。 テキスト
佐々木誠ほか著『住むための建築計画』彰国社(2013)【ISBN978-4395023080】
参考図書
日本建築学会編『事例で読む現代集合住宅のデザイン』彰国社(2004)【ISBN978-4395007233】
日本建築学会編『現代集合住宅のリ・デザイン』彰国社(2010)【ISBN978-4395008094】 日本建築学会編『第3版 コンパクト建築設計資料集成』丸善(2005)【ISBN978-4-621-07509-8】 日本建築学会編『第2版 コンパクト設計資料集成[住居]』丸善(2006)【ISBN978-4-621-07688-0】 科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「建築計画Ⅰ」(1年秋)、「建築計画Ⅱ」(2年春)、「建築計画Ⅲ」(2年秋)、「建築計画Ⅳ」(3年春)を通じて、建築計画を網羅的に学ぶことができる。さらに、都市・地域へと視野を広げる「建築基準法と都市計画」(3年春)、「まちづくりと地域計画」(3年秋)の基礎的な位置づけでもある。
また、設計科目の基礎的知識として連携した内容とするため、同様の対象を扱う「建築設計Ⅱ」と同時期の開講としている。 履修登録前の準備
国内の伝統的な集落、住宅地、集合住宅の具体事例を、デザインや利用の観点より見学しておくことが望ましい。「建築計画Ⅰ」を履修していることが望ましい。
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