シラバス情報

授業コード
510237
オムニバス
科目名
プログラミング言語基礎演習
科目名(英語)
Exercise for Fundamentalsof Programming Language
配当学年
2年
単位数
1単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
金曜4限
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
木許 雅則
教室
電子デザインラボ(EDラボ)
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
本授業は「プログラミング言語基礎」の授業に並行して準備された演習問題を、学生自らが実際にコンピュータを利用して解くことで、これからのエンジニアに要求されるプログラミング言語の基本的な知識と活用・応用能力を定着させることを目的としている。授業は、毎回、演習課題が課され、それらの提出を必要とする。なお、演習課題は、提出後に解答を行うので必ず復習すること。  
達成目標1
C言語の各文法および開発環境について理解することができる。【30%】
達成目標2
C言語による基本的なプログラミング技術の修得ができる。【35%】
達成目標3
C言語を使って問題を解決するために、アルゴリズム(問題解決方法)を修得することができる。【35%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
C言語による開発環境の理解と操作 
開発環境の構築(プログラミング言語の書き込みと実行)について、再度確認を行うこと。 できれば教室の開放日等を利用して、実際にPC上で操作してみること。(2時間) 
第2回
プログラムの基本構造 
予習として、テキストp. 24からp. 29までの例題( List 2-1から2-4) を解いておくこと。また、復習としてテキストp. 25の演習問題(2-1、2-2)を解いてみること。(2時間) 
第3回
数値と文字のデータ表現I (型と種類) 
予習として、テキストp. 30からp. 39までの例題( List 2-5から2-12) を解いておくこと。また、復習としてテキストp. 35とp. 37の演習問題(2-3、2-4、2-5)を解いてみること。(2時間) 
第4回
条件分岐I (if文) 
予習として、テキストp. 44からp. 57までの例題( List 3-1から3-13) を解いておくこと。また、復習としてテキストp. 47とp. 53の演習問題(3-1から3-4)を解いてみること。(2時間)  
第5回
条件分岐II (条件演算子) 
予習として、テキストp. 58からp. 65までの例題( List 3-14から3-18) を解いておくこと。また、復習としてテキストp. 63とp. 64の演習問題(3-10、3-11)を解いてみること。(2時間)  
第6回
条件分岐III (switch文) 
予習として、テキストp. 66からp. 69までの例題( List 3-19から3-21) を解いておくこと。また、復習としてテキストp. 69の演習問題(3-12、3-13)を解いてみること。(2時間)  
第7回
繰り返し処理I (for文) 
予習として、テキストp. 94からp. 101までの例題( List 4-12から4-17) を解いておくこと。また、復習としてテキストp. 98とp. 100とp. 101の演習問題(4-13から4-19)を解いてみること。(2時間) 
第8回
前半のまとめ
第1回から第6回までの講義内容について整理しておくこと。(1時間)
演習問題について理解できていない箇所について復習すること。(2時間) 
第9回
繰り返し処理II (多重ループ) 
予習として、テキストp. 102からp. 107までの例題( List 4-18から4-22) を解いておくこと。また、復習としてテキストp. 107の演習問題(4-20から4-25)を解いてみること。(2時間) 
第10回
データ構造I (配列の構造) 
予習として、テキストp. 116からp. 131までの例題( List 5-1から5-14) を解いておくこと。また、復習としてテキストp. 119とp. 121の演習問題(5-1から5-3)を解いてみること。(2時間) 
第11回
データ構造II (多重配列) 
予習として、テキストp. 132からp. 137までの例題( List 5-15) を解いておくこと。また、復習としてテキストp. 135の演習問題(5-10、5-11、5-12)を解いてみること。(2時間) 
第12回
データ構造III (配列を使った演算) 
if文、for文、配列を用いた表現の演習内容を復習しておくこと。特に多重ループについては必ず理解しておくこと。また、復習としてテキストp. 129の演習問題(5-6、5-7、5-8)を解いてみること。(2時間) 
第13回
関数I (関数の構造) 
予習として、テキストp. 142からp. 149までの例題( List 6-1から6-4) を解いておくこと。また、復習としてテキストp. 147からp. 149の演習問題(6-1から6-4)を解いてみること。(2時間) 
第14回
関数II (関数を使った演算) 
予習として、テキストp. 150からp. 161までの例題( List 6-5から6-11) を解いておくこと。また、復習としてテキストp. 151からp. 155の演習問題(6-5、6-6、6-7)を解いてみること。(2時間) 


課題等に対するフィードバック
課題については解答例を示し、適宜解説を行う。
評価方法と基準
演習課題(100%)に基づき100点満点で評価する。なお、合格は60点以上とする。
※演習課題は、提出後に解答を行うので必ず復習すること。   
テキスト
柴田望洋 『新・明解C言語 入門編 第2版』 Softbank Creative社 (2021) [ISBN:978-4815609795]
参考図書
荒木 義彦 久保 幸弘 小矢 美晴 『基礎から学ぶCプログラミング』 共立出版 (2011) [ISBN:978-4-320-12293-2]
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「プログラミング言語基礎」で学んだC言語の学習内容について、それらの演習問題を実際にコンピュータを用いて解くことで理解を深めるための科目。本演習では「プログラミング言語基礎」と併せて、C言語の基本的文法を理解し、これらを用いたアルゴリズム(問題解決方法)を体得する。なお、演習はかならず自分の力で取り組み、分からない場合は躊躇せずに質問すること。積極的に求めて学習する姿勢が大切である。 
履修登録前の準備
前提となる知識は特に必要としない。