シラバス情報

授業コード
510297
オムニバス
科目名
木造建築工房Ⅱ
科目名(英語)
Wooden Architecture Workshop Ⅱ
配当学年
2年
単位数
1単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
集中講義
対象学科
建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
カレッジマイスタープログラム
必選の別
選択科目
担当者
野口 憲治、那須 秀行、竹内 宏俊
教室
実務家教員担当授業
担当の那須は住宅メーカーの開発部門およびスウェーデンの研究所にて実務経験豊富な教員である。竹内は住宅や児童養護施設などの建築設計等に関する実務経験がある。実践経験を伴う解説が加えられることで、どのように実務に繋がっていくかイメージできる。 
授業の目的と進め方
「木造建築工房Ⅰ」でまとめた設計案に基づき、NPO団体などとの共同による建設プロジェクトを実施・完了させることで、計画実現に向けたチームによる課題解決方法やプロジェクト運営方法を習得する。
達成目標1
依頼者・協働者を含むチームメンバーとの協働により、建設作業を実施・完了させる。【30%】
達成目標2
建設作業を通じて、建築の詳細や建設手順について基本的な理解を得る。【30%】
達成目標3
意見調整や役割分担をしつつ、適時リーダーシップを発揮し、プロジェクトを推進するメンバーとして適切な行動をとれるようになる。 【40%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
安全講習
建設作業を行う上で注意すべきことを理解し、安全に作業を行う上でのルールを作成する(1時間)。
第2回
実施図面の作成:平面図・立面図
平面図・立面図に必要な情報が示されているか確認する(1時間)。
第3回
実施図面の作成:断面図
断面図に必要な情報が示されているか確認する(1時間)。
第4回
実施図面の作成:各部詳細図 
各部詳細図に必要な情報が示されているか確認する(1時間)。
第5回
建設実習:基礎・土台 
基礎・土台の施工について記録するとともに、翌日の建設計画について確認しておく(1時間)。 
第6回
建設実習:柱・梁 
柱・梁の施工について記録するとともに、翌日の建設計画について確認しておく(1時間)。 
第7回
建設実習:小屋組
小屋組の施工について記録するとともに、翌日の建設計画について確認しておく(1時間)。 
第8回
建設実習:壁・屋根下地
壁・屋根下地の施工について記録するとともに、翌日の建設計画について確認しておく(1時間)。 
第9回
建設実習:塗装
塗装の施工について記録するとともに、翌日の建設計画について確認しておく(1時間)。 
第10回
建設実習:壁の仕上げ
壁仕上の施工について記録するとともに、翌日の建設計画について確認しておく(1時間)。 
第11回
建設実習:屋根の仕上げ
屋根仕上の施工について記録するとともに、翌日の建設計画について確認しておく(1時間)。 
第12回
建設作業:建具
建具の施工について記録するとともに、翌日の建設計画について確認しておく(1時間)。 
第13回
建設作業:家具
家具の施工について記録するとともに、翌日の建設計画について確認しておく(1時間)。 
第14回
竣工写真の撮影・図面資料の整理
建設の記録をまとめておく(1時間)。


課題等に対するフィードバック
提出した課題は、授業の最終回において講評する。
評価方法と基準
提出課題(50%)+ 授業中の取り組み状況(50%)  
すべての授業に参加することを前提とし、総合評価が60点以上の者を合格とする。
テキスト
随時資料を配付する。 
参考図書
特になし
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
カレッジマイスタープログラムのうち、建築学科を対象とした科目である。
小規模な建築物の企画から設計・施工まで一貫して取り組む過程で、設計製図、建築計画、建築材料、建築構造等に関する学科専門科目での学びを統合的に理解する。また、以後に履修する学課専門科目の位置づけと必要性を理解する。  
履修登録前の準備
原則として、「木造建築工房Ⅰ」の単位取得を本科目履修の条件とする。「木造建築工房Ⅰ」の活動内容と成果を整理しておくこと。