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教員名 : 入倉 隆
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授業コード
510374
オムニバス
科目名
パワーエレクトロニクス
科目名(英語)
Power Electronics Technology
配当学年
3年
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
金曜3限
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
入倉 隆
教室
3-325
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
本講義の目的は、電気回路工学の応用技術であるパワーエレクトロニクス回路技術を修得し、これにより電源回路の設計についての基礎を身に付けることである。
講義は、予習・復習を有効にするためにテキストに基づいて進める。実際の講義では、理解の容易なように担当教員作成のパワーポイント資料を併用する。毎回、最後に演習とその解説を行い、理解を深める。なお、パワーポイント資料は日工大ポータルからダウンロードできるので準備しておいてください。 達成目標1
パワーエレクトロニクスの基本回路の動作を説明できる[50%]
達成目標2
応用機器である携帯電話、パソコン、モータ駆動、電力変換などの広範囲な電源回路における
パワーエレクトロニクスの役割を説明できる[25%] 達成目標3
演習を通じて電源回路設計の基礎を修得できる[25%]
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
パワーエレクトロニクスとは
テキストp1〜p23の予習と演習問題の復習をする(2時間)
第2回
波形を定量的に表すために
教科テキストp24〜p30の予習と演習問題の復習をする(2時間)
第3回
パワーデバイス
教テキストp34〜p57の予習と演習問題の復習をする(2時間)
第4回
DC-DCコンバータ(1)
降圧チョッパの原理 テキストp60〜p64の予習と演習問題の復習をする
(2時間) 第5回
DC-DCコンバータ(2)
降圧チョッパの実際の回路 テキストp64〜p72の予習と演習問題の復習をする
(2時間) 第6回
DC-DCコンバータ(3)
昇圧チョッパ テキストp73〜p81の予習と演習問題の復習をする
(2時間) 第7回
整流回路(1)
単相半波ダイオード整流回路 単相全波ダイオード整流回路 テキストp88〜p97の予習と演習問題の復習をする
(2時間) 第8回
整流回路(2)
平滑リアクトルの効果 教テキストp98〜p103の予習と演習問題の復習をする
(2時間) 第9回
整流回路(3)
単相サイリスタ整流回路 三相整流回路 テキストp104〜p121の予習と演習問題の復習をする
(2時間) 第10回
インバータ(1)
インバータの原理 教テキストp126〜p139の予習と演習問題の復習をする
(2時間) 第11回
インバータ(2)
IGBTハーフブリッジインバータ回路 テキストp140〜p143の予習と演習問題の復習をする
(2時間) 第12回
インバータ(3)
単相インバータ テキストp144〜p154の予習と演習問題の復習をする
(2時間) 第13回
インバータ(4)
三相インバータ、PWMインバータ 教テキストp155〜p167の予習と演習問題の復習をする
(2時間) 第14回
全体のまとめ
講義の中で取り上げた例題や演習について復習をしておくこと(2時間)
課題等に対するフィードバック
演習については解説を行うとともに、採点をして翌週返却する。
評価方法と基準
演習50点、期末試験50点
「C」評価となる基準:演習と期末試験の合計点が60点以上 テキスト
西方正司 『パワーエレクトロニクス講義ノート』 オーム社 (2014年)
[ISBN978-4-274-21513-1] その他に担当教員作成のパワーポイント資料を日工大ポータル経由で配布します。 参考図書
パワーエレクトロニクス関連の図書を必要に応じて参考にすることが望ましい。
校内図書館に多数あります。 科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「パワーエレクトロニクス」は、全ての電子機器の電源に活用されている電気電子工学の重要技術の一つである。電気電子工学の基本である電気回路工学の応用としての位置づけであり、また電気機器工学などの応用技術の基本となるものである。
履修登録前の準備
微分積分、電気回路の下級年次の科目を復習しておくこと。
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