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教員名 : 神 雅彦
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授業コード
510564
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅱ
科目名(英語)
Graduation Thesis II
配当学年
4年
単位数
4単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
基_機械
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
神 雅彦
教室
実務家教員担当授業
担当者の神雅彦は、民間企業において機械製品開発、設計、生産設計を行ってきた。その経験を活かし、実例や、細部の解説など、実感のある授業を展開する。
授業の目的と進め方
機械工学にもとづく総合的課題解決能力、および、安全な作業や環境を維持する能力を身につけることを目的とする。3年次までの科目において学習した知識や技能を基礎として、研究課題の解決法を検討・提案し、この有効性を実験や作品等により示す。具体的には、卒業研究Ⅰに継続して、学生は、所属する研究室の教員から指導を受け、装置設計、作品製作、実験を進め、レポートやプレゼンテーションとして成果を表現する。また、安全な作業や環境を維持するために、学生安全委員会を組織して活動する。
達成目標1
教員の指導の下で、課題の分析、問題点の解決法の検討、および有効性の証明などができるようになる。【40%】
達成目標2
実験装置の設計製作、作品の製作などの機械工学に関連する実技的能力を身につける。【30%】
達成目標3
研究成果を卒業論文や制作物等にまとめ、プレゼンテーションできるようになる。【30%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
○
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
○
その他課題解決型学習
テーマによって異なるが、これまでの技術的な課題や不明確な現象に対しての解決策や改善策を背景やリソースを理解しながら解決する取組み。
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究計画の見直し
中間発表での指摘事項、反省点を元に、問題点を再度整理すること。【予習5時間】【復習5時間】
第2回
具体的な研究計画の立案
問題点の把握をもとに、研究計画の修正を行うこと。【予習5時間】【復習5時間】
第3回
文献調査(第2期)
修正した計画に対する新たな実験方法や理論に関する文献の調査や関連文献の調査をしておくこと。【予習5時間】【復習5時間】
第4回
骨格の構築(第2期)
課題や問題点を踏まえ、骨格の再検討を行う。また、次の段階の実験準備をしておくこと。 【予習5時間】【復習5時間】
第5回
研究の遂行(第2期前期)
再検討した仮説の検証実験・調査をおこなう。そのための実験装置を準備したり、調査方法を検討しておくこと。【予習5時間】【復習5時間】
第6回
研究の遂行(第2期中期)
実験や調査によって得られるデータやパラメータの適切な処理方法や物理的な意味を理解しておくこと。【予習5時間】【復習5時間】
第7回
研究の遂行(第2期後期)
仮説検証の枠組みを見直し、必要な追加検討を整理すること。【予習5時間】【復習5時間】
第8回
実験・制作のまとめ(第2期)
これまでの結果を、まとめるためのロジックを検討しておくこと。【予習5時間】【復習5時間】
第9回
実験等の成果の分析・評価
これまでに行った全てのデータ、文献、調査結果を総合し、取り組みを総括する準備をすすめる。指導教員の指導の下、卒業研究の最終形を検討しておくこと。 【予習5時間】【復習5時間】
第10回
取組の統括
これまでに行った全てのデータ、文献、調査結果を総合し、取組みを総括する準備をすること。さらに指導教員の指導の下、卒業研究の最終形を検討しておくこと。【予習5時間】【復習5時間】
第11回
卒業研究のまとめ作業
各担当教員の指導にしたがい、研究成果を論文などの形態にまとめる。【予習5時間】【復習5時間】
第12回
卒業研究の完成
各担当教員の指導にしたがい、研究成果を論文などの形態にまとめる。【予習5時間】【復習5時間】
第13回
卒業論文概要、卒業論文、制作物、研究発表の準備
実験や調査によって得られた研究成果をまとめ、発表概要などをまとめる。【予習5時間】【復習5時間】
第14回
発表・卒業論文・制作物の完成
卒業研究発表のプレゼンテーション全体を完成させて、評価を受ける。【予習5時間】【復習5時間】
課題等に対するフィードバック
研究への取り組みにおける進捗状況や課題について個別の講評し、研究がより良い方向へと進められるよう、不足している点や改善すべき点などを具体的にアドバイスする。
評価方法と基準
成果物(卒業論文またはそれに代わる作品など)を評価対象として提出する。卒研の内容を要約した概要を提出する。卒研発表会でプレゼンテーションを行い、教員からの質疑に対応する。
指導教員が達成目標に基づいて評価し、60%以上の到達をもって合格とする。 テキスト
教科書、参考書は各指導教員により指示される。学術論文が相当する場合もある。これらに加えて、自ら進んで情報を収集する事が求められる。
参考図書
教科書、参考書は各指導教員により指示される。学術論文が相当する場合もある。これらに加えて、自ら進んで情報を収集する事が求められる。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
ディプロマポリシーの【実践的技術力】に記載の「技術の適切な活用」および【豊かな人間性と社会性】における「自主的かつ計画的な学修」「協調して取り組む課題解決」および「正確な意思伝達と他者との議論」に関連する。
カリキュラムマップ上では、学部で学ぶ全ての科目の集大成としての実践の場として位置付けられる。卒業研究Iに引き続き、さらに自律的に研究を行う。 履修登録前の準備
「卒業研究I」の単位を修得していること。
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