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教員名 : 内田 祐一
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授業コード
510607
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅰ
科目名(英語)
Graduation Thesis I
配当学年
4年
単位数
4単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
基_応用,基_環生
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
内田 祐一
教室
実務家教員担当授業
担当教員の内田は、企業の研究所において製造プロセスの操業解析や製品評価の実務経験がある。その経験を活かし、卒業研究や社会活動に応用できる実践的なテーマや実例を扱っている。
授業の目的と進め方
自らで発見した課題に対し、自らで導いた解決方策を実際の研究や開発活動に応用するために、課題解決のための知識や技術を更に深く理解するとともに、複数の解決方策の中で最良の方策の提案とこれを実践することにより期待される成果をまとめる。
講義及びPBL形式で行う。 達成目標1
・自ら発見した課題に対し、自らで導いた解決方策を実践することができる。【20%】
達成目標2
・課題解決のための知識や技術を更に深く理解し、これを身に付けることができる。【20%】
達成目標3
・複数の解決方策の中で、最良の方策を提案することができる。【20%】
達成目標4
・提案した方策を実践することにより期待される成果をまとめ、推敲を重ねた中間報告書を作成して期日までに提出することができる。【20%】
達成目標5
・必要に応じてプロポーザルディフェンス(中間審査)で成果を発表し、その妥当性を客観的に評価した上で,改善策などを検討することができる。【20%】
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究テーマ案の修正
必要に応じ、上級生、指導教員と相談しながら、3年次に報告書にまとめた研究テーマ案を修正すること
第2回
研究テーマの決定
決定した研究テーマ案の妥当性を客観的に検証するべく、最新の研究論文を読み、その内容を十分理解すること。
第3回
研究実施計画の立案
上級生の例を参考に、大まかな研究実施計画を作成すること。
第4回
研究実施項目の洗い出し
選定した研究テーマを実施するにあたり、どのような実施項目が必要か、細かく洗い出すこと。必要に応じて、上級生や指導教員のアドバイスを受けること。
第5回
研究実施項目の具体的なスケジュールへの落とし込み
研究実施項目を年間スケジュールに落とし込み、四半期ごと、月間計画が妥当かを十分に評価し、必要に応じて修正を行うこと。
第6回
研究方法の検討
関連分野の論文を読み込み、研究方法を検討すること。
第7回
予備実験の実施
研究方法を確定し、現時点で入手可能な情報に基づいて予備実験を実施する。
第8回
研究方法の再検討
予備実験の結果に基づいて、研究方法の再検討を行う。
第9回
データの収集・整理方法の検討
思考実験および研究方法の再検討の結果に基づいて、データの入手方法・整理方法について十分検討すること。
第10回
研究実施用のデータの収集
研究実施用のデータを収集する。必要に応じて、上級生や指導教員のアドバイスを受けること。
第11回
研究実施用データの整理
研究実施用のデータを整理する。必要に応じて、上級生や指導教員のアドバイスを受けること。
第12回
中間報告書作成(既存研究の問題点の指摘)
既存研究の問題点を中間報告書にまとめること。必要に応じて、上級生や指導教員のアドバイスを受けること。
第13回
中間報告書作成(研究目的と実施方法)
研究目的、実施方法を中間報告書にまとめること。必要に応じて、上級生や指導教員のアドバイスを受けること。
第14回
中間報告発表会
中間報告書の内容を発表した後、得られたアドバイスを適切に研究計画に反映させること。
課題等に対するフィードバック
研究指導を通して卒業研究に対するフィードバックを行う。
評価方法と基準
指導教員による日常の研究活動の評価結果、卒業研究中間発表用抄録の内容、中間発表会での発表・質疑応答が合格レベル(60点以上)にあると認められる場合に、本科目を合格とする。成績評価にはルーブリックを用いる。
テキスト
研究テーマに応じて、専門性の高いテキスト、書籍、研究論文等を利用する。
参考図書
研究テーマに応じ、専門性の高いテキスト、書籍、研究論文等を利用する。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
3年次のプロフェッショナルゼミにおいては、自ら課題を発見し、これを解決する方策を自らで提案した。本科目では、課題解決に必要な知識と技術を更に深く理解すると同時に、この課題解決策を実践に移して最良の方策を提案することに重点を置く。プロポーザルディフェンス(中間審査)を実施し、その妥当性を客観的に判断した上で、改善案などを盛り込む実践を行い、秋学期の卒業研究IIへと結びつける。
履修登録前の準備
常に最新の研究論文を読み続けると同時に、3年次のプロフェッショナルゼミで整理した研究テーマの内容、方法論を十分に理解しておくことが必要である。
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