シラバス情報

授業コード
510613
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅰ
科目名(英語)
Graduation Thesis I
配当学年
4年
単位数
4単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
先_ロボ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
中里 裕一
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
3年次までに学んだロボティクス学科のさまざまな分野の中から一つの研究課題を設定し、直接指導を受けながら独自の力で総合化あるいは深化させていく。「卒業研究Ⅰ」では、研究題目の設定と必要となる予備実験、シミュレーション等を進めるとともに、進捗状況を取りまとめて卒業研究発表会にて報告する。 
達成目標1
自分が取り組む研究課題を決定できる【10%】
達成目標2
自分の研究課題の背景を調べることで、課題や問題点を抽出できる。【15%】
達成目標3
研究の目的を明確化できる。【15%】
達成目標4
研究を遂行するための手順についてまとめることができる【15%】
達成目標5
研究に必要な予備的な実験やシミュレーションを実施できる【20%】
達成目標6
実験やシミュレーションの結果を集約して、発表することができる【15%】
達成目標7
卒業研究Ⅱの実施に向けて、更なる課題を設定できる【10%】

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
次世代のロボット(本授業では医療福祉ロボット・災害救助ロボット・人間型ロボット・マイクロロボット)などの課題や問題点を調査し、その解決に向けた研究を実験やシミュレーション等を通じて実践的に検討する。

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究テーマの問題点の抽出 
「卒業研究ゼミナールII」「プロジェクト研究II」受講時に時に選択した研究テーマをより深く理解し、問題点を抽出する。予習復習共に各1.5時間づつ。
第2回
研究テーマの背景調査 
決まった研究テーマに関する背景について学術論文等を参考にして調べる。 予習復習共に各1.5時間づつ。
第3回
研究テーマに関する課題や問題点の把握・理解 
研究テーマにおける研究背景や問題点の抽出から得られた内容を把握し、理解する。 予習復習共に各1.5時間づつ。
第4回
研究目標の決定 
分かった課題や問題点を吟味し、自分の研究目標を決定する。 予習復習共に各1.5時間づつ。
第5回
研究目標の決定 
研究目標に到達するまでの研究計画を立案する。 予習復習共に各1.5時間づつ。
第6回
実験項目の策定 
実験計画に基づき、時系列で実験項目を策定する。予習復習共に各1.5時間づつ。 
第7回
予備実験やシミュレーションの実施 
実験項目に沿って、予備実験や必要なシミュレーションを行う。予習復習共に各1.5時間づつ。
第8回
実験やシミュレーションの改善 
実際に予備実験やシミュレーションを行ってみると、予想していなかった問題が発生する場合が多い。この解決策を検討する。予習復習共に各1.5時間づつ。
第9回
中間検討 
当初、予定したような計画通りに進んでいるか、間違った方向に向かってはいないか等、指導教員と十分に検討する。予習復習共に各1.5時間づつ。
第10回
追加実験や追加シミュレーション 
今までに得られたデータを吟味し、更に必要な結果を得るよう追加実験や追加シミュレーションを行う。予習復習共に各1.5時間づつ。
第11回
卒業研究Ⅰのまとめ 
ここまでの実験やシミュレーションで何が分かって、何が今後の課題なのかをまとめる。予習復習共に各1.5時間づつ。
第12回
抄録原稿の執筆 
卒業研究発表会で配布される抄録集に掲載する原稿を執筆し、指導教員の添削を受ける。予習復習共に各1.5時間づつ。
第13回
発表練習 
卒業研究発表会のための発表練習を行う。予習復習共に各1.5時間づつ。
第14回
卒業研究発表会 
学科で計画されたプログラムに従って、自らの研究内容を発表し、質疑応答を行う。予習復習共に各1.5時間づつ。


課題等に対するフィードバック
毎週定例報告会を実施し、研究内容に関しての意見交換を行い、疑問点や問題になっている事に対して適宜指導を行う。
評価方法と基準
抄録原稿を提出し、卒業研究発表会で発表・質疑応答を行うことが最低限の義務である。最終的には、学科の卒業研究判定会議にて合否が決定する。
テキスト
卒業論文に関する指示された文献。学術論文を用いる場合もある。(卒業研究テーマによって異なる) 
参考図書
卒業論文に関する指示された文献。学術論文を用いる場合もある。(卒業研究テーマによって異なる) 
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
3年次までに修得してきた知識や技術を元に、「卒業研究ゼミナールI」「プロジェクト研究I」「卒業研究ゼミナールII」「プロジェクト研究II」で身に付けたノウハウを発揮して、研究課題に取り組み、独自の成果が得られるよう邁進する。そして、後半の「卒業研究Ⅱ」へのステップとする。
履修登録前の準備
研究を進めるテーマに関して、社会的な背景や必要な技術について自ら進んで情報収集すること。