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教員名 : 芳賀 健
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授業コード
510637
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅰ
科目名(英語)
Graduation Thesis I
配当学年
4年
単位数
4単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
基_応用,基_環生
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
芳賀 健
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
3学年までに学んだ応用化学科のさまざまな分野の中から一つの研究課題を設定し、指導教員から直接指導を受けながら独自の力で総合化あるいは深化させていく。「卒業研究Ⅰ」では、研究題目の設定と必要となる予備実験、シミュレーション等を進めるとともに、進捗状況を取りまとめて卒業研究発表会にて報告する。
達成目標1
自分の研究課題の背景を調べることで、課題や問題点を抽出できる【20%】。
達成目標2
研究の目的を明確化し、研究を遂行するための手順についてまとめることができる【20%】。
達成目標3
研究に必要な予備的な実験やシミュレーションを実施できる【20%】。
達成目標4
得られた研究結果を集約して、発表することができる【20%】。
達成目標5
「卒業研究Ⅱ」の実施に向けて、更なる課題を設定できる【20%】。
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究テーマの策定方法を学修する(なお,以下に示す授業計画及び授業時間外課題は代表的なものであり,この科目は基本的に研究テーマに応じて実施される)。
指導教員のアドバイスを受けて、実施可能な研究テーマを策定しておくことする(5時間)。
第2回
研究テーマの背景調査の方法を学修する。
実施可能な研究テーマについてまとめておくこと(2時間)。決まった研究テーマに関する背景について学術論文等を参考にして調べておくこと(3時間)。
第3回
研究テーマに関する課題や問題点の抽出方法を学修する。
研究テーマの背景調査方法を復習しておくこと(2時間)。研究テーマに関する疑問点や問題点などをまとめておくこと(3時間)。
第4回
研究目標の決定方法を学修する。
研究に関する問題点などの抽出方法を復習しておくこと(2時間)。分かった課題や問題点を吟味し、自分の研究目標を決定しておくこと(3時間)。
第5回
実験計画の立案方法を学修する。
研究目標の決定方法について復習しておくこと(2時間)。研究目標に到達するまでの研究計画を立案しておくこと(3時間)。
第6回
実験項目の策定方法を学修する。
実験計画の立案方法を復習しておくこと(2時間)。実験計画に基づき、時系列で実験項目を策定しておくこと(3時間)。
第7回
予備実験やシミュレーションの実施方法を学修する。
実験項目の策定方法を復習しておくこと(2時間)。実験項目に沿って、予備実験や必要なシミュレーションを行うための準備をしておくこと(3時間)。
第8回
実験やシミュレーションの改善方法を学修する。
予備実験やシミュレーションの実施方法を復習しておくこと(2時間)。実際に予備実験やシミュレーションを行ってみると、予想していなかった問題が発生する場合が多いので、その解決策を検討しておくこと(3時間)。
第9回
これまで得られた結果を検討する方法を学修する。
実験やシミュレーションの改善方法を復習しておくこと(2時間)。当初、予定したような計画通りに進んでいるか、間違った方向に向かってはいないか等、十分に検討しておくこと(3時間)。
第10回
追加実験や追加シミュレーションの計画方法を学修する。
研究結果の検討方法を復習しておくこと(2時間)。今までに得られたデータを吟味し、更に必要な結果を得るよう追加実験や追加シミュレーションの計画をたてておくこと(3時間)。
第11回
卒業研究Ⅰのまとめ方を学修する。
追加実験や追加シミュレーションの内容を復習しておくこと(2時間)。ここまでの実験やシミュレーションで何が分かって、何が今後の課題なのかをまとめておくこと(3時間)。
第12回
抄録原稿の執筆方法を学修する。
研究結果のまとめ方を復習しておくこと(2時間)。卒業研究中間発表会で配布される抄録集に掲載する原稿を執筆しておくこと(3時間)。
第13回
発表練習を通して、プレゼンテーションの方法を学修する。
抄録原稿に目を通し、改善点などをまとめておくこと(2時間)。卒業研究中間発表会のための発表スライドを準備しておくこと(3時間)。
第14回
卒業研究発表会を行い、実際のプレゼンテーションの方法を学修する。
発表スライドを用いて発表内容を復習しておくこと(2時間)。学科で計画されたプログラムに従って自らの研究内容を発表するために、発表スライドを用いてプレゼンテーションの練習をしておくこと(3時間)。
課題等に対するフィードバック
扱った課題については、授業内で解説を行う。
評価方法と基準
卒業研究の中間抄録を提出する。加えて指導教員による日常の研究活動の評価が合格レベルにあると認められる場合に、本科目を合格とする。成績評価にはルーブリックを用い、100点満点で60から69点の獲得でC評価とする。
テキスト
指導教員が提示する。学術論文を用いる場合もある。
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
3学年までに修得してきた知識や技術を元に、「プロフェッショナルゼミ」で身に付けた知識・技術を用いて、研究課題に取り組み、独自の成果が得られるよう邁進する。そして、後半の「卒業研究Ⅱ」へのステップとする。
履修登録前の準備
研究を進めるテーマに関して、社会的な背景や必要な技術について自ら進んで情報収集すること。
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