シラバス情報

授業コード
510667
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅰ
科目名(英語)
Graduation Thesis I
配当学年
4年
単位数
4単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
実習
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
宇賀神 守
教室
実務家教員担当授業
担当教員の宇賀神守は、無線用LSIに関する研究開発等の実務経験がある。その経験を活かし、高速動作回路に関して実例を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
卒業研究は、研究室で与えられる課題に対して、これまでに蓄積した勉学の成果の全てを結集して自主的に取り組むものであり、学生生活の締めくくりである。各研究室でのゼミ発表や、中間報告書の作成を通じて、社会に出てからの実務的課題の処理能力を育成することを目的とする。 
達成目標1
・文献調査など研究課題の位置づけを設定し、自分のテーマを決めることができる。(30%)
達成目標2
・ゼミ発表などを通じて、プレゼンテーション能力を高めることができる。(30%)
達成目標3
・中間報告書の作成により、読む人を納得させる、分かりやすい文章を書くことができる。  (40%)
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
学術情報の入手方法とその利用の仕方
卒業研究を始めるにあたり、学術論文の取得方法、研究室での実験方法について把握すること。(2時間)
第2回
和文及び英文の技術論文の読み方
技術論文で用いられる用語やその意味について復習しておくこと。(2時間)
第3回
研究の背景など、情報収集I
過去に発表された学術論文や卒業論文を参考に情報収集を行うこと。(2時間)
第4回
研究の背景など、情報収集I I
引き続き、過去に発表された学術論文や卒業論文を参考に情報収集を行うこと。 (2時間)
第5回
卒業研究テーマの調査と決定
担当教員との議論により、卒業研究テーマを決定する。(2時間)
第6回
研究計画の立案
学術論文からの知識と担当教員との議論により、計画を立案する。(2時間)
第7回
実験装置の整備I
必要なものを揃えて、装置を整備する。(2時間)
第8回
実験装置の整備I I
引き続き、必要なものを揃えて、装置を整備する。(2時間)
第9回
実験の実施I
実験に着手する。(2時間)
第10回
実験の実施II
引き続き、実験を実施する。(2時間)
第11回
実験の実施III
試行錯誤しつつ、実験を実施する。(2時間)
第12回
実験の実施IV
取得した実験結果を精査して、実験を実施する。(2時間)
第13回
再実験の実施
再現性を調べるための実験を実施する。(2時間)
第14回
中間報告書の作成
実験結果をまとめて、検討を行い、「卒業研究II」に向けて、中間報告書を作成する。(2時間)


課題等に対するフィードバック
研究室ゼミを通じて、適宜、課題等に対するフィードバックを行う。
評価方法と基準
指導教員による日常の研究活動の評価が60%以上の目標達成と認められ、かつ、中間報告書の提出により合格と認められる場合に、本科目をC評価以上とする。成績評価にはルーブリックを活用する。
テキスト
適宜指示する。
参考図書
適宜指示する。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
教員の個別指導のもとに、理論、実験、文献調査などの具体的課題を通して研究室の研究活動の一端を担い、研究の根源を学ぶ。また、「卒業研究I」では「卒業研究II」に対する研究の地盤づくりを行うとともに、単に研究のみにとどまらず、中間報告書の作成や、各研究室でのゼミ発表等を通じて、発表能力の育成、および社会に出てからの実務的課題の処理能力を育成することを目標としている。
履修登録前の準備
3年次までの学修全てが準備学修となるため、所属する研究室の研究テーマに関連する科目を復習しておくこと。