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教員名 : 瀧ヶ崎 隆司
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授業コード
510771
オムニバス
科目名
教育実習Ⅲ
科目名(英語)
Teaching Practice III
配当学年
カリキュラムにより異なります。
単位数
4単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
木曜2限
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,先_ロボ,先_情報,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
教職科目
必選の別
教職科目
担当者
瀧ヶ崎 隆司、本村 猛能、小山 将史
教室
2-273
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
教員免許取得には工業科で2週間、技術科、及び数学科では3〜4週間の「教育実習」が必要であり、実習校
の日程に従って「教育実習」を行っている。この授業は、教育実習を円滑に実施できることを目的として、 事前・事後指導を実施する。また、教務課と共に学生の教員免許状取得を積極的に支援し、随時講師等の求 人相談も実施する。 達成目標1
教育実習校と授業研究について綿密に連絡を取り、事前、実習中および事後の指導を積極的に受けることができる。【25%】
達成目標2
大学で学んだ基礎的な知識、理論及び技術について、教育実習を通して、教員に必要な資質を養うことができる。【20%】
達成目標3
学校運営や学校教育の展開について、教育実習を通して総合的に理解することができる。【20%】
達成目標4
教育実習を通して、教員としての適性や能力を発見し、進路先としての教職への意欲を高めることができる。【10%】
達成目標5
教員免許状に関する手続きを、きめ細かな支援を受けながら自ら円滑に処理をすることができる。【10%】
達成目標6
事前・事後学習を通して様々な課題解決策を体得することができる。【15%】
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
○
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
・授業に関するオリエンテーション
・教育実習校の確認、事前アンケート 志望の動機を明確にすること。(1時間)
実習校先に連絡を密にとる。 インターネット等により教育実習校先の調査をすること。(1時間) 第2回
・教育実習前の諸準備と心構え、
マナーとルール 「教育実習Ⅰ」の資料を確認すること。(1時間)
センター内の模擬授業ルームを積極的に活用すること。(1時間) 第3回
・教育実習校の学校経営及び教育活動の特色を理解する
・教材作成、学習指導案の作成 単元指導計画や学習指導案を作成すること。(1時間)
センター内の模擬授業ルームを積極的に活用すること。(1時間) 第4回
・学習指導の実際①
授業の導入・展開 実習受入校の使用教科書を入念に読み、教材研究をすること。(1時間)
センター内の模擬授業ルームを積極的に活用すること。(1時間) 第5回
・学習指導の実際②
模擬授業の実施・改善、 模擬授業(1)と相互評価 模擬授業の準備、一人授業の実施をすること。(1時間)センター内の模擬授業ルームを積極的に活用すること。(1時間)
第6回
・学習指導の実際③
模擬授業の実施・改善、 模擬授業(2)と相互評価 教材資料の収集をすること。(1時間)
センター内の模擬授業ルームを積極的に活用すること。(1時間) 第7回
・学習指導の実際④
模擬授業の実施・改善、教育方法・授業技術(板書・発問・ノート指導) 模擬授業(3)と相互評価 模擬授業の教材研究をすること。評価規準を作成しておくこと。(1時間)
センター内の模擬授業ルームを積極的に活用し、一人授業を実施すること。(1時間) 第8回
・学習指導の実際⑤
模擬授業の実施・改善、 模擬授業(4)と相互評価 模擬授業の教材研究をすること。(1時間)
一人授業を録音や録画して、工夫・改善をおこなうこと。(1時間) 第9回
・教育実習研究授業の実施①
1回目の研究授業の準備。(1時間)
反省・改善。(1時間) 第10回
・教育実習研究授業の実施②
2回目の研究授業の準備。(1時間)
反省・改善。(1時間) 第11回
・教材研究発表①と相互評価
複数の教材を作成すること。(2時間)
第12回
・教材研究発表②と相互評価
教材の工夫・改善をおこなうこと。(2時間)
第13回
・教育実習報告会①と事後指導
日誌の整理、礼状指導 教育実習の反省事項を整理し、日誌に記入すること。(2時間)
実習校への礼状を作成すること。(1時間) 第14回
・教育実習報告会②と事後指導
マナーとルールの再確認、事後アンケート 14回の授業を終えて自己の取組をふり返る。
教員としての適格性について自己診断を実施する。(2時間) 第15回
・秋学期に関するオリエンテーション
教員免許状一括申請についての確認、秋学期教育実習に関しての指導 秋学期教育実習者については、実習校先に連絡を密にとる。
センター内の模擬授業ルームを積極的に活用し、一人授業を実施すること。(1時間) インターネット等により教育実習校先の調査をすること。(1時間) 第16回
・教員免許状の申請事務手続き
教育実習校の学校経営及び教育活動の特色を理解する 教員免許状申請書類の確認をすること。(1時間)
事務手続き処理を確認する。センター内の模擬授業ルームを積極的に活用し、一人授業を実施すること。(1時間) 第17回
・教員免許状に関するQ&A、免許の更新講習について
教員免許状書類の確認と提出。(1時間)
センター内の模擬授業ルームを積極的に活用し、一人授業を実施すること。(1時間) 第18回
・4年生による教育実習報告①
学科単位 ・模擬授業(1) 3年生に対して教育実習の事前・事後、及び成果報告。(1時間)
研究授業のビデオ視聴準備。(1時間) 第19回
・4年生による教育実習報告②
学科単位 ・模擬授業(2) 3年生に対して教育実習の事前・事後、及び成果報告。(1時間)
研究授業のビデオ視聴準備。模擬授業の準備。(1時間) 第20回
・4年生による教育実習報告③
学科単位 ・模擬授業(3) 3年生に対して教育実習の事前・事後、及び成果報告。(1時間)
研究授業のビデオ視聴準備。(1時間) 第21回
・4年生による教育実習報告④
学科単位 ・模擬授業(4) 3年生に対して教育実習の事前・事後、及び成果報告。(1時間)
研究授業のビデオ視聴準備。(1時間) 第22回
・4年生による教育実習報告⑤
学科単位 ・模擬授業(5) 3年生に対して教育実習の事前・事後、及び成果報告。(1時間)
研究授業のビデオ視聴準備。模擬授業の教材研究。(1時間) 第23回
・4年生による教育実習報告⑥
学科単位 ・模擬授業(6) 3年生に対して教育実習の事前・事後、及び成果報告。(1時間)
研究授業のビデオ視聴準備。反省・改善。(1時間) 第24回
・4年生による教育実習報告⑦
学科単位 ・模擬授業(7) 3年生に対して教育実習の事前・事後、及び成果報告。(1時間)
研究授業のビデオ視聴準備。(1時間) 第25回
・秋学期教育実習報告会と事後指導、事後アンケート
・教職希望者への学内登録手続き 秋学期教育実習の報告準備。(2時間)
第26回
・教員採用試験二次合格者の模擬授業①
講師求人指導 該当者の授業準備。(2時間)
第27回
・教員採用試験二次合格者の模擬授業②
講師求人指導 該当者の授業準備。(2時間)
第28回
・教員免許状一括申請についての日程確認、注意事項
講師求人指導 28回の授業を終えて自己の取組をふり返る。
教員としての適格性について自己診断を実施する(2時間)。 課題等に対するフィードバック
随時、個別にフィードバックする。
評価方法と基準
・実習日誌の提出が大前提であり、教育実習校による評価(50%)、日誌内容(20%)、教材作成(10%)、及び学習指導案等の提出物(20%)を総合的に評価し、60点/100点以上で合格とする。る。
・教育実習中だけでなく事前・事後を含めトラブル等が生じた場合は、教育実習はその時点で中止とし、評価はしない(不合格となる)。 テキスト
教職教育センター作成の教育実習日誌、及び教育実習の手引き、資料
参考図書
文部科学省『中・高学習指導要領』、『評価規準』、関係する教科書・指導書等
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
・3年次までに規定の教職科目を履修することが必要。
特に3年次の『教育実習Ⅰ』を必ず履修し、単位を取得しなければ教育実習には行けない。 「教育実習Ⅲ」は、中学校の教員免許取得予定者が対象。 ・教育実習を通して、教員としての適性や能力を発見し、進路先選定として教職への意欲を高める。 履修登録前の準備
・教育実習校との連携を密にしておくこと。
様々な機会をみて母校のHP調査や、アポイントを取り訪問するなど、積極的に行動する必要がある。 ・教育関係学会・新聞・教育関係雑誌等を活用して最新の教育情報等を入手し教材開発に生かすこと。 |