シラバス情報

授業コード
510876
オムニバス
科目名
スタディスキルズ
科目名(英語)
Study Skills
配当学年
1年
単位数
1単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
木曜3限
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,基_応用,基_環生,先_ロボ,先_情報,先_データ,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
共通教育科目
必選の別
選択科目
担当者
河住 有希子、八木田 浩史、田中 佳子
教室
5-401、5-402
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
大学での教養科目として、様々な分野(自然科学・社会科学・人文科学)の入門資料に触れ、社会人基礎力を支える一般常識を養うことにより、エンジニア・研究者への第一歩を歩みます。また、大学を卒業し社会で活躍するために必要な「他者の話を適切に理解し、それに対して思考すること」を学びます。授業は各自が考え、書くことにより進めます。
達成目標1
初めて触れる分野にも関心を持つことができる。【10%】
達成目標2
資料にある様々な価値観を見聞きし、記録しようとすることができる。【20%】
達成目標3
他者の話を適切に聞いて、記録することができる。【20%】
達成目標4
身の回りの生活を改めて知り、改めて説明しようとすることができる。【25%】
達成目標5
自律的に学習を継続することができる。【25%】
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
学習内容を自分の方法で記録する。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
*本授業は、第1〜14回の全授業及び各回のフィードバックを複数教員(河住、八木田)で担当します。
【予習】語の意味と表記の確認(1時間)
【復習】シラバスをノートで確認できるようにして、自分の記録と照らし合わせる。(1時間)

*予習については、授業中に別途指示します。
第2回
学習内容の記録を見直し、加筆する。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
【予習】語と語の関係を捉える(1時間)
【復習】加筆の前後の違いを記録する。(1時間)
第3回
学習内容を過不足なく記録する。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
【予習】文脈にあった語を選択する。
【復習】「過不足」に対して考えたことを記録する。(1時間)
第4回
記録したものに対する他者の意見を聞き、書き留める。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
【予習】内容に最も合った語を使う。(1時間)
【復習】聞いたことを記録する。(1時間)
第5回
他者の意見を聞いて、自分の記録を見直す。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
【予習】語の意味を正確に理解して使う。(1時間)
【復習】見直したことを記録する。(1時間)
第6回
記録内容の正確さに留意しながら、自分の記録を振り返る。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
【予習】語を多面的に捉える。(1時間)
【復習】振り返りの過程を記録する。(1時間)
第7回
学習内容の記録を見て、論点を見つける。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
【予習】上位概念と下位概念を考える。(1時間)
【復習】論点を見つける過程を記録する。(1時間)
第8回
学習内容の記録を見て、論点を整理する。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
【予習】類似する複数の語の関係を捉える。(1時間)
【復習】整理の前後の違いを記録する。(1時間)
第9回
自分の記録方法と理解度を振り返る。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
【予習】文の中で語を適切に使う。(1時間)
【復習】振り返りの過程を記録する。(1時間)
第10回
提示された「問い」の内容を適切に理解する。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
【予習】文意を判断し、適切な語を選択して使う。(1時間)
【復習】理解したことを記録する。(1時間)
第11回
「問い」に対して分かることと分からないことを書く。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
【予習】類義語を、根拠をもって使い分ける。(1時間)
【復習】分かることと分からないことの境界を記録する。(1時間)
第12回
思考したことを記録する。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
【予習】複数の語を多面的に捉え、関係を考える。(1時間)
【復習】思考の過程を記録する。(1時間)
第13回
思考を深めるプロセスを振り返る。
(授業中に提示される資料に基づく活動)
【予習】上位概念と下位概念を考え、類義語を捉えなおす。(1時間)
【復習】ノートの記録は十分かを確認する。できれば同じ教室の人とも共有する。(1時間)
第14回
総合演習
(第13回の総括へのフィードバック、全回の授業を踏まえた総合演習)
【予習】未知の語を既有知識と結びつける。(1時間)
【復習】本科目の総括を行う。(1時間)
本活動の終了をもって、全14回の授業を受講したことになる。


課題等に対するフィードバック
各回の提出物を授業担当者が読み、書かれていることの確認や質問、関心を持ったことへのコメント、新たな問題提起等を付して返却します。学びの記録とフィードバック(提出とコメント)の往還を通して視野を広げ、思考を深めることを目指します。
評価方法と基準
授業中に提示する文章・資料についての総合演習課題の提出を必須とする。
その上で、課題および各自の主体的な取組を総合的に加味する。

総合演習課題が以下の要件を満たすことで合格とする。
・期日内に提出すること
・総合演習課題により、本科目の達成目標1〜5への到達度が60%以上であると判定されること
テキスト
馬場眞智子他編著『理工系大学生のための日本語再入門』化学同人(2010年) [ISBN:978-4-7598-1177-3]
参考図書
以下の書籍は、参考図書です。それぞれの本の内容をすべて取り上げることはしないので、購入しなければいけないというものではありません。
Kathryn L. Allen Ed.『スタディスキルズ』丸善(2005年)[ISBN: 978-4-621-07652-1] 
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
この授業は教養科目の一つです。「スタディスキルズ」では、大学で学び、視野を広げ、生涯学び続けるための素地を築くことを目指します。
履修登録前の準備
ノート(note)の意義を考慮し、その準備をすることを推奨します。