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教員名 : 神 雅彦
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授業コード
510906
オムニバス
科目名
機械加工
科目名(英語)
Metal Cutting and Machine Tools
配当学年
カリキュラムにより異なります。
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
水曜2限
対象学科
基_機械
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
神 雅彦
教室
1-304
実務家教員担当授業
担当者の神雅彦は、民間企業における製品開発、設計、生産設計の経験を活かし、実例や細部の解説など、実感のある授業を展開する。
授業の目的と進め方
機械加工(切削加工)法は、素材から不要部分を除去して必要な形状と表面仕上を与える方法による機械部品の製作法である。 学生は、生産加工の中核をなす機械加工における素養と知識を身につけるために、切削加工・砥粒加工理論、各種切削・砥粒加工方法、工具と工作機械、加工精度と測定などに関して学び、生産加工分野で仕事を進める上での基礎を身につける。
授業は、テキストの精読、動画や写真の視聴、現物の確認などの方法で進められる。 達成目標1
機械製作における機械加工の位置付けを説明できる。【20%】
達成目標2
切削加工の基礎理論を説明できる。【20%】
達成目標3
各種の切削加工法および砥粒加工法を説明できる。【20%】
達成目標4
工作機械と工具に関する基礎について説明できる。【20%】
達成目標5
加工精度と加工能率について説明できる。【20%】
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
形のつくり方
予習:テキストの目次、まえがきを読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:講義内容を振り返り、ノートに再整理しておくこと(1時間)。 第2回
材料のいろいろ〜切削の観点から〜
予習:テキストの「切削加工」の関連部分を読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:材料について、関連図書で掘り下げてみること(1時間)。 第3回
工具の概念
予習:テキストの「切削加工」の関連部分を読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:工具の角度について整理してみること(1時間)。 第4回
切削の静力学
予習:テキストの「切削加工」における関連事項の部分を読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:切削力、比切削抵抗の求め方を実際に計算してみること(1時間)。 第5回
切削の動力学
予習:テキストの「切削加工」における関連事項の部分を読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:高速切削・びびりの発生・振動切削について再確認してみること(1時間)。 第6回
切削の化学
予習:テキストの「切削加工」における関連事項の部分を読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:切削油剤の働きに関して、関連文献により掘り下げてみること(1時間)。 第7回
砥粒という刃物
予習:テキストの「砥粒加工」の関連事項の部分を読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:砥粒について整理しておくこと(1時間)。 第8回
研削のメカニズム
予習:テキストの「砥粒加工」の関連事項の部分を読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:研削加工理論について掘り下げてみること(1時間)。 第9回
さまざまな研磨
予習:テキストの「砥粒加工」の関連事項の部分を読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:砥石および遊離砥粒加工に関して、関連文献により掘り下げてみること(1時間)。 第10回
切削の型
予習:テキストの「砥粒加工」の関連事項の部分を読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:歯車切削、ねじ切りなどについて整理すること(1時間)。 第11回
工作機械の原理
予習:配布した「工作機械と生産システム」に関する資料を読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:生産システムに関して、関連文献等により掘り下げてみること(1時間)。 第12回
機械の精度
予習:配布した「加工計測」に関する資料を読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:いろいろな計測法に関して、関連文献等により掘り下げてみること(1時間)。 第13回
加工の能率
予習:配布した「機械加工の実際」を読んで、理解できたことと不明点を整理しておくこと(1時間)。
復習:加工能率に関して、調べてみること(1時間)。 第14回
切削の未来形
予習:テキスト全体を復習しておくこと(1時間)。
復習:ポイントを整理して、総復習して試験に臨むこと(1時間)。 課題等に対するフィードバック
授業中の課題について、ミスの多かったポイント、重要ポイント、全体の傾向、補足事項などを画面で提示しながら解説する。雑談レポートについて、いくつかの意見をピックアップして紹介し、議論のきっかけにする。
評価方法と基準
雑談レポート30%と期末試験70%の計100%のうち、60%以上の達成をもって合格とする。
テキスト
古閑伸裕ほか:『生産加工入門』コロナ社(2009)、【ISBN:978-4-339-04601-4】
参考図書
鬼鞍宏猷編著:『機械製作要論』養賢堂(2016)、【ISBN978-4-8425-0541-1】
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「機械工作実習」「機械材料1、2」「機械要素・製図基礎」などの、工作実習、材料、機械要素科目を踏まえて、生産加工技術の基礎となる本科目につながる。この科目から、特殊加工などの応用加工法に発展する。
履修登録前の準備
機械工作実習、機械工学実験等の科目を復習しておくこと。
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