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教員名 : 澤田 隼
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授業コード
510919
オムニバス
科目名
情報セキュリティ基礎
科目名(英語)
Fundamentals of Information Security
配当学年
2年
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
火曜3限
対象学科
先_情報,先_データ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
澤田 隼
教室
5-104
実務家教員担当授業
本授業の教員は、民間企業にて、情報セキュリティのマネジメントを行なった経験がある。
その経験を踏まえて、現場レベルでの情報セキュリティについて解説する。 授業の目的と進め方
情報セキュリティは、情報化社会において必要不可欠な基盤技術である。とくに、情報工学、データサイエンスの分野では、幅広い知識が必要になる。本講義の前半では、情報セキュリティの基礎として、「情報セキュリティマネジメント」資格を目指す動機を得るようにする。また、後半では、グループワーク等によって、実践的な課題に取り組む。
達成目標1
情報セキュリティの基礎知識を修得できる【20%】
達成目標2
情報セキュリティの基礎技術(データベース、ネットワーク)を修得できる【20%】
達成目標3
情報セキュリティの実践を体得できる【30%】
達成目標4
情報セキュリティ事故の未然予防技術を修得できる【30%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
情報セキュリティの概要
身近な情報セキュリティを事前に調査する(2時間)
第2回
情報セキュリティとヒューマンエラー
ヒューマンエラーによる情報セキュリティ事故について調査する(2時間)
第3回
情報セキュリティ基礎
サイバー攻撃手法、暗号、認証などについて復習すること(2時間)
第4回
情報セキュリティ対策
マルウェア対策、不正アクセス対策、情報漏えい対策などについて復習すること(2時間)
第5回
データベースとネットワーク
TCP/IP、IPアドレス、ポート番号などについて復習すること(2時間)
第6回
情報セキュリティの関連法規
知的財産権、個人情報の保護などについて復習すること(2時間)
第7回
企業のセキュアシステム
セキュリティシステム戦略などについて復習をすること(2時間)
第8回
中間テスト
中間テストの復習を行なうこと(2時間)
第9回
情報セキュリティ事故の未然予防
FMEAを完成させること(2時間)
第10回
情報セキュリティ事故の未然予防〜グループワーク〜
グループワークでの内容について、考察を行なうこと(2時間)
第11回
情報セキュリティの事故事例
情報セキュリティ事故とその原因を調査すること(2時間)
第12回
情報セキュリティ事故事例〜グループワーク〜
グループワークでの内容について、考察を行なうこと(2時間)
第13回
情報セキュリティの課題
情報セキュリティの課題を調査すること(2時間)
第14回
情報セキュリティへの期待
今後の情報セキュリティについて考察すること(2時間)
課題等に対するフィードバック
課題については、授業内で解説の時間を設ける。
評価方法と基準
授業中の課題、中間テスト、定期試験を総合して評価を行なう。
合格(C評価以上)になるには、すべての提出物を期限内に提出し、中間テスト、定期試験で60点以上であることが原則。 テキスト
岡嶋 裕史『令和07年 情報セキュリティマネジメント 合格教本 (情報処理技術者試験)』技術評論社(2024年)[ISBN-13: 978-4297146047]
参考図書
瀬戸美月、齋藤健一『徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 令和7年度』インプレス(2024年)[ISBN-13: 978-4295020820]
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
情報セキュリティ基礎は、情報メディア工学科、データサイエンス学科のすべての専門科目の基礎と位置付けることができる。また、情報セキュリティ応用を履修するための準備となる。
履修登録前の準備
情報セキュリティの基礎的な知識を得ていること
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