シラバス情報

授業コード
510933
オムニバス
科目名
日本語プレゼンテーション
科目名(英語)
Japanese Presentation
配当学年
2年
単位数
1単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
金曜3限
対象学科
先_ロボ,先_情報,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
共通教育科目
必選の別
選択科目
担当者
中尾 比早子
教室
2-271
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
プレゼンテーションスキルの基本を修得することを目的とします。
プレゼンテーションは聞き手に内容を理解してもらうことが最も大切です。自分の考えや発表内容がきちんと伝わるように、発声や話し方、資料作成の基本を学びます。
写真、話し方については専門の先生が担当します。
達成目標1
人前で堂々と話せるようになる(30%)
達成目標2
わかりやすく説明できる(40%)
達成目標3
わかりやすい資料を作成できる(30%)
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス
プレゼンテーションの基本
プレゼンで必要なことを考えてみよう。(予習1時間)よいと思えるプレゼンはどういうものか考えてみる。(復習1時間)
第2回
実習①
1つの資料を基にプレゼンテーションをしてみよう
プレゼンメモシート作成
自分の話し方で何を気をつければよいか考えてみよう。(予習1時間)
授業で行ったプレゼンを時間を計ってやってみる。自分にとって必要なメモを確認する。(復習1時間)
第3回
資料作成①
写真
画像編集 
パワーポイントの使い方を確認する。(予習1時間)
簡単な内容で内容設計をし、流れをつかむ。(復習1時間)
第4回
資料作成②内容設計
ゼロから内容を組み立てる
問いの立て方(1)
内容設計のゴール(目標)を考える。(予習1時間)
ゴールに向けてどのようにアプローチしたらよいか考える。(復習1時間)
第5回
資料作成③ワークシート作成
問いの立て方(2)
プレゼンの際の具体例について考える。(予習1時間)
スライド1枚に入れる情報量について整理する。(復習1時間)
第6回
資料作成④テクニック
図、グラフ
視認性を考慮した資料作成をしてみる。(予習1時間)
可読性を考慮した資料作成をしてみる。(復習1時間)
第7回
資料作成⑤テクニック
基本事項、文字、カラー
見やすい資料はどういうものかを考える。(予習1時間)
参考になるパワーポイントをネットや研究室で探す。(復習1時間)
第8回
プレゼン力を向上させる考え方
コミュニケーション
フレームワーク
ストーリー
課題プレゼンテーションのテーマを探す。(予習1時間)
論点の絞り方を練習する。(復習1時間)
第9回
実習②
1枚の写真でプレゼンをしてみよう
使用する写真について話す内容を整理する。(2時間)
プレゼンをしてみて、話す順番や話し方など修正すべきところについて、メモを取っておく。(復習1時間)
第10回
伝わるプレゼンテーションの話し方(前編)
伝わる話し方を手に入れるためには
伝わるプレゼンテーションの「声」
聞き取りやすい声のアナウンサーやキャスターを探してみよう。(予習1時間)
授業で学んだ声の出し方を練習する。(復習1時間)
第11回
伝わるプレゼンテーションの話し方(後編)
伝わるプレゼンテーションに必要な視覚的要素
伝わる話し方で大事なマインドセット(緊張対策など)
声の出し方で苦手なところを確認する。(予習1時間)
授業で学んだ表情筋トレーニングを行う。(復習1時間)
第12回
課題プレゼンテーションの資料作成①
内容設計、ワークシート作成など
資料作成で気を付けるべきことを再度確認する。(予習1時間)
授業で作成した資料に反映されているか見直す。(復習1時間)
第13回
課題プレゼンテーションの資料作成②
補足、話し言葉の工夫
課題プレゼンテーションの話の流れを確認する。(予習1時間)
時間を計ってプレゼンテーションの練習を行う。暗記する必要はないが、話す内容を頭に入れておく。(復習1時間)
第14回
【課題】プレゼンテーション
課題プレゼンテーションの練習をする。(予習1時間)
プレゼンテーションに関して、自分の得意なことと苦手なことについて書き出しておく。苦手な部分の克服方法を考える。(復習1時間)


課題等に対するフィードバック
課題はteamsを利用します。
基本的にコメントを入れて返却をします。
また、広く周知したい内容のときは翌授業日に全体に解説をします。
評価方法と基準
課題プレゼンテーション(50%)
課題資料(20%)
平常点(30%)
100点満点中60点以上を合格とします。
テキスト
資料を配布します。
参考図書
高橋恵一郎『いちばんやさしい資料作成&プレゼンの教本』インプレス(2019)[ISBN978-4-295-00600-8]
岸啓介『プレゼン上手の一生使える資料作成入門』インプレス(2017)[ISBN978-4-295-00069-3]
高橋佑磨・片山なつ監修『プレゼン資料見るだけノート』宝島社(2019)[ISBN978-4-8002-9613-9]
伊藤穣一・山中伸弥『プレゼン力〜未来を変える「伝える」技術〜』講談社(2016)[ISBN978-4-06-219563-8]
岡本純子『世界最高の話し方』東洋経済新報社(2020)[ISBN978-4492046777]
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
受講にあたっては、次の条件があります。教養科目「大学生のための文章読解」「大学生のための文章作成」を履修済みであることです。
「大学生のための文章読解」「大学生のための文章作成」は読むこと書くことが中心ですが、「日本語プレゼンテーション」では話すこと、見せることが中心です。情報を伝えることについて学びます。
いずれも日本語の表現力を鍛えます。
履修登録前の準備
資料作成の回はパワーポイントで資料作成します。
ノートパソコンとUSBを準備してください。
パワーポイントを使いますが、パワーポイントの使い方については扱いません。
授業前にひととおり使えるようにしておくとスムーズに資料作成ができるでしょう。