|
教員名 : 加藤 利康
|
授業コード
511017
オムニバス
科目名
プログラミングⅤ
科目名(英語)
Programming V
配当学年
3年
単位数
3単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
火曜3限、火曜4限
対象学科
先_情報
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
加藤 利康、本池 巧
教室
1-301、1-302
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
Webで使われているサーバサイドの技術を修得することを目的とする。
現在のWebシステム開発に使われているPHPは、サーバサイドプログラミング言語の中で最も普及している言語である。Webアプリケーションの開発にあたり、バックエンドの技術の修得を学習目標として、PHPの基本知識およびデータベースとの連携を演習を通して学んでいく。 達成目標1
Webアプリケーションのサーバサイドの役割について説明できる。【20%】
達成目標2
PHPの基礎知識とMySQL(MariaDB)の基礎が修得できる。【20%】
達成目標3
SQLの基礎が修得でき、データベースを利用したプログラムを作成できる。【20%】
達成目標4
PHPを利用したプログラムを作成でき、サーバサイドのWebサービスを開発できる。【20%】
達成目標5
データベースと連携した、Webサービスを開発・カスタマイズできるようになる。【20%】
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
◎
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
サーバサイドプログラミングとは
環境構築(XAMPP、Visual Studio Codeのインストール)を行うこと(2時間)。PHPの動作確認をしておくこと(1.5時間)
第2回
PHPの基本1 変数とオブジェクト
PHPの変数の取り扱い、および出力方法について学習しておくこと(1.5時間)。変数と演算子を扱えるようになっておくこと(1.5時間)
第3回
PHPの基本2 制御文
if、while、for文について学習しておくこと(2時間)。制御文を使い分けられるようになっておくこと(1時間)。
第4回
PHPの基本3 関数とファイル
関数とファイルの取り扱いについて学習しておくこと(2時間)。外部ファイルを自作の関数で扱えるようになっておくこと(1時間)。
第5回
WebでのPHP クッキーとセッション
Webフォームを使用したPHPの処理について学習しておくこと(2時間)。Webブラウザに情報を記憶する仕組みを理解しておくこと(1時間)。
第6回
クラスとオブジェクト
オブジェクト指向について学習しておくこと(1時間)。PHP におけるオブジェクト指向とクラスについて理解しておくこと(2時間)。
第7回
データベースの基本1 SQLによるデータベース操作
データベースの操作についてSQL文を学習しておくこと(2時間)。データの挿入、更新、削除について理解しておくこと(1時間)。
第8回
データベースの基本2 SQLによる複雑な操作
SQLの関数について学習しておくこと(1時間)。PHP+SQ Lでどのようなことができるのか応用を深めておくこと(2時間)。
第9回
Webシステム
PHP+SQLを使ったWebシステムについて学習しておくこと(1時間)。双方向でデータベースを更新していくWebシステムの構築について理解しておくこと(2時間)。
第10回
掲示板システムの作成1
電子掲示板のシステムについて学習しておくこと(2時間)。電子掲示板の仕組みについて理解しておくこと(1時間)。
第11回
掲示板システムの作成2
電子掲示板に必要な機能について学習しておくこと(1時間)。オリジナルの電子掲示板を作れるようになっておくこと(2時間)。
第12回
掲示板システムの応用 オリジナル機能の追加1
PHPを用いたWebサービスについて調べておくこと(2時間)。掲示板システムにオリジナル機能を加えてみること(1時間)。
第13回
掲示板システムの応用 オリジナル機能の追加2
オリジナル機能を実装しておくこと(2時間)。他者に評価してもらって、オリジナル掲示板を作成してみること(3時間)。
第14回
掲示板システムの応用 オリジナル機能の評価
オリジナル機能について他者に評価してもらっておくこと(1時間)。他者のオリジナル機能を自分の掲示板に応用できるように考えてみること(2時間)。
課題等に対するフィードバック
学修内容をつぎの授業回でフィードバックする。
評価方法と基準
演習問題への取り組み、および提出課題の内容を評価する。
これらの結果に基づいて総合得点を求め、60点以上を合格とする。 60点以上となる目安は、基本課題のすべてとオリジナル機能の課題を提出することである。 テキスト
たにぐちまこと「よくわかるPHPの教科書 【PHP7対応版】」マイナビ出版
参考図書
永田 順伸「PHP7+MariaDB/MySQLマスターブック」マイナビ出版
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
Webのバックエンドの技術を学ぶことが、本科目の位置づけである。サーバサイドの言語を学ぶことでWebサービス・アプリケーション(Web+データベース)を構築できるようになることを目指す。
履修登録前の準備
HTML、CSS、JavaScritについて学習しておく。
社会情勢に応じて遠隔授業になる場合があります。その場合はビデオ講義になります。 |