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教員名 : 竹本 泰敏
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授業コード
511054
オムニバス
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科目名
電気情報工学の基礎
科目名(英語)
Fundamentals of EI Engineering
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
月曜4限
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
竹本 泰敏、木許 雅則、清水 博幸、青柳 稔、平栗 健史、宇賀神 守、大田 健紘、進藤 卓也、髙根沢 真、生駒 哲一、内野 翔太
教室
5-401、5-402
実務家教員担当授業
担当教員の宇賀神は、アナログLSI研究開発等の実務経験がある。その経験を活かし実践的な内容を授業で扱っている。
担当教員の平栗は、無線通信に関する実務経験を活かし実践的な内容を授業で扱っている。 担当教員の青柳は、電機メーカーおよび自動車メーカーにおいて電子回路設計の実務経験がある。その経験を通して、電子部品に関する講義を授業で扱っている。 担当教員の高根沢は、電機メーカーでの発電機器製造と絶縁システムに関する実務経験を活かした実践的な内容を授業で扱っている。 授業の目的と進め方
電気情報工学科で学習する専門科目を、オムニバス形式で、1年を通して学習する科目である。学生が、電気、電子、情報、通信工学の概要について理解し、電気情報工学科の専門について俯瞰で全体を感じ取ることができる。
達成目標1
電気、電子、情報、通信分やにおける基礎的な知識と概要が説明できる。【60%】
達成目標2
電気、電子、情報、通信分野の技術が現代社会のなかでどのように活用されているか説明できる。【40%】
達成目標3
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
電気情報工学への導入【竹本泰敏】
電気、電子、情報、通信工学に関連する最近のニュースなどを調べておくこと。(1時間)
講義内で紹介した各講義回の授業担当者の分野について調べておくこと。(2時間) 第2回
カーボンニュートラルに向けたエネルギー利用【竹本泰敏】
生活のなかで利用されるエネルギーについて、再生可能エネルギーについて調べて予習しておくこと。(1時間)
講義のなかで説明した、省エネルギー技術、再生可能エネルギーの問題点について復習すること(2時間) 第3回
デシベルについて【宇賀神守】
高校で習った対数関数の計算方法を事前に見直しをして予習しておくこと(1時間)。
デシベルの使い方について内容整理をして復習すること(2時間) 第4回
電波の飛び方【平栗健史】
高校で習った対数と三角関数の計算を見直して予習しておくこと。(1時間)
対数と三角関数を応用して使えるように復習すること。(2時間) 第5回
電気電子部品の働き【青柳稔】
電気、電子、情報、通信の分野では電子部品が使われるのが当たり前だが、身の回りの電子部品について観察、考察する予習をしておくこと(1時間)
抵抗の種類やその使われ方、そして、抵抗のカラーコードについて復習して覚える事(2時間) 第6回
デジタル信号の基礎【木許雅則】
音や画像など、身近にあるディジタル信号にはどのようなものがあるか予習しておくこと(2時間)
デジタル信号への変換方法、ディジタル信号として取り扱うことの利点と欠点について復習すること(2時間) 第7回
まとめ①(問題演習)
第2回から第6回までの講義内容について整理しておくこと。(1時間)
演習問題について理解できていない箇所について復習すること。(2時間) 第8回
マイクロコンピュータとその周辺機器【生駒哲一】
予習:マイクロコンピュータの概略と歴史について、調べておく。(1時間)
復習:マイクロコンピュータの動作原理、CPU(中央演算処理装置)の歴史を、ノート等に整理する。マイクロコンピュータの周辺機器(周辺装置)とは何であり、どんな種類があって、どう発展してきているか、ノート等に整理する。(2時間) 第9回
高電圧の基礎【清水博幸】
身近にある高電圧を利用している機器の構造、種々の絶縁材料の特徴を調べて予習しておくこと。(1時間)
高電圧工学や放電現象を学修する工学的意義、用語の定義について整理して説明できるように復習すること。(2時間) 第10回
音響学の基礎【大田健紘】
これまでに学んだことのある音に関する事項について調べて予習しておくこと。(1時間)
音響学の各用語の定義を整理して、説明できるように復習すること。(2時間) 第11回
絶縁システムの役割と立場【高根沢真】
予習:誘電・絶縁材料がどのようなところで使われているか。またその使用環境を調べて、想像してまとめること。(1時間)
復習:講義で扱う高電界の現象と用語が想像・イメージと一致するように整理すること。(2時間) 第12回
電源回路の基礎【内野翔太】
身近で利用されている電源回路の回路構成や制御手法、その特徴について調査し、予習しておくこと。(1時間)
講義で扱った電源回路の主要なコンポーネントの役割、電源回路の種類、および電力変換効率の計算方法について復習すること。(2時間) 第13回
最適化の基礎【進藤卓也】
最適化数学において重要なベクトルや行列など計算法について調べて予習しておくこと。(1時間)
講義で扱った最適化手法について整理して復習すること(2時間) 第14回
まとめ②(問題演習)
第8回から第13回までの講義内容について整理しておくこと。(1時間)
演習問題について理解できていない箇所について復習すること。(2時間) 課題等に対するフィードバック
授業において、適時フィードバックを行う。
評価方法と基準
授業期間内に実施される「まとめ①」および「まとめ②」の得点を100点満点として成績評価を行う。60点以上を合格とする。また、60点以上70点未満をC評価とする。
テキスト
配布資料やポータルサイトでの掲示資料が中心。
必要に応じて各教員が指示する。 参考図書
必要に応じて各教員が指示する。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
この科目はカリキュラムポリシーに記載されている、「4年間の学修を俯瞰で考え、学びの道筋をつけるため1年次に「電気情報工学の基礎」を開設します」、に相当すると共に、ディプロマポリシーに記載されている、「産業構造の変化や技術革新に対応できる柔軟な技術力を持ったエンジニアを育成します」、にも対応する内容である。
履修登録前の準備
電気、電子、通信、情報工学の基礎的な科目であり、特に事前の準備は不要であるが、日常生活の中で、これら専門科目と社会生活の関連性について考えておくこと。
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