シラバス情報

授業コード
511083
オムニバス
科目名
ソフトウェア開発管理技術
科目名(英語)
Software Development Technology and Management
配当学年
カリキュラムにより異なります。
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
金曜2限
対象学科
先_ロボ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
望月 典樹
教室
3-322
実務家教員担当授業
担当教員の望月は、通信事業会社やAI検査装置メーカーにおいて、プロジェクトでのソフトウェア開発や現場での運用・保守に関する実務経験がある。その経験を活かし、ソフトウェアの開発や管理に必要となる基礎知識について、学生の理解・修得が促されるよう実用例を示しつつ授業を行う。 
授業の目的と進め方
本講義は、ロボティクス分野で必要とされるソフトウェア開発管理技術を修得することを目的とする。講義と実習を通じて、プログラミングの基本からオブジェクト指向の概念までを段階的に学び、実践的なスキルを身につける。
達成目標1
Pythonを用いてプログラムを自力で作成することができる。【30%】
達成目標2
オブジェクト指向の概念を理解し、説明することができる。【20%】
達成目標3
オブジェクト指向の原則に従い、プログラムを作成することができる。【30%】
達成目標4
可読性、再利用性、保守性を考慮したプログラムを作成することができる。【20%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス・環境構築
【予習】PythonとVisual Studio Codeをインストールしておくこと。(100分)
【復習】Visual Studio CodeでPythonを実行できるようにしておくこと。(100分)
第2回
変数・データ型・演算子
【予習】テキストの第2章と第3章を予習しておくこと。(100分)
【復習】変数・データ型・演算子について理解を深めておくこと。(100分)
第3回
制御構文
【予習】テキストの第4章を予習しておくこと。(100分)
【復習】制御構文について理解を深めておくこと。(100分)
第4回
標準ライブラリ(基本)
【予習】テキストの第5章と第6章を予習しておくこと。(100分)
【復習】標準ライブラリの基本について理解を深めておくこと。(100分)
第5回
標準ライブラリ(応用)
【予習】テキストの第7章を予習しておくこと。(100分)
【復習】標準ライブラリの応用について理解を深めておくこと。(100分)
第6回
ユーザー定義関数
【予習】テキストの第8章を予習しておくこと。(100分)
【復習】ユーザー定義関数について理解を深めておくこと。(100分)
第7回
デコレーター・ジェネレーター
【予習】テキストの第9章の9.1・9.2を予習しておくこと。(100分)
【復習】デコレーターとジェネレーターについて理解を深めておくこと。(100分)
第8回
関数のモジュール化・非同期処理・ドキュメンテーション
【予習】テキストの第9章の9.3・9.4・9.5を予習しておくこと。(100分)
【復習】デコレーターとジェネレーターについて理解を深めておくこと。(100分)
第9回
クラスの定義
【予習】テキストの第10章の10.1を予習しておくこと。(100分)
【復習】クラスの定義について理解を深めておくこと。(100分)
第10回
カプセル化
【予習】テキストの第10章の10.2を予習しておくこと。(100分)
【復習】カプセル化について理解を深めておくこと。(100分)
第11回
継承
【予習】テキストの第10章の10.3を予習しておくこと。(100分)
【復習】継承について理解を深めておくこと。(100分)
第12回
ポリモーフィズム
【予習】テキストの第10章の10.4を予習しておくこと。(100分)
【復習】ポリモーフィズムについて理解を深めておくこと。(100分)
第13回
例外処理・特殊メソッド・データクラス・イテレーター・メタクラス
【予習】テキストの第11章を予習しておくこと。(100分)
【復習】ポリモーフィズムについて理解を深めておくこと。(100分)
第14回
まとめ・理解度確認
【予習】これまでの授業の内容を復習しておくこと(100分)
【復習】クラスを使ったプログラムを自身で作成してみること。(100分)


課題等に対するフィードバック
課題について解説の時間を設けてフィードバックする。
評価方法と基準
平常点(10%)、課題(30%)、小テスト(60%)の配分で成績評価を行う。
合計が60点以上を合格(C評価以上)とする。
テキスト
山田祥寛『独習Python』翔泳社(2020年)[ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4798163642]
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本科目は、ディプロマポリシーにおいて定められた複数の専門分野を横断するクロスリンク型技術者の育成に寄与する。また、カリキュラムポリシーに定める専門分野(機械、電気、情報、制御)のうち、情報技術分野の入門科目として位置付けられる。
履修登録前の準備
「情報処理技術」、「コンピュータハードウェア」、「プログラミング言語」の内容を十分に復習し、理解しておくこと。