シラバス情報

授業コード
51Q401
オムニバス
科目名
化学Ⅰ
科目名(英語)
Chemistry I
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2025年度春学期
曜日時限
火曜4限、金曜4限
対象学科
基_応用,基_環生,先_情報,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
共通教育科目
必選の別
選択科目
担当者
小野 勇、唐澤 健
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
化学の最も基本となる知識を身につけるために、物質を構成する原子・分子の成り立ちを理解し、化学物質の構造とそれに由来する性質を的確に説明できるようになる。授業は動画配信型の遠隔形式で行うので、配信された授業動画を視聴した上で課題に取り組み、期限までにオンラインで提出すること。
達成目標1
化学物質に関する専門用語を説明できる。【25%】
達成目標2
原子の成り立ちを説明できる。【25%】

達成目標3
原子の結合を説明できる。【25%】

達成目標4
物質量や原子量などを用いて化学物質の量や反応式を定量的に説明できる。【25%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス
化学はどのような学問か
【予習】高等学校までで学修した物質について復習しておくこと。(1時間)
【復習】授業で出てきた用語等を調べること。(1時間)
第2回
物質を構成する粒子1(基本法則)
【予習】元素と単体、質量に関する化学の基本法則と原子説、気体に関する基本法則を予習しておくこと。(1時間)
【復習】元素と単体、質量に関する化学の基本法則と原子説、気体に関する基本法則を復習しておくこと。(1時間)
第3回
物質を構成する粒子2(化学式)
【予習】化学式、化学反応式について予習しておくこと。(1時間)
【復習】化学式、化学反応式について復習しておくこと。(1時間) 
第4回
原子の構造と物質量1(電子、陽子、中性子)
【予習】電子の発見、原子を構成する粒子、原子番号と質量数について予習しておくこと。(1時間)
【復習】電子の発見、原子を構成する粒子、原子番号と質量数について復習しておくこと。(1時間)
第5回
原子の構造と物質量2(物質量)
【予習】原子の相対質量と原子量、分子量と式量、物質量について予習しておくこと。(1時間)
【復習】原子の相対質量と原子量、分子量と式量、物質量について復習しておくこと。(1時間) 
第6回
原子の中の電子1(水素原子モデル)
【予習】小さな粒子の性質、水素原子モデルについて予習しておくこと。(1時間)
【復習】小さな粒子の性質、水素原子モデルについて復習しておくこと。(1時間)
第7回
原子の中の電子2(電子配置)
【予習】原子や単原子イオンの電子配置、イオン化エネルギーと電子親和力について予習しておくこと。(1時間)
【復習】原子や単原子イオンの電子配置、イオン化エネルギーと電子親和力について復習しておくこと。(1時間)
第8回
元素の周期律と原子軌道1(原子軌道)
【予習】元素の周期律、原子軌道(オービタル)について予習しておくこと。(1時間)
【復習】元素の周期律、原子軌道(オービタル)について復習しておくこと。(1時間)
第9回
元素の周期律と原子軌道2(周期表)
【予習】長周期型周期表について予習しておくこと。(1時間)
【復習】長周期型周期表について復習しておくこと。(1時間)
第10回
原子と原子の結合1(イオン結合、共有結合)
【予習】イオン結合と共有結合について予習しておくこと。(1時間)
【復習】イオン結合と共有結合について復習しておくこと。(1時間)
第11回
原子と原子の結合2(金属結合、分子軌道)
【予習】金属結合、分子軌道について予習しておくこと。(1時間)
【復習】金属結合、分子軌道について復習しておくこと。(1時間)
第12回
分子の形と分子間の結合1(混成軌道)
【予習】電子対反発則、混成軌道について予習しておくこと。(1時間)
【復習】電子対反発則、混成軌道について復習しておくこと。(1時間)
第13回
分子の形と分子間の結合2(分子間力、水素結合)
【予習】分子間の結合について予習しておくこと。(1時間)
【復習】分子間の結合について復習しておくこと。(1時間)
第14回
化学計算問題演習
【予習】テキスト第2章の演習問題について予習しておくこと。(1時間)
【復習】授業で扱った演習問題およびテキスト第2章の演習問題について復習しておくこと。(1時間)


課題等に対するフィードバック
課題の解説は提出期限後の授業動画において行うので、必ず確認すること。
評価方法と基準
・課題点80%(80点/100点)各回の授業内容に応じて小テストや授業内容の要約などを課し、提出された内容により点数化する。必ず期限内に提出すること。
・取り組み姿勢に対する評価点20%(20点/100点)課題に対する取り組みを点数化する。評価方法は初回授業時に説明する。
・C評価の基準:合計点が100点満点中60点以上69点以下。
テキスト
井上正之『理工系のための化学入門』裳華房(2013年)[ISBN-13: 978-4785330958]
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
化学を基盤とした自然科学・工学に関する基礎知識を備えるための科目として位置づけられる。また、技術と理論を並行して学ぶ「デュアルシステム」の教育課程編成において、「理論」を学ぶことに相当する科目である。本科目は、応用化学科では3学年への進級要件となっている。 
履修登録前の準備
高校の化学(特に物質の状態に関連する項目)を復習しておくこと。