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教員名 : 梅谷 篤史
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授業コード
520026
オムニバス
科目名
科学へのいざない
科目名(英語)
Invitation to Science
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
月曜2限
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,基_応用,基_環生,先_ロボ,先_情報,先_データ,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
共通教育科目
必選の別
選択科目
担当者
梅谷 篤史
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
現代社会では身の回りの様々な現象に関する情報を容易に得ることができる。しかし、情報の中には科学的なもの、非科学的なものが混在している。現象の理解、工学への応用のためには、情報を科学的な思考で分析する力が欠かせない。本科目では、各授業回の課題を通して、科学的な思考法を身につけることを目的としている。
達成目標1
科学的な思考法を身に付け、それに基づいて説明や議論をすることができる。(40%)
達成目標2
表やグラフ、統計データを様々な視点から見ることができ、正しく情報を読み取ることができる。(40%)
達成目標3
身の回りの科学を正しく理解し、説明することができる。(20%)
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
科学とは、科学者とは(1)
ガイダンス 科学常識問題に挑戦 予習:身の回りの科学として、どんな話題があるか考えておくこと(1時間)。
復習:授業後は、授業で出された科学常識問題をもう一度見直しておくこと(1時間)。 第2回
科学とは、科学者とは(2)
科学者の仕事 予習:科学者のイメージや、どのような仕事をしているかの印象をノートに書き出しておくこと(1時間)。
復習:授業後は科学研究費のデータベースなどで、科学者の仕事について調べてみること(1時間)。 第3回
科学記事(1)
科学者の研究成果を知る方法 予習:新聞や雑誌、インターネットなどで科学記事を探し、読んでおくこと(1時間)。
復習:授業後は、授業中に紹介される文章を読み、要点をまとめること(1時間)。 第4回
科学記事(2)
学術論文とは 引用と参考文献 予習:第3回の予習で読んだ科学記事を再度読み、第3回の予習のときと読み取りの内容を比較してみること(1時間)。
復習:授業後は、授業中に紹介される文章を読み要点をまとめるとともに、授業中に示された関連課題に取り組むこと(1時間)。 第5回
データの取り扱い(1)
表をつくる、表から読み取る 予習:データが表に示された科学記事を見つけ、読んでおくこと(1時間)。
復習:授業後は、授業前に見つけた科学記事の表のデータを様々な視点から分析してみること(1時間)。 第6回
データの取り扱い(2)
グラフをつくる、グラフから読み取る 予習:データがグラフに示された科学記事を見つけ、読んでおくこと(1時間)。
復習:授業後は、授業前に見つけた科学記事のグラフのデータを様々な視点から分析してみること(1時間)。 第7回
科学記事(3)
定性的、定量的な議論とは 予習:新聞や雑誌、インターネットなどで科学記事を探し、その内容をまとめておくこと(1時間)。
復習:授業後は、授業中に紹介される文章を「定性的」「定量的」な議論が何かを意識しながら読み、要点をまとめること(1時間)。 第8回
科学記事(4)
論文を書く、レポートを書く、まわりに見せるための文章を書くときに気をつけること 予習:第7回の授業前に読んだ新聞や雑誌、インターネットなどの科学記事に対して、疑問点を書き出してみること(1時間)。
復習:授業後は、書き出しておいた疑問点について、インターネットなどで調べてみること(1時間)。 第9回
データの取り扱い(3)
図をつくる、図から読み取る 予習:防災地図、気象図などを見て、そこからわかることをノートに書き出しておくこと(1時間)。
復習:授業後は、再度、防災地図、気象図などを見て、さらにわかったことをノートに書き出しておくこと(1時間)。 第10回
データの取り扱い(4)
統計データに騙されないために 予習:統計データが示された科学記事を見つけ、読んでおくこと(1時間)。
復習:授業後は、授業前に見つけた科学記事の統計データを様々な視点から分析してみること(1時間)。 第11回
擬似科学、似非科学を見抜くには
予習:身の回りの科学について、疑いながら考えてみること(1時間)。
復習:授業後は、第1回目の授業で出された科学常識問題をもう一度見直しておくこと(1時間)。 第12回
探求活動(1)
ポスター作成 予習:ポスターの構成を考えておくこと(1時間)。
復習:授業後は、ポスター作成時の注意点をを整理しておくこと(1時間)。 第13回
探求活動(2)
ポスター発表 予習:作成したポスターを見直しておくこと(1時間)。
復習:授業後は、まわりのポスターを参考に、自分の作成したポスターを再度見直すこと(1時間)。 第14回
探求活動(3)
作成したポスターの検討 予習:今までの授業を振り返り、その内容がポスターに活かせているか自己評価すること(1時間)。
復習:授業後は、全14回の授業をどのように受講したのかを振り返りまとめること(1時間)。 課題等に対するフィードバック
各回の課題に対して、次回に提出物の内容を踏まえた解説をする。
評価方法と基準
第2回から第11回まで計10回分、各回の授業内容を踏まえた提出課題があり、その課題レポートで授業への取り組みを評価する(全体の60%)。
また、第12回から第14回でポスター発表課題に取り組み、その内容を評価する(40%)。 これらをあわせて100点満点中60点以上を合格とする。 テキスト
テキストは使用しませんが、各回の授業前までに、その回の授業資料を閲覧限定で配信します。
参考図書
参考図書はありませんが、参考資料を各回の授業にて案内することがあります。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本科目は、教養科目の位置づけであり全学に開講されている。授業テーマは、科学とは何か、科学的なものの見方とはどういうことかを、体験学習を通して理解することである。この中で、科学を探求するプロセスを学び、科学的思考を実践する姿勢を身に付けることができる。
履修登録前の準備
新聞や雑誌、インターネットなどで、様々な科学記事に目を通しておくこと。
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