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教員名 : 河住 有希子
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授業コード
520137
オムニバス
科目名
環境と工学ライティング
科目名(英語)
Integrated Writing Japanesefor Environment and Engineering
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
金曜2限
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,基_応用,基_環生,先_ロボ,先_情報,先_データ,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
自由科目
必選の別
自由科目
担当者
河住 有希子、丹澤 祥晃
教室
1-353
実務家教員担当授業
この科目の担当者である河住は、公益財団法人日本国際教育支援協会において、日本語能力試験の試験問題作成、実施、および受験上の配慮(点字問題冊子の作成等、情報保障にかかわる業務)に携わっています。この科目では「日本語の力」を「学ぶための言語の力」と捉え、生涯にわたって自らの思考を支える言語の力を育成します。
授業の目的と進め方
「環境と工学」を題材に、自分の思考を言語化する方法を学びます。言語化には、まずは知識相互のつながりを意識化することが必要です。その上で、知識を再構成しながら、自分の考えを構築していきます。本科目では、生成AIを用いて情報のつながりを考え、論理展開の適切さを検討しながら、自分の文章を推敲します。現代の技術を効果的に用いて知的生産性を高めることを目指します。
達成目標1
環境と工学をめぐってこれまでに学んだことを振り返り、専門用語とそれぞれの関連性を考えることができるようになる。【30%】
達成目標2
自分が理解していることを言語化することができるようになる。【20%】
達成目標3
自分が理解していることに基づいて、自分の考えを構築することができるようになる。【20%】
達成目標4
生成AIの特性を知ろうとし、効果的に用いるための探求を続けることができる。【30%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
◎
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
工学分野における環境への配慮がなぜ重要なのか、そうしないとどのようなことになるのか。
予習として、環境への配慮について、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第2回
原子力発電のしくみ、放射能とはどういうものか。
予習として、原子力発電技術について、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第3回
再生可能エネルギーはどのようなものか、欧州ではどのように再生可能エネルギーの利用を広げたのか。
予習として、再生可能エネルギーについて、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第4回
太陽光発電のしくみはどのようになっているのか。
予習として、太陽光発電技術について、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第5回
太陽熱発電、地熱発電のしくみはどのようになっているのか。
予習として、太陽光発電技術、地熱発電技術について、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第6回
人体に有害な重金属はどのようなものか。
予習として、重金属について、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第7回
バイオマスとは何か、カーボンニュートラルとはどういう意味か。
予習として、エネルギー源としてのバイオマスについて、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第8回
植物の素材利用例にはどのようなものがあるか。
予習として、植物の素材利用とバイオプラスチックについて、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第9回
白熱電球、蛍光灯の環境に対する問題点は何か。LED発光の原理とは何か。
予習として、白熱電球、蛍光灯、LED照明について、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第10回
レアメタル、レアアースとはどのようなものか。
予習として、レアメタルと電気自動車について学んだことを復習し、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第11回
リチウムイオン電池、燃料電池、電気二重層キャパシタの原理とはどのようなものか。
予習として、電池の原理と技術について、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第12回
住宅における省エネルギー技術とはどのようなものか。
予習として、住宅のエネルギー・環境技術について、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第13回
ヒートポンプのしくみとはどのようなものか。
予習として、ヒートポンプと地中熱利用について、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
第14回
二酸化炭素の排出による地球温暖化の進み具合はどのような状況か。
予習として、地球温暖化と気候変動について、分かることと分からないことを整理してノートに書く。授業後は、授業中に解決したこととしなかったことを、整理してノートに書く。(2時間)
課題等に対するフィードバック
提出物にはコメントをして返却します。コメントは、第三者である教員が提出物を読んだ際に生じた疑問点や、新たな視点の提示、問題提起などです。提出とコメント(取り組みとフィードバック)の往還を通して思考を精緻化することを目指します。
評価方法と基準
各回のノートを総括したものを、学期末レポートとして提出すること。
学期末レポートが以下の要件を満たすことで合格とする。 ・期日内に提出すること ・総合演習課題により、本科目の達成目標1〜4への到達度が60%以上であると判定されること テキスト
指定の図書はありません。
必要に応じて、授業中に資料を配布します。 参考図書
野矢茂樹『はじめて考えるときのように—「わかる」ための哲学的道案内』PHP文庫(2004年)[ISBN:978-4569662039]
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
ものづくりに伴う環境への配慮を題材として、言語力を育成しようとする学生を対象とした科目です。これまでに学んできた知識のつながりを見つけ、再構築していきます。自分にあった学び方をじっくり考えて見たい学生にも適した科目です。
履修登録前の準備
生成AIを使用しますので、ノートPCを準備できる方は持参してください。
共通教育科目の中の「環境系科目」を履修したことがある学生は、履修した時のノートや資料等を整理して、授業時に持参してください。 |