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教員名 : 菊地 純平
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授業コード
520175
オムニバス
科目名
協働デザインの手法
科目名(英語)
Method for Collaborative Design
配当学年
2年
単位数
2単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
木曜3限、木曜4限
対象学科
建_建築_Lコース
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
菊地 純平
教室
W2-2F
実務家教員担当授業
担当教員の菊地純平は、公民連携やまちづくりにおけるプロジェクト推進やワークショップ等の実務経験がある。その経験を活かし、まちづくりにおいて、様々な職種との協働によって、場づくりやものづくりに取り組むための実践的な実例を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
【授業の目的】学生が、健康や生活上の課題を持つ人や地域などを対象として、当事者、保健、医療、福祉の専門職、アーティスト、デザイナー、工学技術者など様々な立場や職種の人がチームとなり、恊働で課題を発見または解決し、創造的な構想を行うために必要な基本的な考え方と知識・技術を習得する。そのため、本授業は講義およびグループワークによって構成される。
達成目標1
健康や生活上の課題を持つ施設や地域において、保健医療福祉の専門職、アーティスト、デザイナー、工学技術者など、様々な専門分野による協働・連携の意義・方法を説明できる。【40%】
達成目標2
様々な専門分野との協働を想定したグループ・ディスカッションやデザインにおいて、ファシリテーションやチーム形成のマネジメントを行うことが出来る。【30%】
達成目標3
リフレクションの理論と手法を身につけ、個人およびグループでの体験を内省・考察することで、その成果や課題を発見し、次なる活動へと反映させることが出来る。【30%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
フィールドワーク
○
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
協働によるデザインの意義
協働デザインの意義に対する自分の理解をノートにまとめておく(2時間)
第2回
グループでのディスカッションとデザイン(1)話し合いの基本的スキル
話し合いの基本的スキルについてノートにまとめておく(2時間)
第3回
保健医療福祉分野の専門職、建築・まちづくりを担う専門職
保健医療福祉分野の専門職、建築・まちづくりを担う専門職について事前に調べておく(2時間)
第4回
グループでのディスカッションとデザイン(2)アイデアの発散・収束方法
アイデアの発散・収束方法を復習し、他の課題や日常生活にも応用させて練習する(2時間)
第5回
保健医療福祉分野での協働デザイン
保健医療福祉分野での協働デザイン の事例を調べる(2時間)
第6回
グループでのディスカッションとデザイン(3)ファシリテーションの方法
ファシリテーションの方法について復習し、他の課題や日常生活にも応用させて練習する(2時間)
第7回
建築・まちづくり分野での協働デザイン
建築・まちづくり分野での協働デザインの事例を調べる(2時間)
第8回
グループでのディスカッションとデザイン(4)コンセプトを視覚化する方法
コンセプトを視覚化する方法について復習し、他の課題や日常生活にも応用させて練習する(2時間)
第9回
協働デザインのプロセス
協働デザインのプロセスについて、自分の理解をノートにまとめておく(2時間)
第10回
グループでのディスカッションとデザイン(5)チーム形成の理論と手法
チーム形成の理論と手法を復習し、他の課題や日常生活にも応用させて練習する(2時間)
第11回
協働デザインによる問題発見・解決の手法 (1)
協働デザインによる問題発見・解決の手法についてノートにまとめておく(2時間)
第12回
グループでのディスカッションとデザイン(6)リフレクションの理論と手法
リフレクションの理論と手法についてノートにまとめておく(2時間)
第13回
協働デザインによる問題発見・解決の手法(2)
協働デザインによる問題発見・解決の手法について、自分の考えを述べることができるようにノートにまとめておく(2時間)
第14回
まとめ
全授業で学んだことをノートにまとめておく(2時間)
課題等に対するフィードバック
提出された課題等は、授業時間内で講評・解説を行う。
評価方法と基準
平常点【50%】、レポート課題【50%】
テキスト
授業中に随時配布する。
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「生活空間の設計Ⅰ」(3年春)、「専門職連携実習」(3年夏期集中)では様々な立場や分野の人との連携・協働により課題を発見・解決する演習・実習に取り組む。本科目はその上で必要な理論・手法を学ぶ。
履修登録前の準備
「フレッシュマンゼミⅠ・Ⅱ」(1年春学期・秋学期)、「ケア空間体験実習」(1年秋学期集中)で修得した「ヒューマンケア」の考え方や人と向き合う態度について復習しておく。
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