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教員名 : 池田 聖太
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授業コード
520220
オムニバス
科目名
インテリアCADⅡ
科目名(英語)
Interior CAD Ⅱ
配当学年
2年
単位数
2単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
月曜3限、月曜4限
対象学科
建_建築_Lコース
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
池田 聖太
教室
W10-403 DD室A
実務家教員担当授業
担当教員の池田聖太は、建築設計・インテリア設計等の実務経験がある。その経験を活かし、空間を構成するパーツやスケールに関して実践的なテーマや実例を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
学生がインテリアCGを制作する手法を修得するために、モデリングソフト・レンダリングソフトを用いて、基本的な3次元モデル作成から画像編集、プレゼンテーションまでの操作技術について演習を通して理解し、身に付けることができるようになる。
達成目標1
・コンピューターで3次元の建築・インテリア空間のモデリングを行う技術を修得することができる。【30%】
達成目標2
・立体の関係を理解し、3次元座標上で空間を考えるトレーニングを行うことができる。【30%】
達成目標3
・空間デザインにおける照明やテクスチャーなどのシミュレーションを画面上で行うことができる。【10%】
達成目標4
・空間のスケールや照明・テクスチャーの属性を、データの入力を通して理解し、設計の際の操作対象として考えることができる。【10%】
達成目標5
・設計意図と空間の魅力を伝えるプレゼンテーションのための図面を作成し、設計課題やポートフォリオの作成につなげることができる。【20%】
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
CGを用いた空間表現について
モデリング・レンダリングの概要 モデリングソフトを操作して、どのようなコマンドがあるかなど色々と試して慣れておく。(3時間)
第2回
立体のモデリングと変形
授業期間を通して作成するインテリアパース(宿題課題)の題材を選定する。(3時間)
第3回
室内空間のモデリング
宿題課題:空間のスケールを確認し、床・壁・天井のモデリングを行う。(3時間)
第4回
開口部(窓・ドア)の種類と作成
宿題課題:開口部の寸法と作りを確認し、開口部のモデリングを行う。(3時間)
第5回
マテリアルの設定(1)
:マテリアルの選択と割付 宿題課題:空間で用いられているマテリアルを確認し、素材を収集する。(3時間)
第6回
マテリアルの設定(2)
:スケールの調整 宿題課題:室内空間のモデリングデータにマテリアルを割り付け、パターンのスケールを調整する。(3時間)
第7回
家具の作成 (1)
:変形コマンドの活用 宿題課題:室内に用いられている家具の寸法を調べ、簡単な図面に表す。(3時間)
第8回
家具の作成 (2)
:パーツの作成と組み立て 宿題課題:家具のモデリングを行い、マテリアルを割り付ける。(3時間)
第9回
光源の種類と建築化照明の作成
光源の特性について復習し、パラメータとの関連を理解する。(3時間)
第10回
照明器具の作成と配置
宿題課題:室内に用いられている照明とその特性を理解する。(3時間)
第11回
自然光によるパース
宿題課題:照明あるいは自然光による光の状態を写真に忠実に再現する。(3時間)
第12回
背景および点景の合成
宿題課題:背景および点景の画像を選定し、インテリアCADの臨場感を演出する。(3時間)
第13回
データ形式と互換性
宿題課題を完成させ、元の写真と同じアングルの視点で出力する。(3時間)
第14回
総合演習
授業で習得したCADの操作および図面表現を復習し、設計課題の成果物に反映させる。(3時間)
課題等に対するフィードバック
課題で未達成が多いものについては、授業内で解説の時間を設ける。
評価方法と基準
毎回の授業における出席と演習課題(50%)、宿題課題(25%)、期末試験(25%)として、総合点100点とする。
すべてあわせて60点以上で合格となる。 テキスト
参考図書
SketchUpの各種解説書、使い方解説のWebページ等
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
前学期の「インテリアCADⅠ」に続き、CADを用いたプレゼンテーション技術を修得するための科目である。
モデリングソフトやレンダリングソフトを用いて3次元の空間を直接デスクトップ上で操作し、シミュレーションできるようになることを目標としている。そのことで、設計のツールの幅を広げるとともに、照明やマテリアルなど、模型写真や手描きの図では表現が困難な要素を再現した臨場感のある空間表現を目指す。 履修登録前の準備
インテリアCADⅠで基本的なCADの操作と、CADソフトを用いた3Dモデリングの技術を修得していることが望ましい。
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