シラバス情報

授業コード
520240
オムニバス
科目名
情報処理
科目名(英語)
Information Processing
配当学年
2年
単位数
2単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
火曜1限
対象学科
建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
田中 実
教室
W10-403 DD室A
実務家教員担当授業
担当教員の田中は、行政経験があり、その事務処理で使用していた表計算の操作やプログラミングの経験を活かし、事務処理や専門の仕事を円滑に進めるための実践的な表計算の操作やプログラミング手法を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
コンピュータを実務や研究などでのデータ処理・分析を効果的かつ効率的に活用するために、特に有用度の高い表計算ソフトの応用的な機能を使いこなせるようにする
また、マクロ機能(VBA)を理解することにより、処理の自動化およびプログラミングの基本的なスキルを身に付ける
達成目標1
多様なデータを視覚化して、理解を深めたり分析したりできる【80%】
達成目標2
状況に応じた高度な関数を利用し、データ処理の効率を高めることができる【80%】
達成目標3
データ処理・分析に関する応用的な機能を活用できる【80%】
達成目標4
VBAの基本を理解し、初歩的なプログラムを作成することができる【80%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
表計算の仕組みと機能
「情報リテラシー」で学んだWindowsの操作、表計算ソフトの基本操作を復習しておくこと(2時間)
第2回
条件付き書式と日付の操作
条件付き書式のバリエーションと、シリアル値で表現される日付や時刻の操作について復習すること(2時間)
第3回
関数
関数を組み合わた複雑な処理の理解を深めること(2時間)
第4回
相対参照と絶対参照
相対参照と絶対参照がコピー時にどのように変化するのかしないのか演習問題を解くことで復習すること(2時間)
第5回
ショートカット
作業効率を高める主なショートカットについて、復習し、実際に使用しながら身につけること(2時間)
第6回
並べ替えとフィルター
フィルターを使用したときにSUBTOTAL関数がどのような値を返すか演習問題を再度復習すること(2時間)
第7回
ゴールシークとソルバー
演習問題を復習し、ゴールシークとソルバーについて理解を深めること(2時間)
第8回
ピボットテーブルと相関分析
相関分析について、出力される値がどのような意味を持っているか復習すること(2時間)
第9回
グラフの基本
演習問題を復習し、グラフの描き方の基本を身につけること(2時間)
第10回
高度なグラフの作成
最適なグラフの種類の選び方について演習問題解きながら復習すること(2時間)
第11回
マクロの自動作成とVBAの基本
マクロの自動記録について、絶対参照と相対参照の違いを復習すること(2時間)
第12回
VBAによるプログラミング
入力、計算、出力の関係を演習問題を復習することで理解すること(2時間)
第13回
Functionとサブルーチン
Functionとサブルーチンの違いを、演習問題を復習することで確認すること(2時間)
第14回
総合演習
これまで学んだことを復習しておくこと(5時間)


課題等に対するフィードバック
毎回の授業で、質問時間を設けて学生の疑問等に答えている。また、机間指導を行っている。
評価方法と基準
毎回の演習(30%)+ 総合演習(70%)
上記成績の評価が60点以上の者を合格とする。
テキスト
藤井 直弥、大山 啓介『Excel 最強の教科書[完全版]ーすぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術』、SBクリエイティブ株式会社(2017年)【ISBN 978-4-7973-8870-1】
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「情報リテラシー」において学んだ知識をもとに、高度な表計算の知識、及びプログラムの基礎的な知識を学ぶ。この科目を学ぶことによって、専門科目等でこれまで学んだ初歩的な計算などを表計算やプログラミングにより簡単に行うことができるようになる。 
履修登録前の準備
「情報リテラシー」で学んだ表計算の復習をすること。
演習室の席数に限りがあるため、履修制限を行う場合がある。