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教員名 : 山口 剛
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授業コード
520252
オムニバス
科目名
介護体験Ⅰ
科目名(英語)
Experience of Care for Old Peopleand HandicappedⅠ
配当学年
2年
単位数
1単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
金曜5限
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,先_ロボ,先_情報,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
教職科目
必選の別
教職科目
担当者
山口 剛
教室
1-355
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
本科目は、教職課程・中学校免許(技術、数学)を履修している学生のみ履修・受講可能である。
小・中学校の教員免許を取得するために義務づけられている介護等の体験の事前学習を行う科目である。介護等の体験の意義、体験を受けるまでの手続き、社会福祉施設および特別支援学校の概要等を理解し、体験に向けて十分な準備をする。 達成目標1
社会福祉制度と社会福祉施設について理解し、基本的な事項を説明することができる。【30%】
達成目標2
特別支援教育と特別支援学校について理解し、基本的な事項を説明することができる。【30%】
達成目標3
社会福祉施設および特別支援学校での体験の心構えができる。【40%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
○
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス(介護等体験制度の概要)
予習:特別支援教育と社会福祉について調べる(1時間)
復習:配付された資料を読み返す(1時間) 第2回
介護等体験の概要と体験までの手続き(「介護体験の手引き」の配布と説明)
予習:なぜ小・中免許に介護等体験が必要なのか確認する(1時間)
復習:該当範囲の確認テストに取り組む(1時間) 第3回
映像で知識の確認:映像資料『介護施設とは』および『介護の心構えと実際』による
予習:社会福祉施設にどのような種類と役割があるか調べる(1時間)
復習:資料を通して感じた疑問や心構えを記述にまとめる(1時間) 第4回
映像で知識の確認:映像資料『実りある5日間へ』による
予習:前回の内容を踏まえて、再度社会福祉施設にどのような種類と役割があるか調べる(1時間)
復習:資料を通して感じた疑問や心構えを記述にまとめる(1時間) 第5回
介護等体験に向けて学ぶことの概要
予習:これまでに学習した内容を確認する(1時間)
復習:事前学習に取り組むにあたっての心構えを記述する(1時間) 第6回
介護等体験の意義や制度、介護等体験の概要と事前準備
予習:教科書の該当範囲(教科書pp. 1 - 8)を読む。第2回を復習しておく。(1時間)
復習:該当範囲の確認テストに取り組む(1時間) 第7回
社会福祉施設と体験プログラムの特色
予習:教科書の該当範囲を読む(pp. 9 - 14)。社会福祉施設とは何か、福祉の仕組みと合わせて調べる。(1時間)
復習:該当範囲の確認テストに取り組む(1時間) 第8回
心構えや留意事項ほか
予習:教科書の該当範囲を読む(pp. 15 - 20)。自分自身の教師への志や体験への心構えを具体的にしておく。(1時間)
復習:該当範囲の確認テストに取り組む(1時間) 第9回
施設や特別支援学校のフィードバックを知る
予習:過去にあった体験前・中・後のトラブルがないか調べる(1時間)
復習:該当範囲の確認テストに取り組む(1時間) 第10回
「介護保険制度」と「障害者総合支援法」
予習:タイトルにある制度や法律を調べる(1時間)
復習:該当範囲の確認テストに取り組む(1時間) 第11回
障害とは何か
予習:「障害」へのイメージを具体的にしておく(1時間)
復習:該当範囲の確認テストに取り組む(1時間) 第12回
特別支援教育と特別支援学校での体験
予習:特別支援教育の歴史的変遷について調べておく(1時間)
復習:該当範囲の確認テストに取り組む(1時間) 第13回
体験における事前学習の練習
予習:これまでの基礎知識を再確認しておく(2時間)
復習:授業課題を通して明らかになった理解が不十分だった部分を再学習する(1時間) 第14回
半期のまとめと来年度の実施に向けて
復習:配布物や提出物について詳細に読み込み、〆切を厳守する(1時間)
課題等に対するフィードバック
各授業回の前にと、各授業回の終わりにレポートの作成・提出が求められる。
予習やレポートの作成・提出はTeams経由のFormsで実施する予定で、評価のフィードバックもTeamsで閲覧可能となる予定である。 そのため、初回の授業に出席し、履修の意志を示して、 Teamsのメンバーとなる必要がある。 評価方法と基準
予習(授業前)【10%】
テキストの該当部分を読み、作成する。 授業レポート(授業後)【40%】 授業を通して作成する。 期末レポート(総括)【50%】 出欠席について 3回以上欠席があった場合は、成績評価は「/」となる。また、遅刻は2回で欠席1回と換算する。 テキスト
埼玉県社会福祉協議会が指定する書籍を本科目のテキストにする調整をしています。この場合、授業中に販売します。詳細は本科目第1回に説明します。
参考図書
・現代教師養成研究会 (編) 『教師をめざす人の介護等体験ハンドブック(五訂版)』大修館書店(2020)[978-4-469-26876-8]
・庄司和史『よくわかる教職シリーズ 介護等体験安心ハンドブック』学事出版(2018)[978-4-7619-2477-5] 科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
小・中学校の教員免許(本学では中学1種「技術」および「数学」)を取得するためには介護等体験(社会福祉施設と特別支援学校)が義務づけられている。本科目は大学での授業と社会福祉施設および特別支援学校での体験からなる。教職科目「特別支援教育」の内容が深くかかわるため、履修と理解深化を求める。
履修登録前の準備
社会福祉・社会福祉施設や特別支援教育・特別支援学校について、自分自身で調べておくこと。
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