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教員名 : 大久保 友幸
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授業コード
520343
オムニバス
○
科目名
システム解析
科目名(英語)
Introduction to linear systems analysis
配当学年
カリキュラムにより異なります。
単位数
2単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
月曜4限
対象学科
先_ロボ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
大久保 友幸、髙岡 邦行、内藤 貴仁、望月 典樹
教室
3-325
実務家教員担当授業
担当教員の望月・大久保は、企業にてそれぞれの専門分野における実務経験がある。その経験と知見を活かし、様々な観点からデータ分析について興味を持って学べるようにする。
授業の目的と進め方
ロボットが人間社会に進出する中で、ロボットに関する多様なデータ分析はますます重要になっている。本講義では、計測制御から得られる多様なデータの分析手法について学ぶ。ロボット行動時に得られるデータを対象に統計的・確率的手法を用いた分析手法を修得することを目的とする。
達成目標1
基礎的な統計量を算出することができる【25%】
達成目標2
確率変数、確率分布の概念を理解し、その確率や平均、分散を求めることができる【35%】
達成目標3
データの表現方法を理解し、観測したデータを可視化し説明することが出来る【20%】
達成目標4
実データの収集・分析を行い、データから意味を求めることができる【20%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス(担当:大久保)
【予習】ロボットの行動で得られるデータとはどのような物か、調査を行う。(100分)
【復習】配布されたテキストを確認し、理解を深める。(100分) 第2回
データの整理・確率(担当:高岡・内藤)
【予習】データの平均や分散、標準偏差、更に確率変数について事前にテキストを読み理解しておく。(100分)
【復習】授業で解いた例題を参照しながら自分でその類題を解くことで、理解を深める。(100分) 第3回
確率分布(1) (担当:高岡・内藤)
【予習】正規分布について事前にテキストを読み理解しておく。(100分)
【復習】授業で解いた例題を参照しながら自分でその類題を解くことで、理解を深める。(100分) 第4回
確率分布(2) (担当:高岡・内藤)
【予習】標準正規分布について事前にテキストを読み理解しておく。(100分)
【復習】授業で解いた例題を参照しながら自分でその類題を解くことで、理解を深める。(100分) 第5回
標本分布 (担当:高岡・内藤)
【予習】標本平均、中心極限定理について事前にテキストを読み理解しておく。(100分)
【復習】授業で解いた例題を参照しながら自分でその類題を解くことで、理解を深める。(100分) 第6回
推定(担当:高岡・内藤)
【予習】母平均の推定について事前にテキストを読み理解しておく。(100分)
【復習】授業で解いた例題を参照しながら自分でその類題を解くことで、理解を深める。(100分) 第7回
検定(担当:高岡・内藤)
【予習】母平均の検定について事前にテキストを読み理解しておく。(100分)
【復習】授業で解いた例題を参照しながら自分でその類題を解くことで、理解を深める。(100分) 第8回
確認小テスト(担当:高岡・内藤)
【予習】第2回から第7回までに学習した内容を、よく確認しておく。(100分)
【復習】講義中に解説された確認小テストの内容をしっかり理解しておく。(100分) 第9回
小テストの振り返り、
データ観察 (担当:高岡・内藤・大久保) 【予習】量的変数・質的変数、データの分布について事前に調べておく。(100分)
【復習】小テストで間違えた問題をよく復習する。またテキストを再確認し、理解を深める。 (100分) 第10回
データ可視化(担当:大久保)
【予習】データのグラフ化の方法について事前に調べておく。 (100分)
【復習】配布されたテキストを再確認し、理解を深める。 (100分) 第11回
機械学習の基礎と展望(担当:大久保)
【予習】機械学習を概観し、教師あり学習と教師なし学習について調べておく。 (100分)
【復習】配布されたテキストを再確認し、理解を深めておく。 (100分) 第12回
データ分析の実践 - t検定 (担当:望月)
【予習】t分布とは何か、正規分布とt分布の違いを事前に調べておく。(100分)
【復習】正規分布、t分布を応用した平均値の検定方法を理解し、実際の問題に適用できるようにしておく。(100分) 第13回
データ分析の実践 - 分散分析(担当:望月)
【予習】t検定のやり方を復習しておく。(100分)
【復習】一元配置の分散分析について、例題を解けるようにしておく。(100分) 第14回
ふりかえり・今後の展望(担当:大久保)
【予習】第13回までの復習を復習しておく。(100分)
【復習】授業中に示した一連のデータ分析の手法を総括しておく。(100分) 課題等に対するフィードバック
演習課題の解答と解説は、授業中に解説、およびポータルサイトを通じて解説する。
評価方法と基準
平常点(40%)および、中間試験・課題(60%)を総合的に勘案し、60点以上を合格とする。
テキスト
統計学教育研究会編、 初歩から学べる確率・統計、 共立出版(2011年)[978-4-320-01964-5]
参考図書
道家暎幸ほか、はじめての統計学、コロナ社(2017年)[978-4-339-06113-0]
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
ロボット工学に関する専門的知識・技能のうち、客観的な情報によって表現する能力(DP2:デザイン力)および、ロボット開発・設計におけるデータ分析技術(DP3:専門性)を学修するための科目である.
履修登録前の準備
制御に関する学科専門科目及び、数学系科目の履修をしておくことが望ましい。
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