シラバス情報

授業コード
520398
オムニバス
科目名
教育ボランティアⅡ
科目名(英語)
Educational Volunteer Ⅱ
配当学年
1年
単位数
1単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
集中講義
対象学科
基_機械,基_電電,基_電情,基_応用,基_環生,先_ロボ,先_情報,先_データ,建_建築_Aコース,建_建築_Lコース
コース
科目区分
自由科目
必選の別
自由科目
担当者
瀧ヶ崎 隆司
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
将来教員を目指す学生が、早い段階から教育現場に入り、児童・生徒および教職員と交流することで、児童・生徒の実態を理解し、教育の意義と教職員の役割を深く考えることを目的とする。また、学生の若い力で地域の教育活動に貢献することも目的の一つである。 
大学で事前指導を受けた後、ボランティア派遣先の学校で定期的に教育活動を行う。最後に大学で事後指導を受ける。
達成目標1
学校の授業補助を通して、児童・生徒と関わり、児童・生徒と良好にコミュニケーションがとれる。【30%】 
達成目標2
教員の業務内容を十分に理解し、積極的に協力して教育活動に当たることができる。【40%】 
達成目標3
教職への動機づけを確実なものとし、具体的な準備ができる。【30%】 
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ボランティアとは何か
「教育ボランティアⅠ」の経験を踏まえて、ボランティアについての考えを整理する。(1時間)
第2回
教育現場でのボランティア活動についての再確認
「教育ボランティアⅠ」で学んだことを復習しておく(1時間)。 
第3回
諸準備と心構え、マナーとルールの再確認
配布資料を改めて確認する(1時間)。
第4回
ボランティア先の決定
自分の適性・興味や「教育ボランティアⅠ」での経験を踏まえ、どの学校を希望するか考えておく(1時間)。
派遣される学校のホームページ、市町村のホームページなどを参照して、学校の特徴を把握しておく(2時間)。
第5回
学校でのボランティア活動① 教員とのコミュニケーション
ボランティア担当以外の教員にも自己紹介をする(1時間)。
第6回
学校でのボランティア活動② チームティーチングの導入
事前に担当教員と打ち合わせをしておく(1時間)。
チームティーチングを行っての課題を明らかにしておく(1時間)。 
第7回
学校でのボランティア活動③ チームティーチングの実践
担当教員からの評価を聞き、不足していることを補っていく(1時間)。 
第8回
学校でのボランティア活動④ チームティーチングの発展
教育方法に関する文献を検索し、ヒントを探す(2時間)。
第9回
中間報告
教育ボランティア日誌に必要事項を記入しておく(2時間)。
第10回
学校でのボランティア活動⑤ 個別指導の導入
対象の児童・生徒について担当教員から情報を得ておく(1時間)。 
第11回
学校でのボランティア活動⑥ 個別指導の実践
授業時間以外にも対象の児童・生徒をよく観察する(2時間)。
第12回
学校でのボランティア活動⑦ 個別指導の発展
個別指導上の課題を明らかにしておく(1時間)。 
第13回
学校でのボランティア活動⑧ 個別指導の深化
個別指導に関する文献を検索し、ヒントを探す(2時間)。
個別指導を振り返り、よくできた点と改善すべき点を明らかにしておく(1時間)。
第14回
学期末の報告
プレゼンテーションの準備をしておく(2時間)。
自己の取り組みをふり返る。教員としての適格性について自己診断を実施する(1時間)。 


課題等に対するフィードバック
ボランティア活動中は適宜、個別に指導する。
評価方法と基準
学校でのボランティア活動時間が45時間に達した学生に単位を認定する。評価基準は、教育ボランティア日誌の内容による。活動内容等の必要事項が適切に記載されていない場合は不合格となる。
日誌は返却する。
テキスト
プリントを配布する。
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
教職課程履修者を対象とする。1年秋学期に「教職論」を履修していることを前提とする。
なお、上記の授業計画は一例であり、実際の活動内容は派遣先の学校によって異なる。
履修登録前の準備
「教育ボランティアⅠ」での活動を振り返っておく。