シラバス情報

授業コード
520418
オムニバス
科目名
電気CAD
科目名(英語)
Electrical and Electronics Drawing
配当学年
3年
単位数
2単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
水曜1限、水曜2限
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
髙根沢 真
教室
製図室
実務家教員担当授業
担当教員の高根沢は、電機メーカーでの発電機器製造と絶縁システムに関する実務経験を活かした実践的な内容を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
設計製図は技術者が自分の意志を伝える重要な手段です。本授業は、図面に関する基本的な事項を勉強してもらい、図面の読み書きができ、設計の意思が読み取ることを狙いとします。したがい、図面の情報伝達手段としての役割を認識する事に重点を置きながら、製図の基本、図記号の理解、電気機器と図記号との対比、電気機器の役割・保護協調および電気関係の仕事に携わる技術者にとって知っておくべき電気安全に重点を置いています。
達成目標1
①本授業により情報伝達手段としての図面の役割を認識する事がポイントです
①機械製図により製作図・組立図を作成し、製図の基本を修得
達成目標2
 ②接続図、展開接続図の読み方、書き方から電気工学製図の基本修得
達成目標3
 ③半導体素子図記号により電子工学製図の基本修得
達成目標4
 ④保護協調の考え方およびそれに必要な諸計算の基本修得
達成目標5
 ⑤電力機器における絶縁システムの考え方とその基本修得
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
実習I:線の用法、文字、投影法(1) 
・図面の基本および規格について理解を深めます。 
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第2回
実習I:線の用法、文字、投影法(2) 
・図面の投影法について理解を深めます
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第3回
実習II:製作図の書き方、寸法記入方法(1)
・製作図の書き方の基本を実習します。 
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第4回
実習II:製作図の書き方、寸法記入方法(2)
・寸法記入方法、尺度等機械製図の基本を実習します。 
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第5回
実習III:断路器組立図(1)
・組立図の書き方について修得します。
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第6回
実習III:断路器組立図(2)
・組立図の重要性について修得します。 
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第7回
実習IV:受変電設備(1)
・電力用機器の書き方を学びます。
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第8回
実習IV:受変電設備(2)
・電力用機器の図記号の対象を理解します。
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第9回
実習V:半導体素子図記号と外形図(1)
・電子機器図の書き方を修得します。 
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第10回
実習V:半導体素子図記号と外形図(2)
・電子機器図と規格について修得します。 
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第11回
実習VI:シーケンス制御と動作
・シーケンス制御と動作について修得します。 
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第12回
実習VI:過電流保護協調と電気安全
・過電流保護協調と電気安全について修得します。
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第13回
実習VII:CAD応用実習(1)
・CAD基本を復習しCAD応用に入ります。 
左記内容について復習すること(1.5時間) 
第14回
実習VII:CAD応用実習(2)
・CAD作図を行う事によりCAD応用操作を修得します。 
左記内容について復習すること(1.5時間) 


課題等に対するフィードバック
毎講義時の課題・演習で、直接指導・レクチャーによるフィードバックとします。
評価方法と基準
・毎講義の提出課題(70%)と課題・演習の取り組み(30%)で評価を行います。
なお、100点満点で成績評価を行い、最終的な成績評価が60点以上70点未満の場合、C評価とします。
テキスト
・プリントした教材を随時配布、テキストとして使用します。 
参考図書
・「電気製図入門 First Stage」実教出版 大平典男他共著 
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
・内容的には機械製図、電気製図、電子製図、保護協調、絶縁システム、CADと広範囲にわたっています。時間的に限られていますので、自分で図面を書くことにより情報伝達手段としての大切さ、基本を身につけ、将来役に立ててほしいと思います。
履修登録前の準備
・特にありません。