シラバス情報

授業コード
520543
オムニバス
科目名
ヒューマノイドロボット研究Ⅵ
科目名(英語)
Humanoid Robot Research VI
配当学年
3年
単位数
1単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
集中講義
対象学科
先_ロボ
コース
科目区分
カレッジマイスタープログラム
必選の別
選択科目
担当者
樋口 勝、中里 裕一
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
本科目は「ロボット創造入門」および「実践ロボット創造」「挑戦ロボット創造I」に続く、ロボット創造工房科目の最終科目であり、身に付けた知識と技術の実践と継承を目的とする。
ロボット製作に必要な技術だけでなく、過去の経験と修得した手法を応用してロボット製作過程における様々な問題を解決する方法を後輩に適切に指導できるようになることを目的とする。
達成目標1
自分の身に付けた知識・技術を人に教育できるようになる。【20%】
達成目標2
客観的に自分の知識・技術を評価できるようになる。【20%】
達成目標3
自分に不足していること、問題点を把握できるようになり、それらを自分の力で解決できるようになる。【30%】
達成目標4
プレゼンテーションに対して教育的な質問とアドバイスができるようになる。【30%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
自己紹介と指導方針の作成
予習
実習を行う。
過去の経験を踏まえて、後輩に自分の知識・技術を指導する方法(指導方針)についての考案
自己紹介・指導方針を含むプレゼンテーション資料の作成
(1時間)

復習
指導方針の見直し
指導対象者の特性の把握
指導対象者に適した指導方針の作成
(1時間) 
第2回
ロボットの構造系の設計・製作の指導計画の作成
予習
ロボットの構造系の設計・製作に関して後輩に指導したい内容の整理
(1時間)

復習
ロボットの構造系の設計・製作の指導計画の見直し
(1時間) 
第3回
ロボットの構造系の設計・製作の指導
予習
ロボットの構造系の設計・製作の指導計画の確認
(1時間)

復習
ロボットの構造系の設計・製作に関しての指導のなかでの質疑応答の整理
十分な指導ができなかったことについての調査と再度の指導
(1時間) 
第4回
ロボットの電装系の設計・製作の指導計画の作成
予習
ロボットの電装系の設計・製作に関して後輩に指導したい内容の整理
(1時間)

復習
ロボットの電装系の設計・製作の指導計画の見直し
(1時間) 
第5回
ロボットの電装系の設計・製作の指導
予習
ロボットの電装系の設計・製作の指導計画の確認
(1時間)

復習
ロボットの電装系の設計・製作に関しての指導のなかでの質疑応答の整理
十分な指導ができなかったことについての調査と再度の指導
(1時間)
第6回
ロボットの制御系の設計・製作の指導計画の作成
予習
ロボットの制御系の設計・製作に関して後輩に指導したい内容の整理
(1時間)

復習
ロボットの制御系の設計・製作の指導計画の見直し
(1時間)
第7回
ロボットの制御系の設計・製作の指導
予習
ロボットの制御系の設計・製作の指導計画の確認
(1時間)

復習
ロボットの制御系の設計・製作に関しての指導のなかでの質疑応答の整理
十分な指導ができなかったことについての調査と再度の指導
(1時間) 
第8回
ロボットコンテストの戦略の指導計画の作成
予習
ロボットコンテストの戦略に関して後輩に指導したい内容の整理
(1時間)

復習
ロボットコンテストの戦略の指導計画の見直し
(1時間)
第9回
ロボットコンテストの戦略の指導
予習
ロボットコンテストの戦略の指導計画の確認
(1時間)

復習
ロボットコンテストの戦略に関しての指導のなかでの質疑応答の整理
十分な指導ができなかったことについての調査と再度の指導
(1時間) 
第10回
プロジェクトマネージメントの指導計画の作成
予習
プロジェクトマネージメントに関して後輩に指導したい内容の整理
(1時間)

復習
プロジェクトマネージメントの指導計画の見直し
(1時間) 
第11回
プロジェクトマネージメントの指導
予習
プロジェクトマネージメントの指導計画の確認
(1時間)

復習
プロジェクトマネージメントに関しての指導のなかでの質疑応答の整理
十分な指導ができなかったことについての調査と再度の指導
(1時間) 
第12回
プレゼンテーションの指導計画の作成
予習
プレゼンテーションに関して後輩に指導したい内容の整理
(1時間)

復習
プレゼンテーションの指導計画の見直し
(1時間) 
第13回
プレゼンテーションの指導
予習
プレゼンテーションの指導計画の確認
(1時間)

復習
プレゼンテーションに関しての指導のなかでの質疑応答の整理
十分な指導ができなかったことについての調査と再度の指導
(1時間)
第14回
ロボット創造工房全体のまとめ
予習
ロボット創造工房全体を通じての修得した知識・技術の再確認と整理
プレゼンテーション資料の作成
(1時間)

復習
ロボット創造工房全体を通じて修得した知識・技術をまとめたファイルの完成
(1時間) 


課題等に対するフィードバック
全体報告会での発表については、その場で問題点を指摘すると同時に、改良案を複数提案し学生にとって最良の方法を考えさせる。また、提出された課題については、個々に添削した後に学生に返却する。また、共通する問題点については、次回の全体報告会の時に周知し、改良方法を伝達する。
評価方法と基準
一連の作業をまとめたファイル、および毎回のプレゼンテーションを総合的に判断する。 
提出ファイルおよび毎週のプレゼンテーションの合計点が60点以上で合格(C評価)となる。 
テキスト
文献調査能力も身に付けることを目的としているので、特定のテキストは指定しない.
参考図書
自動車技術会編著『自動車開発・製作ガイド』自動車技術会(2008) 【ISBN-10: 4904056043、ISBN-13: 978-4904056042】
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「ヒューマノイドロボット研究」6科目の最終科目であり、これまでに得られた知識・技術の教育・伝承を通じて己が知識・技術の再確認と不足している内容の認識を行う。そのため、履修した専門科目の再復習を促すと同時に、不足した知識について自ら学修する能力を育成する。
履修登録前の準備
「ヒューマノイドロボット研究I・II・III・IV・V」、「ロボット工学演習」、「ロボット開発実験I・II」、「物理I」、「ロボット機構学」の履修および復習。