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教員名 : 櫛橋 康博
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授業コード
520674
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅰ
科目名(英語)
Graduation Thesis I
配当学年
4年
単位数
4単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
実習
対象学科
先_ロボ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
櫛橋 康博
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
工学的な物の考え方、研究の方法を体得するために指導教官からの直接指導を受けながら、3年次までに学んだ技術と問題解決の知識を独自の力で総合化あるいは深化させることを目的とする。また社会に出てからの実務的課題の処理能力を身につけることを目的とする。
「卒業研究I」では研究課題の設定とモデルの設計、実験、シミュレーション等を進めると共に、進捗状況を取りまとめて中間報告を作成し、中間発表会にて報告する。 達成目標1
研究課題を決定し、文献調査などで背景把握をして目的を明確化し、課題を説明できる 【20%】
達成目標2
課題解決の最良の方策を検討し、遂行手順を立案して実験・シミュレーションを実施できる【20%】
達成目標3
進捗プレゼンテーションなどで、聞く人の立場に立ってわかりやすく説明できる【20%】
達成目標4
中間報告書などで、図・表を有効に使い、わかりやすい文章でまとめることができる【20%】
達成目標5
指導教員・研究室メンバーとディスカッションし、卒業研究IIに向け研究方針を設定できる。【20%】
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
○
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究テーマの策定
指導教員のアドバイスを受けて、実施可能な研究テーマを策定する(4時間)。
第2回
研究テーマの背景調査
決まった研究テーマに関する背景について学術論文等を参考にして調べる(4時間)。
第3回
研究テーマに関する課題や問題点の抽出
研究テーマには必ず課題や問題点があるので、それを見出す(4時間)。
第4回
研究目標の決定
分かった課題や問題点を吟味し、自分の研究目標を決定する(4時間)。
第5回
研究計画の立案
研究目標に到達するまでの研究計画を立案する(4時間)。
第6回
開発環境の構築
研究計画に基づき、研究開発に必要な開発環境を検討、構築する(4時間)。
第7回
モデルの設計
研究計画に沿って、モデルを設計する(4時間)。
第8回
モデルのシミュレーション
作成したモデルを用いてシミュレーションを実行する。当初目的に対してどの程度の性能を発揮できたのか実験する(4時間)。
第9回
シミュレーションの評価
シミュレーションの結果から、予想していなかった問題が発生する場合が多い。この解決策を指導教員と十分に検討する(4時間)。
第10回
プロトタイプの設計
今までに得られた知見を吟味し、更に必要な結果を得られるようプロトタイプの設計を行う(4時間)。
第11回
プロトタイプの製作
プロトタイプの製作を開始する(4時間)。
第12回
抄録原稿の執筆
卒業研究発表会で配布される抄録集に掲載する原稿を執筆し、指導教員の添削を受ける(4時間)。
第13回
発表練習
卒業研究中間発表会のための発表練習を行う(4時間)。
第14回
卒業研究中間発表会
学科で計画されたプログラムに従って、自らの研究内容を発表し、質疑応答を行う(4時間)。
課題等に対するフィードバック
ゼミでの発表内容や進捗レポートの内容に基づきアドバイス、ディスカッションを行う。
評価方法と基準
中間報告を提出し、卒業研究中間発表会で発表・質疑応答を行うことが最低限の義務である。
日常の研究活動で達成目標の60%以上の達成で合格とする。 テキスト
指導教員が提示する。学術論文を用いる場合もある。
参考図書
指導教員が提示する。学術論文を用いる場合もある。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
3年次までに習得してきた知識や技術を元に、大学生活の締めくくりとして工学的な物の考え方、研究の方法を身につけるための科目である。後半の「卒業研究Ⅱ」へのステップとする。
履修登録前の準備
研究を進めるテーマに関して、社会的な背景や必要な技術について自ら進んで情報収集すること。
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