シラバス情報

授業コード
520706
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅰ
科目名(英語)
Graduation Thesis I
配当学年
4年
単位数
4単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
実習
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
清水 博幸
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
卒業研究は、研究室で与えられる課題に対して、これまでに蓄積した勉学の成果の全てを結集して自主的に取り組むものであり、学生生活の締めくくりである。「卒業研究Ⅰ」では、研究室でのゼミ発表や、中間報告書の作成を通じて、社会に出てからの実務的課題の処理能力を育成することを目的とする。
達成目標1
文献調査など研究課題の位置づけを設定し、自分のテーマを説明する事ができる【30%】
達成目標2
研究室での発表などを通じて、プレゼンテーションすることができる 【30%】
達成目標3
中間報告書の作成により、読む人を納得させる、分かりやすい文章を書くことができる【40%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
必要な学術情報の入手方法とその利用の仕方
卒業研究を始めるに当たり、図書館での学術論文取得方法や、研究室での実験方法、シミュレーション動作方法などについて把握すること(3時間)
第2回
卒業研究テーマの模索
研究を進めるに当たり、その研究分野で用いられる用語やその意味について調査しておくこと(3時間)
自ら実施する研究について深く調査し、研究テーマについて教員とディスカッションすること(3時間)
第3回
卒業研究テーマの決定
担当教員との相談により、これまでの調査から、卒業研究テーマを決定し、論理立てて説明できるように準備すること(6時間)
第4回
卒業研究テーマのプレゼンテーション
決定した卒業研究テーマを研究室でプレゼンテーションを行う準備をすること(3時間)
プレゼンテーションで指摘を受けた部分について熟考し、修正などを行うこと(3時間)
第5回
研究課題に取り組むための研究計画の立案
テキストや参考書、学術論文などを参考に、先行研究の調査・比較をし、課題を抽出するとともに、各自の研究テーマの位置付けを確認すること(3時間)
第6回
研究へのアプローチ(検討)
研究を遂行するに当たり、実験装置や実験方法について、担当教員と議論しながら課題の抽出や検討事項の洗い出しを行うこと(6時間)
第7回
研究へのアプローチ(方法の吟味)
引き続き、実験装置や実験方法について、担当教員と議論しながら課題の抽出や検討事項の洗い出しを行い、自ら考えて課題の解決を図ること(6時間)
第8回
研究へのアプローチ(試行1)
実験装置の製作や実験方法について、試作や試行をしてみること(6時間)
第9回
研究へのアプローチ(試行2)
引き続き、実験装置の製作や実験方法について、試作や試行をし、課題や改善点を見つけること(6時間)
第10回
実験の遂行(データの収集1)
実験データの収集を行い、得られた結果について担当教員と議論しながら、研究課題を推し進めること(6時間)
第11回
実験の遂行(データの収集2)
引き続き、実験データの収集を行い、得られた結果について担当教員と議論しながら、研究課題を推し進めること(6時間)
第12回
実験結果の整理
実験結果を纏め、得られた結果について担当教員と議論しながら、研究を推し進めること(6時間)
第13回
研究の総括、および、中間報告書の作成
指導教員と議論の下、得られた取得データを纏めつつ、中間報告書を作成すること(6時間)
第14回
研究の総括、および中間報告のプレゼンテーション
中間報告書作成の過程で、実験を通して得られた結果を見直し、最終的にプレゼンテーションを行う準備をすること(6時間)


課題等に対するフィードバック
中間報告書などの提出物については、適宜添削を行い返却する。
評価方法と基準
指導教員による日常の研究活動の評価が60%以上の目標達成と認められ、かつ、中間報告書の提出により合格と認められる場合に、本科目をC評価以上とする。成績評価にはルーブリックを活用する。
テキスト
テキストは各指導教員により指示される。
参考図書
参考書は各指導教員により指示される。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
カリキュラムポリシーの企画力、問題発見能力と解決能力、プレゼンテーション能力、協働力、そして、課題に対して能動的に取り組む力を養うための科目に対応する。
履修登録前の準備
3年次までの学習全てが準備学習となるため、研究室の研究テーマに関連する科目を復習しておくこと。