シラバス情報

授業コード
520719
オムニバス
科目名
卒業研究Ⅱ
科目名(英語)
Graduation Thesis II
配当学年
4年
単位数
4単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
実習
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
必修科目
担当者
宇賀神 守
教室
実務家教員担当授業
担当教員の宇賀神守は、無線用LSIに関する研究開発等の実務経験がある。その経験を活かし、高速動作回路に関して実例を授業で扱っている。
授業の目的と進め方
卒業研究Iで得られた研究成果をベースとして、引き続き担当教員の個別指導に基づき研究を行う。研究室で与えられる課題に対して、これまでに蓄積した勉学の成果の全てを結集して自主的に取り組むものであり、学生生活の締めくくりである。各研究室でのゼミ発表や、中間報告書の作成を通じて、社会に出てからの実務的課題の処理能力を養成することを目的とする。 
達成目標1
・得られた成果を教員と議論しながら、実務課題の処理能力を高めることができる。(30%)
達成目標2
・ゼミ発表などを通じて、プレゼンテーション能力を高めることができる。(30%)
達成目標3
・中間報告書や卒業論文の作成により、読む人を納得させる、分かりやすい文章を書くことができるようになる。  (40%)
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
研究課題に取り組むための研究計画の立案
卒業研究Iで得られた研究成果より明らかとなった問題点や課題に取り組むために、教員と相談しながら研究計画を立案すること。 (2時間)
第2回
実験の実施I
「卒業研究I」の結果を踏まえて、実験データの取得を行うこと。(2時間)
第3回
実験の実施II
引き続き、実験を実施すること。(2時間)
第4回
実験の実施III
引き続き、実験を実施すること。(2時間)
第5回
中間的なまとめI
結果を検討して、中間的なまとめを行うこと。(2時間)
第6回
中間報告の作成と研究室内発表会
ここまでの成果をまとめて、中間報告書を作成し、研究室内発表会に備えること。(2時間)
第7回
研究室内発表会
結果をスライドにまとめ、発表の準備をすること。(2時間)
第8回
実験の実施IV
ここまでの結果を精査し、問題点を明確にして、実験を実施すること。(2時間)
第9回
実験の実施V
引き続き、実験を実施すること。(2時間)
第10回
実験の実施VI
引き続き、実験を実施すること。(2時間)
第11回
実験結果の総括I
結果を総括し、不足の結果をあぶり出すこと。(2時間)
第12回
実験結果の総括II
結果の総括により出てきた不足の実験を実施し、結果をまとめること。(2時間)
第13回
抄録集原稿作成と卒業論文作成
抄録集原稿作成と卒業論文作成 を、期日までに行うこと。(2時間)
第14回
卒業研究発表会
発表会の準備をすること。(2時間)


課題等に対するフィードバック
研究室ゼミを通じて、適宜、課題等に対するフィードバックを行う。
評価方法と基準
指導教員による日常の研究活動の評価が60%以上の目標達成と認められ、かつ、成果物(中間報告書、抄録原稿、卒業研究論文)の提出と卒業研究発表が電気電子通信工学科全教員の協議により合格と認められる場合に、本科目をC評価以上とする。成績評価にはルーブリックを活用する。
テキスト
適宜指示する。
参考図書
適宜指示する。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
「卒業研究I」に引き続き教員の個別指導のもとに理論、実験、文献調査などの具体的課題を通して研究室の研究活動の一端を担い研究の根源を学ぶ。また、「卒業研究I」を通じた研究活動の基盤をもとに、研究成果について教員と議論しつつ研究テーマを推し進める。単に研究のみにとどまらず、卒業論文の作成や卒業研究発表会を通じて、発表能力の育成、および社会に出てからの実務的課題の処理能力を育成することを目標としている。
履修登録前の準備
本科目の履修には、「卒業研究I」を履修し合格しておくことが必要である。