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教員名 : 神 雅彦
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授業コード
520843
オムニバス
科目名
温故知新ものづくり学Ⅰ
科目名(英語)
Fundamentals of Craft Working Ⅰ
配当学年
1年
単位数
1単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
集中講義
対象学科
基_機械
コース
科目区分
カレッジマイスタープログラム
必選の別
選択科目
担当者
神 雅彦
教室
実務家教員担当授業
担当者の神雅彦は、民間企業において機械製品開発、設計、生産設計を行ってきた。その経験を活かし、実例や、細部の解説など、実感のある授業を展開する。
授業の目的と進め方
この授業では、日本の伝統技術を題材に「ものづくり」を考える。キーワードは「古きをたずねて新しきを知る」である。伝統技術には、人の思い、ちえおよび努力が詰まっている。現在の工業製品は中身が見えにくいが、伝統技術では、それらが見える。その見える技術をより深く見つめ(調べ)、習い、修得してみる。テーマ探し、調査、製作およびまとめのすべての体験がみなさんの未来を見る目を育てる。
達成目標1
伝統技術に関して、深い知識を得る(技術をさぐる)。【25%】
達成目標2
伝統技術について上手にものづくりができる(手先が器用になる)。【25%】
達成目標3
伝統技術を鑑賞できる(審美眼が備わる)。【25%】
達成目標4
伝統技術を語れる(神髄を会得しまとめる)。【25%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
○
実習
○
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
伝統技術を分類してみる。
伝統技術全般を調べ分類する(予習・復習各1時間)。
第2回
伝統技術に関するテーマ(第1ステップ)を決める。
興味のある技術を絞り込む(予習・復習各1時間)。
第3回
伝統技術について調査してみる。
絞り込んだ技術について文献調査をする(予習・復習各1時間)。
第4回
伝統技術に出会う。
テーマ技術の製作者、場所を尋ねる(予習・復習各1時間)。
第5回
伝統技術について研究する。
テーマ技術について研究する(予習・復習各1時間)。
第6回
伝統技術を企画してみる。
テーマ技術品を企画する(予習・復習各1時間)。
第7回
伝統技術を設計してみる。
テーマ技術品を設計する(予習・復習各1時間)。
第8回
伝統技術を製作してみる。
テーマ技術品を製作する(予習・復習各1時間)。
第9回
伝統技術を使ってみる。
製作品をとことん使って試してみる(予習・復習各1時間)。
第10回
伝統技術を評価してもらう。
製作品に対して他者から評価をもらう(予習・復習各1時間)。
第11回
伝統技術を改良してみる。
製作品を改良する(予習・復習各1時間)。
第12回
伝統技術を語ってみる。
テーマとした伝統技術に関する議論をする(予習・復習各1時間)。
第13回
伝統技術について書いてみる。
テーマとした伝統技術について論文をまとめる(予習・復習各1時間)。
第14回
伝統技術の核心を突く。
テーマとした伝統技術の神髄を語る(予習・復習各1時間)。
課題等に対するフィードバック
伝統技術の調査結果、プレゼンテーション、論文について点検し、コメントを与える。
製作品の企画、設計、作品について評価する。 評価方法と基準
設計書、製作品、プレゼンテーション、論文をもって60点以上を合格とする。
テキスト
各種文献、伝統技術者との出会い、教員からの提示資料。
参考図書
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科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
カレッジマイスタープログラム科目
履修登録前の準備
受講数上限は8名とし、科目受講の決心度に関しての選抜を行うことがありますので、その準備をして下さい。
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