シラバス情報

授業コード
520889
オムニバス
科目名
情報理論
科目名(英語)
Information Theory
配当学年
1年
単位数
2単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
木曜3限
対象学科
先_情報,先_データ
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
秋山 純一、粂野 文洋
教室
2-375
実務家教員担当授業
担当教員の粂野は情報のシステム系技術に関する調査分析業務に従事した経験がある。
授業の目的と進め方
情報理論の基本概念(符号化等)を理解するとともに、広義の意味での「情報」に関する幅広い基礎知識を修得することを目的とする。そのために情報処理技術者試験を題材とした講義と演習を行う。反転学習により授業を進め、場合により授業計画と学修の順番が異なるが、内容は全て取り扱う。
達成目標1
情報理論とはどのような理論であるかを簡潔に説明できる。【10%】
達成目標2
情報に関するシステム系の専門知識について概要を説明できる。【30%】
達成目標3
情報に対する分析に関する専門知識について概要を説明できる。【30%】
達成目標4
情報に対するマネジメントに関する専門知識について概要を説明できる。【30%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
オリエンテーション
情報理論について復習し、ITパスポートの試験内容について調べておくこと(1時間)。
第2回
学修前模試
学修前模試の内容を見直し、学修の全体像を把握する(1時間)。加えて、自分が興味を持った内容について調べる(1時間)。
第3回
基礎理論
離散数学、応用数学、情報に関する理論、アルゴリズムとプログラミングについて復習する(2時間)。
第4回
コンピュータシステム
プロセッサ、メモリ、システムの構成と評価、ソフトウェア、ハードウェアについて復習する(2時間)。
第5回
マルチメディア、データベース
マルチメディア、データベース方式・設計・操作、トランザクション処理ついて復習する(2時間)。
第6回
ネットワーク、セキュリティ
ネットワーク方式、通信プロトコル、情報セキュリティ・管理・対策・実装技術について復習する(2時間)。
第7回
開発技術
システム開発技術、開発プロセス・手法について復習する(2時間)。
第8回
中間模試
第3回〜第6回の内容を、授業前日までに復習する(2時間)。
第9回
マネジメント
プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査について復習する(2時間)。
第10回
企業活動
経営・組織論、業務分析・データ利活用、会計・財務について復習する(2時間)。
第11回
法務
知的財産権、セキュリティ関連法規、労働関連・取引関連法規、ガイドライン・技術者倫理、標準化関連について復習する(2時間)。
第12回
経営戦略
経営戦略手法、マーケティング、ビジネス戦略と目標・評価、経営管理システム、技術開発戦略・計画、ビジネスインダストリについて復習する(2時間)。
第13回
システム戦略
情報システム戦略、業務プロセス、ソリューションビジネス、システム活用促進、システム化計画、要件定義、調達について復習する(2時間)。
第14回
学修後模試
授業前日までに、これまでの学修内容を総復習する(5時間)。


課題等に対するフィードバック
小テスト及び課題の得点フィードバックする。採点講評を口頭でフィードバックする。
評価方法と基準
小テスト(約33%)、課題(約33%)、模試(約33%)を基準に、総合評価を60%以上で合格(C評価以上)とする。
テキスト
高橋 京介(著)『【令和7年度】いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集』SBクリエイティブ(2024年) ISBN:978-4815629380
参考図書
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本科目で学ぶ内容は以降の専門科目での理解に必要な基礎知識であり、情報処理技術者試験の取得にも必須な知識である。
履修登録前の準備
情報分野の資格取得の意義を認識しておくこと。