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教員名 : 櫛橋 康博
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授業コード
520952
オムニバス
科目名
ロボットボランティアⅠ
科目名(英語)
Robot Volunteer I
配当学年
1年
単位数
1単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
集中講義
対象学科
先_ロボ
コース
科目区分
カレッジマイスタープログラム
必選の別
選択科目
担当者
櫛橋 康博、中里 裕一、山縣 広和
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
ロボット工学やメカトロニクスに関連する学修を応用して、福祉分野やSTEAM教育などに関わる分野を中心に、機器や教材を自ら提案・設計・開発していく体験をすることにより、ユーザのことを考えることができるエンジニアのマインドを醸成することを目的とする。1年春学期の本科目においては、特別支援学校や老人介護施設等の児童生徒、利用者、職員をユーザとする機器を開発する活動と、児童生徒を対象とした工作教室を企画・実行し、科学への興味関心を高める活動についてそれぞれ学び、自分たちでオリジナルの機器・教材の提案を行っていく。
達成目標1
ユーザを考えたものづくりが体験でき、そのための設計思想が身につく。【30%】
達成目標2
ロボット工学やメカトロニクスに関連する知識を応用する能力が身につく。【30%】
達成目標3
実際の現場に即したものづくりのための設計手法を学び、福祉介護機器の必要性、STEM教育用教材の必要性や意義を理解することができる。【40%】
達成目標4
達成目標5
達成目標6
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
○
ディベート
グループワーク
○
プレゼンテーション
○
実習
◎
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス(本科目の概要とこれまでの活動事例の紹介)
(予習)特別支援学校で使われる教材について、STEM教育についてそれぞれ調べておく(合計1時間)
第2回
福祉医療介護の現場と機器の紹介
(予習)福祉医療介護で行われていることや現場での問題点について調べておく(2時間)
第3回
STEM教育とは(必要性と他大学での実施例)
(復習)STEM教育の内容について復習しておく(1時間)
第4回
福祉機器設計演習1(個人で提案)
(予習)福祉の現場でどんなサポート機器があれば良いか想像してポンチ絵や文字で表しておく(2時間)
第5回
福祉機器設計演習2(類似テーマでグループを組んで実施)
(予習)自分が考えている機器について説明できるよう準備しておく(1時間)
(復習)グループのメンバーの提案をそれぞれ復習しておく(30分) 第6回
福祉機器設計演習3(機器の提案に向けたディスカッション)
(予習)ディスカッションに必要となる情報を整理しておく(1時間)
第7回
福祉機器設計演習4(詳細設計)
(予習)詳細設計に必要となる情報を調査しておく(2時間)
第8回
福祉機器コンセプトプレゼンテーション
(予習)プレゼンテーション準備をしておく(2時間)
第9回
STEM教材設計演習1(個人で提案)
(予習)どのようなSTEM教育用教材があれば良いか自分の考えをまとめてポンチ絵や文章で表しておく(1時間)
第10回
STEM教材設計演習2(グループとして取り組む開発教材の方向性決定と調査開始)
(予習)自分が考えている教材について説明できるよう準備しておく(1時間)
(復習)グループのメンバーの提案をそれぞれ復習しておく(30分) 第11回
STEM教材設計演習3(調査結果をもちより詳細設計を開始)
(予習)ディスカッションに必要となる情報を整理しておく(1時間)
第12回
STEM教材設計演習3(詳細設計)
(予習)詳細設計に必要となる情報を調査しておく(2時間)
第13回
STEM教材コンセプトプレゼンテーション
(予習)プレゼンテーション準備をしておく(2時間)
第14回
総括
(予習)これまでの提案がどのように決まっていったかを振り返る(1時間)
課題等に対するフィードバック
進捗報告の課題ごとにその内容に基づきディスカッションやアドバイスを受ける機会を設ける。
評価方法と基準
課題提出状況(30%)、活動への取り組み(40%)、プレゼンテーション(30%)などを総合して成績を評価し。
合計が60%以上を合格(C以上)とする。 テキスト
プリントやデータを配布する。
参考図書
必要に応じて適宜指定する。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本科目は、1年生春学期に配当されており、十分な専門知識が無い状態からのスタートでもあるので、必要な知識を補いつつ進めていく。また、福祉機器開発の班とSTEM教材開発の班と明確に分けず、将来的にどちらに所属しても良いように進めていく。本科目に続く科目「ロボットボランティアⅡ」では、班に所属しながらより具体的に機器や教材について検討し、試作を行いながら進めていく。
履修登録前の準備
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