シラバス情報

授業コード
521018
オムニバス
科目名
ロボットボランティアⅥ
科目名(英語)
Robot Volunteer VI
配当学年
3年
単位数
1単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
集中講義
対象学科
先_ロボ
コース
科目区分
カレッジマイスタープログラム
必選の別
選択科目
担当者
櫛橋 康博、中里 裕一、山縣 広和
教室
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
ロボット工学やメカトロニクスに関連する学修を応用して、福祉分野やSTEAM教育などに関わる分野を中心に、機器や教材を自ら提案・設計・開発していく体験をすることにより、ユーザのことを考えることができるエンジニアのマインドを醸成することを目的とする。3年秋学期の本科目においては、一連の科目群の最終学期として、現場からのフィードバックを活かしながらそれぞれ学んだことを応用しオリジナルの機器・教材の開発開発に取り組み、完成度を高めてゆくとともに、第3者が機器や教材を再現性高く再現できるようドキュメントを作成する。
達成目標1
ユーザを考えたものづくりが体験でき、そのための設計思想が身につく。【30%】 
達成目標2
ロボット工学やメカトロニクスに関連する知識をものづくりに応用する能力が身につく。【30%】 
達成目標3
実際の現場に即したものづくりのための設計開発手法を学び、福祉介護機器の必要性、STEM教育用教材の必要性や意義を理解することができる。【20%】 
達成目標4
最上位学年としてグループワークに参加することでリーダーシップに必要な要素が理解できるようになる。【20%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
ガイダンス(本科目の概要とこれまでの経過報告)、班分け作業 
(予習)ロボットボランティアⅣの履修者はこれまでの経緯をまとめておく(1.5時間)
第2回
これまでの開発事例の詳細 
(予習)自分たちのグループで取り組んできた内容をパワーポイントにまとめて5分程度で説明できるようにしておく(2時間)
第3回
開発機器・教材の今学期開発方針の検討
(予習)テーマの問題点や課題,これまでに発案されたアイディアなどをまとめておく(1.5時間)
第4回
開発機器・教材の設計変更内容の確認
(復習)グループディスカッションで挙げられた問題点と改良すべき点を各自でまとめる(1時間)
第5回
開発機器・教材の改良
(予習)作業の計画を立てておく(1時間)
(復習)実際に行った作業を記録しておく(1時間)
第6回
現地調査(支援学校見学やSTEM教育事例)
(予習)見学・訪問施設について下調べをしておく(1時間)
(復習)気がついたことを整理しておく(1時間)
第7回
現地調査で得られたフィードバックまとめ
(予習)現地で気がついたことを優先順にを付けて確認しておく(30分)
(復習)意見交換で得られた内容を各自でもまとめておく(1時間)
第8回
実用化に向けた改良案の策定
(予習)改良案を各自で検討しておく(2時間)
第9回
改良案に則った設計変更と記録文章の制作開始
(予習)設計案を各自で提案できるよう準備しておく(1時間)
(復習)グループディスカッションで決まった方向性を確認して,改良計画についてイメージを固めておく(1時間)
第10回
機器・教材の実用性向上のための改良1(改良案のプレゼンテーション)
(予習)プレゼンテーションの準備をしておく(1.5時間)
第11回
機器・教材の実用性向上のための改良2(作業)
(予習)改良の作業計画をたてておく(2時間)
第12回
機器・教材の完成度向上の作業と資料作成
(予習)前回の進捗を考慮した作業計画を建て直す(1時間)
第13回
完成度を上げた機器・教材の仕上げ
(予習)作業の進捗を確認しておく(30分)
(復習)未完了の作業を確認しておく(1時間)
第14回
改良した機器・教材についてのプレゼンテーション
(予習)プレゼンテーションの準備をしておく(2時間)


課題等に対するフィードバック
進捗報告の課題ごとにその内容に基づきディスカッションやアドバイスを受ける機会を設ける。 
評価方法と基準
課題提出状況(20%)、活動への取り組み(50%)、プレゼンテーション(30%)などを総合して成績を評価し合計が60%以上を合格(C以上)とする。
テキスト
プリントやデータを配布する。 
参考図書
必要に応じて適宜指定する。
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本科目は、「ロボットボランティアⅤ」に続く授業である。福祉機器開発の班とSTEM教材開発の班とのどちらかに所属して実際に試作と改良を継続する。3年次で得られている知識をできるだけ活用し、一方で不足分があれば自ら補いながら実践的に自分たちのプロジェクトを進めていく。本科目に続く科目「ロボットボランティアⅥ」では、ユーザの意見を多く取り入れた実用性の高い完成した福祉機器や教材を提供する。 
履修登録前の準備
本科目履修までにロボットボランティアⅠ〜Ⅴを履修しておく。