シラバス情報

授業コード
521045
オムニバス
科目名
チームワークとエンジニアリングデザイン
科目名(英語)
Teamwork and Engineering Design
配当学年
3年
単位数
2単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
金曜1限、金曜2限
対象学科
基_機械
コース
Jプログラム
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
神 雅彦
教室
E1-2-106(多目的ルーム)
実務家教員担当授業
この科目の略称は「チームとエンジ」とする。
担当者の神雅彦は、民間企業において機械製品開発、設計、生産設計を行ってきた。その経験を活かし、実例や、細部の解説など、実感のある授業を展開する。  
授業の目的と進め方
チームワーク;技術者として仕事をする際には、専門分野以外の技術者や非技術者と協働して問題解決するような機会がある。第1に、他者と協働することの重要性や、協働するための方法に関する能力を習得する。エンジニアリングデザイン;機械の設計等においては、解が1つでない課題に対して、実現可能な解を見つけ出していく課題設定と解決能力が要求される。第2に、その能力を涵養するための基礎を習得する。授業は主としてグループ演習と討議により進められる.
達成目標1
他分野の人を含む他者と協働するための方法論について説明できる。【25%】 
達成目標2
他者と協働する際に、自己および他者のなすべき行動指標を説明することができる。【25%】 
達成目標3
機械設計に際し、課題設定および解決法のポイントを説明できる。【25%】  
達成目標4
トータルエンジニアリングについて重要な点を説明できる.【25%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
技術とチームワークに関する概論および事例研究
〔予習〕事前配布の資料や記事を読み、提示課題に回答する。(1時間)
〔復習〕授業における討議に基づき、小レポートを作成する。(1時間) 
第2回
グループコミュニケーション演習(外部講師)
〔予習〕事前配布のテキストを読み、提示課題に取組む。(1時間)
〔復習〕内容を振り返る。(1時間)
第3回
自己理解と他者理解に関するグループワーク演習(外部講師)
〔予習〕事前配布のテキストを読み、提示課題に取組む。(1時間)
〔復習〕授業で提示された小レポートを作成する。(1時間) 
第4回
組織における技術開発に関する事例研究;企画と設計、企業組織、開発チームなど
〔予習〕事前配布の記事を読み提示課題に回答する。
(1時間)
〔復習〕授業内容をメモしておく。(1時間) 
第5回
社会における技術行使に関する事例研究;地域、文化、環境など
〔予習〕事前配布の記事を読み、提示課題に回答する。(1時間)
〔復習〕授業における討議に基づき、小レポートを作成する。(1時間) 
第6回
他分野の外部講師による技術とチームワークに関連する講演の聴講と討論(外部講師)
〔予習〕事前配布のレジュメを読み、提示課題に取組む。(1時間)
〔復習〕授業で提示された小レポートを作成する。(1時間) 
第7回
技術とチームワークに関するまとめ(中間プレゼンテーションと討論)
〔予習〕プレゼンテーション資料を作成する。(1時間)
〔復習〕前半のまとめのレポートを作成し提出する。(1時間)
第8回
エンジニアリングデザイン概論および事例研究;失敗事例に学ぶ
〔予習〕事前配布の記事を読み、提示課題に回答する。(1時間)
〔復習〕授業における討議に基づき、小レポートを作成する。(1時間) 
第9回
妥当解を導くための行動演習(外部講師)
〔予習〕事前配布のテキストを読み、提示課題に取組む。(1時間)
〔復習〕授業内容を振り返る。(1時間)
第10回
目標達成に関するグループ演習(外部講師)
〔予習〕事前配布のテキストを読み、提示課題に取組む。(1時間)
〔復習〕授業で提示された小レポートを作成する。(1時間)
第11回
機械のデザインに関する事例研究;企画、仮想演習、決定法など 
〔予習〕事前配布の記事を読み提示課題に回答する。
(1時間)
〔復習〕授業内容をメモしておく。(1時間) 
第12回
トータルエンジニアリングに関する事例研究;機械設計の実際
〔予習〕事前配布の記事を読み、提示課題に回答する。(1時間)
〔復習〕授業における討議に基づき、小レポートを作成する。(1時間) 
第13回
外部講師によるエンジニアリングデザインに関する講演の聴講と討論(外部講師)
〔予習〕事前配布のレジュメを読み、提示課題に取組む。(1時間)
〔復習〕授業で提示された小レポートを作成する。(1時間) 
第14回
チームワークとエンジニアリングデザインに関するまとめ(最終プレゼンテーションと討論)
〔予習〕プレゼンテーション資料を作成する。(1時間)
〔復習〕後半のまとめのレポートを作成し提出する。(1時間)


課題等に対するフィードバック
各プレゼンテーションに対するコメントによる。
評価方法と基準
第1〜7回までのプレゼンテーションとレポート:50%、第8〜14回までのプレゼンテーションとレポート:50%の総合評価(100点)で、60点以上を合格とする。  
テキスト
神雅彦:オリジナル資料
外部講師のレジュメ、新聞記事など
参考図書
畑村洋太郎:実際の設計【ISBN4-526-02378-7】、続・実際の設計【ISBN4-526-03162-3】、続々・実際の設計【ISBN4-526-03922-5】、実際の設計 第4巻こうして決めた【ISBN4-526-05036-9】、実際の設計 第5巻こう企画した【ISBN4-526-05370-8】
北森義明:組織が活きるチームビルディング【ISBN978-4-492-55608-5】
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
実践機械工学プログラム指定科目であり、プログラム目標C3(エンジニアリングデザイン能力)およびプログラム目標D2(チームワークの能力)を修得するための科目として位置づけられている。
履修登録前の準備
前学期の「機械創造演習」での取り組みの成果を持参すること。