シラバス情報

授業コード
521123
オムニバス
科目名
映像デザイン論・実習
科目名(英語)
Video Design Theory and Practice
配当学年
2年
単位数
3単位
年度学期
2025年度秋学期
曜日時限
水曜3限、水曜4限
対象学科
先_情報
コース
科目区分
自由科目
必選の別
自由科目
担当者
杉森 順子
教室
クリエイティブ演習室
実務家教員担当授業
担当教員の杉森順子は、テレビ番組などの映像制作や多様なメディアコンテンツの実務経験がある。また、プロジェクションマッピングなど映像を活用した空間演出や企画も実施してきた。授業ではこれらの実務で得た知見を活かして、コンテンツごとに異なる制作フローを解説し、映像表現や手法、関連する技術動向も示しながら指導を進めていく。  
授業の目的と進め方
近年マスメディアに加え、スマートフォンなどを使ったYouTubeなどのインターネット動画が盛んである。授業では個人でも情報発信が容易となった時代背景を踏まえ、映像制作の基礎をプロジェクト形式で習得する。また映像活用や情報発信の仕組みを理解する。
様々な手法を自ら実践し企画や構成からプレゼンテーション、映像制作、公開までのフローを学ぶ。また分野によって異なる制作工程や手法の特徴を学び、分野への知見を深める。さらにディスカションにより相互に分析や評価を行うことで、客観的な視点を身につけることを目指す。
達成目標1
カメラの基本操作修得【10%】
達成目標2
編集の基礎技術修得【30%】
達成目標3
企画から演出までの基礎表現力修得【40%】
達成目標4
チームワーク力【20%】 
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
授業ガイダンス
・メディアとしての動画
・制作手法と工程
・著作権や制作での注意点
ソフトの基本操作確認(受講期間前までに)
映像分野について課題(復習2時間)
第2回
映像制作1:制作の流れ
・撮影手法の解説と実践
・多様な映像表現としての動画
・制作事例と分析
・コンテンツの企画・構成
カメラ撮影と企画課題(2時間) 
第3回
映像制作1:映像編集と撮影の基礎
・画面サイズとアングル
・ビデオカメラとスマートフォン撮影の相違点
・企画と絵コンテ作成
企画と絵コンテ課題(2〜3時間)  
第4回
映像制作1:カメラ効果による映像制作
・カメラ撮影
撮影の表現方法課題(2時間) 
第5回
映像制作1:デジタル手法による映像制作
・デジタルコンテンツ制作
デジタルコンテンツ課題(2時間) 
第6回
映像制作1:映像編集・音編集
・映像編集と効果
・音の編集と効果
映像編集(2〜3時間) 
第7回
中間発表、相互評価、講評
自由制作に備えて企画、絵コンテ課題(2時間)
第8回
映像制作2:プリプロダクション
・企画・構成
・制作時の役割分担
・絵コンテ作成、撮影準備
チームでの撮影計画や準備(2時間)
第9回
映像制作2:映像撮影
・チームでの本番撮影
・映像演出
撮影や編集準備(2〜3時間) 
第10回
映像制作2:ポストプロダクション
・チームでの映像編集
必要に応じて追加撮影や編集作業(2〜3時間) 
第11回
映像制作2:ポストプロダクション
・編集でのエフェクト映像効果
必要に応じて追加撮影や編集作業(2〜3時間)  
第12回
映像制作2:中間発表、ディスカション
編集作業(2〜3時間)  
第13回
映像制作2:ポストプロダクション
・映像修正および公開時の注意点
編集作業(2〜3時間)  
第14回
映像制作2:作品発表、相互評価、講評、まとめ
作品完成 講評会準備(2時間)  


課題等に対するフィードバック
学修内容を授業内でフィードバックする
評価方法と基準
平常点:60%  課題成果:40% の配分で評価
課題の評価が一定水準を満たしていれば「C」とする.
テキスト
参考資料や情報は授業内で随時指示する
参考図書
授業毎回に必要な内容をファイルやプリント等で配付。複数の本やオリジナル資料等を使用。履修者は必ず確認やファイリングをすること
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
メディア・デザイン能力として、コンテンツ制作能力を身につける
履修登録前の準備
履修条件:映像制作技法・演習の履修済、または同等のスキルがあること
・受講はAdobe Premiere Pro、Photoshop、Illustratorなどが使えることが必須条件です。授業前までに各自で習得しておいて下さい。
・映像制作は予想以上に時間が掛かる作業です。授業時間外にも撮影や編集等を行いますので、ご留意下さい。また、学外コンペの応募や外部公開を行う場合がありますので、著作権や肖像権などに配慮したうえで制作をお願いします。
・スマートフォンや記録デバイス(USBなど)を用意ください。