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教員名 : 生駒 哲一
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授業コード
520314
オムニバス
科目名
システム制御
科目名(英語)
System Control
配当学年
3年
単位数
2.00単位
年度学期
2026年度秋学期
曜日時限
木曜1限
対象学科
基_電電,基_電情
コース
科目区分
専門科目
必選の別
選択科目
担当者
生駒 哲一
教室
5-203
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
現実の各種システムにおける制御工学の役割を学び、古典制御理論を修得する。すなわち伝達関数・ブロック線図による制御システムの表現、制御系の応答解析、更にフィードバックによる制御系の設計解析手法を学習する。また現代制御理論への橋渡しとして、状態空間における制御系の表現についても学ぶ。
達成目標1
伝達関数やブロック線図を用いて制御システムを表現できる。【20%】
達成目標2
ラプラス変換、フーリエ変換、z変換等の意味を理解し、設計解析に利用できる。【20%】
達成目標3
状態方程式を用いた制御システムの表現と解析について説明できる。【10%】
達成目標4
フィードバック制御系の安定性について説明でき、安定の判別ができる。【20%】
達成目標5
制御システムの応答をラプラス変換等の手法を用いて解析できる。【20%】
達成目標6
フィードバック制御システムの設計を理解し、説明ができる。【10%】
達成目標7
アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習
授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
制御工学の全体像
予習:①テキスト第1章「制御工学の全体像」を読む。②身近な制御システムを調べる。(1時間)
復習:①授業の要点をまとめる。②MATLABをインストールし、使ってみる。(2時間) 第2回
複素数とラプラス変換
第2回(予・復習)
予習:①テキスト第2章「複素数とラプラス変換」を読む。②複素数の計算、オイラーの公式を調べる。(1時間) 復習:①授業の要点をまとめる。②テキストの例題2.1〜例題2.5、章末問題2.1を自分で解く。(2時間) 第3回
線形時不変システムの表現と伝達関数
第3回(予・復習)
予習:①テキストの第3章「線形時不変システムの表現」および第4章1節「伝達関数」を読む。②RLC回路、バネ質量ダンパ系の微分方程式を調べる。(1時間) 復習:①授業の要点をまとめる。②テキストの例題4.1を自分で解く。(2時間) 第4回
基本要素の伝達関数
予習:①テキスト第4章2節「4.2 基本要素の伝達関数」の前半,「4.2.5 1次進み要素」までを読む。(1時間)
復習:①伝達関数とステップ応答について復習する。②テキストの例題4.2〜例題4.5を自分で解く。(2時間) 第5回
2次系の伝達関数と応答
予習:①テキスト第4章2節「4.2 基本要素の伝達関数」の後半,「4.2.6 2次遅れ要素」以降を読む。(1時間)
復習:①授業の要点をまとめ、2次系の応答分類を整理する。②テキストの例題4.6を自分で解く。(2時間) 第6回
ブロック線図
予習:①テキスト第4章3節「ブロック線図」を読む。②DCサーボモータとその微分方程式を調べる。(1時間)
復習:①授業の要点をまとめる。②テキストの例題4.7〜4.9を自分で解く。第4章の章末問題に取り組む。(2時間) 第7回
周波数伝達関数
予習:①テキスト第5章1節「周波数応答の原理と周波数伝達関数」と2節「周波数伝達関数の表現」を読む。②フーリエ変換、および、対数とデシベルについて復習する。(1時間)
復習:①授業の要点をまとめる。②例題5.2、5.3を自分で解く。③ボード線図について整理する。(2時間) 第8回
基本要素の周波数伝達関数
予習:①テキスト第5章3節「基本要素の周波数伝達関数」と4節「周波数伝達関数の意味」を読む。②2次系の伝達関数について復習する。(1時間)
復習:①授業の要点をまとめる。②例題5.5〜5.8を自分で解く。(2時間) 第9回
状態空間表現
予習:①テキスト第6章「状態空間表現」を読む。②RLC回路、バネ質量ダンパ系の微分方程式について復習する。③行列、行列式、逆行列について復習する。(1時間)
復習:①授業で配布された資料の要点を、自分の言葉でまとめる。②例題6.1-6.8を自分で解く。(2時間) 第10回
演習
予習:第1回〜第9回の内容を復習する。(3時間)
復習:演習で実施した内容を振り返り、分からなかった箇所を調べて理解しておく。(2時間) 第11回
LTIシステムの安定性とフィードバックシステムの安定性
予習:①テキストの第9章「LTIシステムの安定性」および第10章「7 フィードバックシステムシステム」を読む。②ブロック線図について復習する。(1時間)
復習:①授業で配布された資料の要点を、自分の言葉でまとめる。②例題9.1、9.2、10.1、10.2を自分で解く。(2時間) 第12回
制御系の過渡特性
予習:①テキスト第11章「制御系の過渡特性」を読む。②2次系のステップ応答について復習する。(1時間)
復習:①授業で配布した資料の要点を、自分の言葉でまとめる。②例題11.1を自分で解く。(2時間) 第13回
制御系の定常特性
予習:①テキスト第12章「制御系の定常特性」を読む。②フィードバック系の安定性について復習する。(1時間)
復習:①授業で配布された資料の要点を、自分の言葉でまとめる。②例題12.1、12.2、12.3を自分で解く。(2時間) 第14回
制御系設計
予習:①テキスト第13章「制御系設計仕様」および第14章「古典制御理論による制御系設計」の前半(4節「フィードバック補償」まで)を読む。(1時間)
復習:①授業で配布された資料の要点を、自分の言葉でまとめる。②PID制御のパラメータについて整理する。(2時間) 課題等に対するフィードバック
授業内において、必要に応じて解説等でフィードバックする。
評価方法と基準
演習成績(40%)と期末試験の成績(60%)から、総合評価点を求める。
評価点60点以上の場合に単位を与える。 テキスト
足立修一『 制御工学の基礎』東京電機大出版局(2016年)【ISBN:9784501117504】
参考図書
足立修一『 MATLABによる制御工学』東京電機大出版局(1999年)【ISBN:9784501319908】
足立修一『信号とダイナミカルシステム』コロナ社(1998年)【ISBN:9784339033021】 科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
各種システムの制御を学びたい学生には、必須の科目である。本科目を履修した上で、各種の具体的な制御応用システムに取り組むことを勧める。電気電子工学実験IIIa、IVaでのモータ(三相電動誘導機)等の制御の実習にも関連し、その理論的事項を本科目では学ぶ。
履修登録前の準備
科目「システム解析」を事前に履修することを強く推奨する。
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