シラバス情報

授業コード
521292
オムニバス
科目名
道徳教育の指導法
科目名(英語)
Study of Moral Education
配当学年
3年
単位数
2.00単位
年度学期
2026年度秋学期
曜日時限
月曜2限
対象学科
基_機械
コース
科目区分
教職科目
必選の別
教職科目
担当者
瀧ヶ崎 隆司
教室
2-178
実務家教員担当授業
授業の目的と進め方
本講義では、中学の教員を目指す学生が、道徳及び道徳教育について多角的に、かつ深く学ぶことを目的とする。道徳教育の基本的な理論と方法を習得した上で、日本工業大学で学んだ実工学を活かして個性的で効果的な道徳教育ができるようにする。
達成目標1
道徳の本質を理解し、説明できる。【30%】
達成目標2
道徳教育の方法や歴史、子どもの道徳性の発達について理解し、効果的な授業を組み立てることができる。【30%】
達成目標3
学習指導要領の内容を理解した上で、道徳の時間の学習指導案を作成できる。【20%】
達成目標4
教職に就いた際、及び教育実習において最低限の道徳教育ができる。【20%】
達成目標5
達成目標6
達成目標7

アクティブラーニング
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
その他課題解決型学習

授業計画
授業時間外課題(予習および復習を含む)
第1回
道徳とは何か
テキストの第1章第1節「社会の中の道徳」、第2節「社会の変化と道徳教育」を事前に読んでおく(1時間)。
復習として、道徳に含まれるが法の範囲外のこと、逆に法的なことであるが道徳とは無関係のことについて、具体的な事例を考える(1時間)。
国によって道徳の基準が異なる事例を探してみる。また、我が国においても時代によって道徳の規準が異なっていた事例を考える。(1時間)
第2回
道徳性の発達
道徳教育とは何か

テキストの第1章第3節「これからの道徳教育のあり方」、第2章第2節「道徳性の発達」、第3節「道徳性の発達を支える要因」を事前に読んでおく(1時間)。参考図書の第2章「認知発達」なども参照するとよい。
復習として、「道徳性の発達」を意識した授業について調べる(2時間)。
第3回
学校における道徳教育
テキストの第1章第4節「現代社会における学校の道徳教育を考える」、第6章第1節「学習指導要領と道徳教育」(2時間)を事前に読んでおく。
復習として、「道徳教育推進教師」について調べる(2時間)。
第4回
道徳教育の計画、道徳科の評価

テキスト第6章第2節「指導計画の作成」、第4節「道徳科の評価」を事前に読んでおく(1時間)。
復習として、「中学校道徳の学習指導案」の例を調べ、指導案に含めるべき事項を確認する(2時間)。
第5回
道徳教育の歴史、諸外国の道徳教育
テキスト第5章「道徳教育の史的変遷」、第3章「西洋における時代や社会の変遷と道徳教育の課題」を事前に読んでおく(1時間)。
復習として、道徳教育の制度の変遷を整理する(2時間)。
第6回
教材研究
事前に、指導案作成のための資料を探す(2時間)。
復習として道徳の教科書や資料を読み込み、主題やねらいを確認する(2時間)。
第7回
学習指導案の作成
テキスト第6章第3節「道徳科の指導」を事前に読んでおく(1時間)。
指導案を完成させる(5時間)。
第8回
学習指導案の相互評価
グループの他のメンバーが作成した学習指導案を事前に読み、良い点や修正すべき点を確認しておく(2時間)。
相互評価をもとに学習指導案を修正する(3時間)。
第9回
模擬授業(第1グループ・第2グループ、1回目)
作成した指導案に基づいて模擬授業の練習をする(2時間)。
実際に模擬授業を行って見えてきた課題を解決する(1時間)。
第10回
模擬授業(第3グループ・第4グループ、1回目)
第1グループ、第2グループの模擬授業の観察を踏まえ、模擬授業の練習をする(2時間)。
実際に模擬授業を行って見えてきた課題を解決する(1時間)。
第11回
模擬授業(第1グループ、2回目)
1回目の模擬授業の反省を踏まえ、模擬授業の練習をする(2時間)。
実際に模擬授業を行って見えてきた課題を解決し、学習指導案を再修正する(1時間)。
第12回
模擬授業(第2グループ、2回目)
1回目の模擬授業の反省および第1グループの模擬授業の観察を踏まえ、模擬授業の練習をする(2時間)。
実際に模擬授業を行って見えてきた課題を解決し、学習指導案を再修正する(1時間)。
第13回
模擬授業(第3グループ、2回目)
1回目の模擬授業の反省および第1グループ・第2グループの模擬授業の観察を踏まえ、模擬授業の練習をする(2時間)。
実際に模擬授業を行って見えてきた課題を解決し、学習指導案を再修正する(1時間)。
第14回
模擬授業(第4グループ、2回目)
1回目の模擬授業の反省および第1グループ〜第3グループの模擬授業の観察を踏まえ、模擬授業の練習をする(2時間)。
実際に模擬授業を行って見えてきた課題を解決し、学習指導案を再修正する(1時間)。


課題等に対するフィードバック
学習指導案やレポートの講評は授業内で随時行う。
評価方法と基準
試験30%、学習指導案及び模擬授業50%、平常点(レポートなど)20%
なお、学習指導案及び模擬授業については学生同士の相互評価の結果も含む。
以上の配点で総合得点を求め、60点以上を合格とする。

テキスト
内山宗昭・来栖淳『道徳教育の理論と方法』成文堂(2017)【ISBN:9784792392659】
参考図書
古屋喜美代・関口昌秀・荻野佳代子『児童生徒理解のための教育心理学』ナカニシヤ出版(2013)【ISBN:9784779507144】
科目の位置づけ(学習・教育目標との対応)
本講義は、中学の技術科・数学科の教育職員免許状を取得するための必修科目である。道徳の意味を考え、道徳教育の方法や歴史を学び、さらに、道徳の時間の学習指導案の作成などを学ぶことで、教員として道徳教育ができる最低限の力を獲得する。
本科目の単位を取得していない場合は、4年次に中学校で教育実習を行うことはできない。 
履修登録前の準備
学習指導要領の道徳の項を読んでおくこと。新聞等で道徳・道徳教育に関するニュースを常に確認しておくこと。